産経大阪杯
有力馬診断

[7 ]ディープスカイ
休み明けでも乗り込んで仕上がりは良さそう。前年のダービー馬ネオユニヴァースとメイショウサムソンは大阪杯を勝っているが、ディープスカイは休み明け、59キロ、★勝ち星のない芝2000m、★内回りコースと2頭より課題多い。ネオユニヴァースとメイショウサムソンは中山芝2000mの皐月賞を勝っていたが、ディープスカイは皐月賞はコースが向かないためパスし、NHKマイルCを使ったという経緯がある。軽視するならこのあたり。ただし当時は中山には向かない追い込みタイプだったが、今は天皇賞(秋)のように好位からの競馬ができる。レースを使って当時とは力も違う。本格化した今なら内回りの芝2000mをこなせるのではないか。今年の競馬界を背負って行く馬。よほど変な競馬にならなければ、勝ち負けと考えるべきか。

[6+]ドリームジャーニー
有馬記念で0.4秒差の4着に善戦。AJCCは荒れた渋った馬場、内を通った馬が有利な馬場で惨敗したが、中山記念では前残りの展開をメンバー最速の34.2秒で馬群を捌いて鋭く伸び、カンパニーにクビ差まで迫った。芝1800mのG2ではあり得ない前半5F61.9秒のスローペース。これを末脚の切れ味だけで覆したのだから大したもの。機動力があるため、4つのコーナーがあるコースが合うタイプ。阪神芝2000mは朝日CCを1分58秒5の好タイムで勝っている。神戸新聞杯ではアサクサキングスを差し切っており、直線に坂のある阪神コースは合う。馬が成長して追い切りで攻められるようになった点も強調材料。土曜は外からの差しが決まっていた。天気は持ち直して、馬場は回復する方向。渋った馬場では厳しい。

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