2020年 9月 5日(土) 2回札幌7日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第55回札幌2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1800m 14頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 8 13 ソダシ 牝 2 吉田隼人 54 1.48.2 36.7 2 474 (栗)須貝尚介
2 5 8 ユーバーレーベン 牝 2 戸崎圭太 54 1.48.2 36.6 5 478 (美)手塚貴久
3 4 6 バスラットレオン 牡 2 坂井瑠星 54 1.48.5 37.2 1 462 (栗)矢作芳人
4 8 14 アオイゴールド 牝 2 団野大成 54 1.48.6 37.0 12 456 (美)和田雄二
5 2 2 ヴェローチェオロ 牡 2 大野拓弥 54 1.48.7 37.1 9 454 (栗)須貝尚介
6 7 12 ヴィゴーレ 牡 2 池添謙一 54 1.48.9 37.1 10 454 (栗)松永幹夫
7 5 7 コスモアシュラ 牡 2 丹内祐次 54 1.49.1 37.3 11 484 (美)中野栄治
8 7 11 ウイングリュック 牡 2 和田竜二 54 1.49.5 38.1 4 464 (栗)宮徹
9 6 9 ウインルーア 牝 2 横山武史 54 1.49.5 37.8 6 436 (美)青木孝文
10 6 10 リキサントライ 牡 2 柴山雄一 54 1.49.7 37.9 14 484 (栗)池添兼雄
11 3 3 ジオルティ 牡 2 ルメール 54 1.50.2 38.3 7 472 (栗)杉山晴紀
12 3 4 カガフラッシュ 牡 2 江田照男 54 1.50.4 38.3 13 446 (美)萱野浩二
13 1 1 ピンクカメハメハ 牡 2 武豊 54 1.50.5 39.2 3 458 (栗)森秀行
14 4 5 スライリー 牝 2 石川裕紀 54 1.50.8 39.2 8 430 (美)相沢郁
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LAP :12.3-11.0-11.7-12.1-12.1-12.1-11.9-12.0-13.0
通過:35.0-47.1-59.2-71.3 上り:73.2-61.1-49.0-36.9 平均:1F:12.02 / 3F:36.07
単勝 13 \470
複勝 13 \160 / 8 \290 / 6 \150
枠連 5-8 \1560 (6)
馬連 08-13 \2360 (9)
ワイド 08-13 \900 (9)/ 06-13 \410 (1)/ 06-08 \830 (7)
馬単 13-08 \3920 (11)
3連複 06-08-13 \3060 (2/364)
3連単 13-08-06 \17670 (18/2184)
ソダシは4番手から早めに動いて4コーナーで先頭に立ち、メンバー2位の36.7秒で後続を完封しレースを制した。勝ちタイム1分48秒2でレコード。ピンクカメハメハが逃げて前半5F59.2秒の速い流れ。レースのラスト3Fは36.9秒でラップは11.9−12.0−13.0秒。上がりの掛かる消耗戦になった。ソダシは外からユーバーレーベンに捲られて早めに動かざるをえなかったが、最後までしぶとく伸びて抜かせなかった。新馬戦はスローペースでラスト3F尻上がりラップで勝ったが、上がりの掛かる消耗戦で勝ったことを評価したい。時計の掛かる北海道の洋芝も合っているのだろう。白毛馬初のJRA芝重賞制覇となった。レコードで走って時計のメドは立ったが、今後は中央で決め手勝負に対応できるかがカギになりそうだ。
ユーバーレーベンは出遅れて最後方を進み、3コーナー手前から大外から一気に上がって先団に取りつき、メンバー最速の36.6秒で上がってクビ差の2着。4コーナーで逆手前で走って外に膨れて前に離されたが、直線で再度エンジンが点火してクビ差まで詰めた。淀みのない流れで消耗戦になったとはいえ、最後方から捲っていい脚を長く使い能力を示した。前走東京で不良馬場の新馬戦を勝ったが、札幌の洋芝でも全く問題なかった。ゴールドシップ産駒でタフな馬場が合っているのだろう。末脚の持続力は今後も大きな武器になる。
バスラットレオンは2番手からメンバー6位の37.2秒で上がって0.3秒差の2着。ソダシに交わされた後もしぶとく食い下がっていた。新馬戦は前半5F65.1秒のスローペースで今回は前半5F59.2秒で上がりの掛かる消耗戦になったが、しぶとく粘って地力を示した。リーディングトップの矢作厩舎の管理馬は2歳時から鍛えられている。キズナ産駒で速い上がりを繰り出せるタイプ。これから馬体がパンとすれば走ってきそうな馬。中央場所でも活躍できそうだ。
アオイゴールドは中団から押し上げてメンバー3位の37.0秒で上がって0.4秒差の4着。勝負どころでユーバーレーベンに外から捲られて早めに動くことになったが、最後までしぶとく伸びていた。前走は福島で1分53秒2(稍重)だったが、1分48秒6で走って4.8秒詰めている。ゴールドシップ産駒でタフな馬場が合う地力タイプ。条件が揃えば1勝クラスでチャンスがありそうだ。
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