小倉2歳S
2020/9/6 小倉競馬場 芝1200m

レース展望

過去10年で1番人気は[3−3−0−4]で6連対。前走小倉芝1200mで0.3〜0.8秒差をつけて勝った馬は[1−2−0−1]で堅実。2番人気は[3−2−1−4]で5連対、3番人気は[3−0−1−6]で3連対。6〜9番人気は2連対、10番人気以下は3連対。最近6年は隔年で10番人気以下が連対し、馬連は216倍、15倍、49倍、31倍、296倍、13倍で荒れている。

前走小倉芝1200mで前に行って2着に0.3秒差以上をつけて勝った馬が9連対。速い流れを経験した馬が強い。前半3F33秒台で3番手以内につけて勝った馬、特に逃げ切った馬に注目。牡馬は[6−7−8−71]、牝馬は[4−3−2−53]。牝馬は1、2番人気[3−2−1−5]だが、3〜9番人気は[0−0−1−23]。13、15番人気で連対したのは牝馬。穴で若手騎手が騎乗した牝馬に注意。

モントライゼは新馬戦で先行して伸び切れず頭差の2着。勝ったヨカヨカはフェニックス賞、ひまわり賞を連勝した。前走未勝利戦は前半5F35.2秒で逃げ、メンバー最速の35.0秒で後続を引き離し1分10秒2(稍重)で2着に1.7秒差をつけて大差勝ち。軽く仕掛けただけで後続を引き離し、最後は流す余裕があった。キャロットファームのダイワメジャー産駒。4月以降の重賞で川田騎手は[0−1−2−18]。

ルクシオンは小倉芝1200mの新馬戦(九州産)を前半3F34.8秒で逃げ、メンバー2位の35.0秒で後続を引き離し1分9秒8で3馬身差で圧勝。直線で軽く仕掛けられただけで大楽勝だった。3着テイエムサツマドンはひまわり賞でヨカヨカに0.6秒差の2着に入った。九州産馬でもひまわり賞に使わずに小倉2歳Sに使ってきた。河内厩舎のエイシンフラッシュ産駒。420キロ台の小柄な牝馬。馬場悪化が課題か。

小倉芝1200mの新馬戦を圧勝したメイケイエール、小倉芝1200mの未勝利戦をレコードで圧勝したフリード、函館2歳S4着馬フォドラ、前走フェニックス賞2着のセレッソフレイムなど。今年は登録馬11頭のうち牡馬がメイケイエール、カシノレオの2頭しかいない。日曜は台風が接近し大荒れになりそう。台風の進路によっては小倉競馬が開催できない可能性もある。

メイケイエールは小倉芝1200mの新馬戦を3番手からメンバー2位の35.3秒で抜け出して1分9秒4で5馬身差で圧勝。1枠1番からロスなく回り、直線で外に出すと馬なりのまま後続を引き離した。新種牡馬ミッキーアイル産駒。武豊騎手に乗り替わる。フリードは小倉芝1200mの未勝利戦を前半3F32.9秒で逃げて1分7秒5のレコードで2馬身差で圧勝。馬場が渋ってもスピードの絶対値で押し切るか。


レース回顧

2020年 9月 6日(日) 2回小倉8日  天候: 雨   馬場状態: 重 
11R  第40回小倉2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指)  芝 1200m   10頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 7  8  メイケイエール     牝 2 武豊      54  1.09.6 35.1  2 460 (栗)武英智
2 8  9  モントライゼ       牡 2 川田将雅  54  1.09.8 35.7  1 482 (栗)松永幹夫
3 2  2  フォドラ           牝 2 北村友一  54  1.10.5 36.0  5 402 (栗)牧浦充徳
4 7  7  ルクシオン         牝 2 松山弘平  54  1.10.8 35.9  7 426 (栗)河内洋
5 8 10 $フリード           牝 2 和田竜二  54  1.10.8 36.9  3 482 (栗)西園正都
6 5  5  アールラプチャー   牝 2 太宰啓介  54  1.11.2 37.0  6 454 (栗)千田輝彦
7 1  1  ラマルセイエーズ   牝 2 幸英明    54  1.11.3 36.3 10 456 (栗)森田直行
8 6  6  セレッソフレイム   牝 2 小牧太    54  1.11.4 36.9  4 432 (栗)服部利之
9 4  4  リサコーハク       牝 2 松若風馬  54  1.11.5 37.2  8 428 (栗)川村禎彦
10 3  3  カシノレオ         牡 2 酒井学    54  1.12.1 37.1  9 492 (栗)鈴木孝志
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LAP :11.7-10.6-11.6-11.8-12.1-11.8
通過:33.9-45.7-57.8-69.6  上り:69.6-57.9-47.3-35.7  平均:1F:11.60 / 3F:34.80
単勝   8 \630 
複勝   8 \160 / 9 \110 / 2 \210 
枠連   7-8 \320 (1) 
馬連   08-09 \470 (1) 
ワイド 08-09 \240 (1)/ 02-08 \680 (10)/ 02-09 \330 (4) 
馬単   08-09 \1330 (5) 
3連複 02-08-09 \1080 (3/120) 
3連単 08-09-02 \6280 (20/720) 

メイケイエールは中団の外からメンバー最速の35.1秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分9秒6(重)。フリードが逃げて前半3F33.9秒のハイペース。メイケイエールは道中頭を上げて折り合いを欠き気味だったが、直線でモントライゼが抜け出した後に外から鋭く伸びて差し切った。モントライゼの上がりを0.6秒上回っている。メイケイエールは鹿毛だが、祖母ユキチャン、その母シラユキヒメで白毛の一族。札幌2歳Sでソダシが白毛馬の芝重賞初制覇を飾っている。これで過去10年で武豊騎手は[3−3−1−0]、3番人気以内では[3−3−0−0]となった。新種牡馬ミッキーアイル産駒が重賞初制覇。今後は距離を延ばしていくことになりそうだ。

モントライゼは2番手からメンバー2位の35.7秒で上がって後続を引き離したが、外からメイケイエールに差されて0.2秒差の2着。3着には4馬身差をつけている。2番手から自分のレースをして力を出し切ったが、メイケイエールの道悪適性、末脚の威力が上だった。川田騎手は勝ち馬とは馬場適性の差とコメント。これまで3戦は全て渋った馬場。良馬場でスピードの絶対値の高さを示す可能性があることを付け加えておく。これで4月以降の重賞で川田騎手は[0−2−2−18]で未勝利。1番人気では[0−1−0−6]でようやく今回連対を確保した。

フォドラは道中5番手に控え、内めをロスなく立ち回り、メンバー4位の36.0秒で上がって0.9秒差の3着。道中スムーズさを欠き、直線でもごちゃついたが、最後までしぶとく伸びて3着を確保。馬体が6キロ減って402キロ。小柄な牝馬がタフな重馬場でよく走っている。流れが速くなっただけに北村友騎手がフリードと逃げ争いせずに控えたことが結果的にプラスに働いている。

ルクシオンは後方からメンバー3位の35.9秒で伸びて1.2秒差の4着。426キロの小柄な牝馬。新馬戦は逃げて圧勝したが、松山騎手が重馬場を考慮して後方に控え、直線でしぶとく伸びて4着まで押し上げた。最後の伸びを見る限り、もう少し積極的なレースをしていれば馬券圏内があったかもしれない。

フリードは押してハナを切ったが、直線で一杯になって1.2秒差の5着。上がりはメンバー6位タイの36.9秒。開幕週の新馬戦を逃げて1分7秒5のレコードで圧勝したが、今回は重馬場で行きっぷりが悪く、直線で早々と一杯になった。体型的にタフな馬場をこなしそうだが、現時点では軽い馬場の方が良さそうだ。



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