2020年12月 5日(土) 5回中山1日 天候:小雨 馬場状態:稍重
11R 第54回スポーツニッポン賞ステイヤーズS
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(特指) 芝 3600m 15頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 6 11 オセアグレイト 牡 4 横山典弘 56 3.52.0 34.8 7 496 (美)菊川正達
2 7 13 タガノディアマンテ 牡 4 津村明秀 56 3.52.0 35.2 8 474 (栗)鮫島一歩
3 2 3 ポンデザール 牝 5 ルメール 54 3.52.3 35.0 1 496 (美)堀宣行
4 6 10 タイセイトレイル 牡 5 坂井瑠星 56 3.52.5 35.5 9 494 (栗)矢作芳人
5 5 9 ヒュミドール セ 4 吉田豊 56 3.52.6 34.9 6 462 (美)小手川準
6 3 4 ボスジラ 牡 4 横山武史 56 3.52.7 35.2 3 518 (美)国枝栄
7 7 12 ステイブラビッシモ セ 7 江田照男 56 3.53.2 35.7 13 464 (美)久保田貴
8 4 6 リッジマン 牡 7 古川吉洋 56 3.53.3 35.7 11 456 (栗)庄野靖志
9 2 2 シルヴァンシャー 牡 5 戸崎圭太 56 3.53.4 35.5 2 476 (栗)池江泰寿
10 5 8 アドマイヤアルバ セ 5 大野拓弥 56 3.54.1 35.7 12 480 (美)宮田敬介
11 8 14 ゴールドギア 牡 5 田辺裕信 56 3.54.1 35.5 10 488 (美)伊藤圭三
12 1 1 オーシャンビュー 牡 7 嘉藤貴行 56 3.54.8 36.4 14 466 (美)伊藤伸一
13 3 5 アルバート 牡 9 岩田康誠 56 3.55.4 37.3 5 472 (栗)橋口慎介
14 4 7 メイショウテンゲン 牡 4 池添謙一 56 3.55.8 37.7 4 462 (栗)池添兼雄
15 8 15 ルミナスウォリアー 牡 9 黛弘人 56 3.56.2 38.0 15 476 (美)萱野浩二
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LAP :13.3-12.4-14.1-13.5-12.9-12.3-13.0-13.7-13.0-13.5-14.1-13.8-13.0-12.2-12.0-11.4-11.4-12.4
通過:39.8-53.3-66.2-78.5 上り:72.4-59.4-47.2-35.2 平均:1F:12.89 / 3F:38.67
単勝 11 \1380
複勝 11 \430 / 13 \520 / 3 \180
枠連 6-7 \5890 (17)
馬連 11-13 \11100 (38)
ワイド 11-13 \2950 (37)/ 03-11 \1140 (14)/ 03-13 \1360 (18)
馬単 11-13 \22550 (73)
3連複 03-11-13 \13890 (54/455)
3連単 11-13-03 \121150 (432/2730)
オセアグレイトは3番手からメンバー最速の34.8秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは3分52秒0(稍重)。タガノディアマンテが逃げて前半5F66.2秒、後半5F59.4秒。中盤に13秒以上のラップが7F続き、ラスト5Fからペースアップする展開。馬場が緩んで前残り傾向が強くなり完全前残りになった。オセアグレイトは追い込み決着になったダイヤモンドSで先行して3着に粘った馬。緩い馬場、スローペース、前残りの展開を味方に重賞初制覇を飾った。例年は3分45秒前後で決着するが、勝ちタイムは過去10年で最も遅い。これで横山典騎手は13年以降のステイヤーズSで1、1、2、8、1着。ステイヤーズSのスペシャリストが7番人気で穴をあけた。
タガノディアマンテはハナを切って前半5F66.2秒のスローペースで進み、メンバー4位タイの35.2秒で上がって頭差の2着。穴馬が8番人気で激走した。昨年の菊花賞で早めに捲って見せ場を作り、2走前の万葉Sは後方から捲ってメンバー最速の35.8秒で抜け出して3馬身半差で圧勝。いい脚を長く使って長距離適性を示していた。心肺機能が高い一族で半兄タガノトネールは武蔵野Sを逃げてレコード勝ち、半兄タガノエスプレッソは障害を使って[4−0−2−2]で阪神ジャンプS、京都ジャンプSを2連勝。津村騎手が逃げて持ち味を引き出したが、あと一歩足りなかった。津村騎手はG2以上では未勝利なので注意したい。
ポンデザールは3番手からメンバー3位の35.0秒で伸びて0.3秒差の3着。スローペースで前残りになるとみたルメール騎手が早めに押し上げて3番手につけ、あとは直線で前を交わすだけだったが伸び切れなかった。雨は午前中で止む予報だったが、雨が降り続いて馬場が悪化したことが堪えたのだろう。もう少し軽い馬場ならもっとやれたのではないか。4〜9月は[5−0−0−2]、10〜3月は[0−0−1−5]。夏場に走るタイプということもあるか。
ヒュミドールは7番手からメンバー2位の34.9秒で伸びて0.6秒差の5着。中団から外を回っていい脚を長く使っている。前走3勝クラスを勝ったばかりだが、重賞でやれるメドが立った。1、2着馬と同じオルフェーヴル産駒で祖母にキストゥヘヴン。ダイヤモンドSで軽ハンデになれば狙い目がありそうだ。
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