弥生賞
2021/3/7 中山競馬場 芝2000m

レース展望

皐月賞トライアル。過去10年で1番人気は[4−2−0−4]で6連対。単勝1倍台は[3−1−0−1]、キャリア3戦以上なら[2−0−0−0]で堅実。2番人気は[3−1−2−4]で4連対、3番人気は[0−1−2−7]で1連対。6〜9番人気が6連対、10番人気以下が1連対。過去6年の馬連は33倍、2倍、43倍、3倍、326倍、3倍で隔年で中穴以上が飛び出している。今年は荒れる番か。

連対馬20頭のうち12頭が前走1着、19頭が前走5着以内。前走6着以下は[0−1−1−24]で連対した前走朝日杯FS7着馬は2走前に札幌2歳Sを勝っていた。6番人気以下で連対した7頭のうち6頭が3コーナーで5番手以内につけていた。流れが緩むことが多く、ある程度前につけた馬が人気薄で激走している。7頭のうち5頭に1勝クラスで連対があった。穴でこのタイプを絡めたい。

ダノンザキッドは新馬、東スポ杯2歳S、ホープフルSを最速上がりで3連勝。前走ホープフルSは好位の外から最速タイの36.4秒で差し切って2分2秒8で優勝。最後はスパッと切れるというより、大きなストライドでバテながらジリジリと伸びてきた。先週の中山は幕張Sが1分31秒8、中山記念が1分44秒9の高速決着になったが、弥生賞は高速決着にならない傾向。体力と地力で押し切るか。

シュネルマイスターは札幌芝1500mの新馬と中山芝1600mのひいらぎ賞を最速上がりで2連勝。前走ひいらぎ賞は休み明けで馬体が14キロ増えていたが、中団から最速タイの35.4秒で差し切り1分35秒8で3馬身差で圧勝。ドイツで生産されたキングマン産駒で馬主はサンデーR。まだ馬体に緩さがあるだけに距離2000mをこなせるかがカギ。ルメール騎手&手塚厩舎は昨年ワーケアで2着。

東スポ杯2歳S4着&ホープフルS5着のタイトルホルダー、京成杯2着馬タイムトゥヘヴン、同3着馬テンバガー、未勝利と1勝クラスを連勝したワンデイモア、前走新馬戦を勝ったホウオウサンデーなど。タイトルホルダーは前に行ってしぶとい脚を使えるタイプ。テン乗りの横山武騎手に乗り替わる。タイムトゥヘヴンは中山芝2000mで連対した2戦は2分3秒台。軽い馬場で流れたときにどこまで対応できるか。



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