フローラS
2021/4/25 東京競馬場 芝2000m

レース展望

オークストライアル。過去10年で1番人気は[3−1−0−6]で4連対。過去5年は[1−0−0−4]で1連対のみ。19年はセラピアが14着、昨年はスカイグルーヴが5着に終わった。2番人気は[1−5−1−3]で6連対、3番人気は[2−0−2−6]で2連対。6〜9番人気は2連対、10番人気以下は4連対。過去5年の馬連は19倍、320倍、133倍、16倍、28倍で荒れている。

連対馬16頭が前走3着以内、残る4頭は前走フラワーC4着、クイーンC6着、1勝クラス4、9着。前走1勝クラス勝ち馬が現在4連勝中。近年の傾向から前走重賞で5着前後に負けた馬の巻き返しに注意。連対馬20頭のうち9頭が1勝馬。勝ち馬は10頭のうち3頭が1勝馬。メンバーレベルが高くないため、1勝馬でも通用している。1勝馬はOP以上で4着以内がある馬と前走未勝利戦を勝った馬に注意。

ユーバーレーベンは札幌2歳Sで外から捲ってソダシにクビ差の2着。1分48秒2のレコードで走っている。阪神JFは後方から最速の33.6秒で追い込んで0.1秒差の3着。勝ったソダシ、2着サトノレイナスは桜花賞でもワンツーを決めた。前走フラワーCは2位の35.1秒で追い込んで0.2秒差の3着。緩い流れで外を回ったことが影響している。東京の長い直線を味方に外から突っ込むか。鞍上はMデムーロ騎手。

オヌールは阪神芝1800mの新馬、アルメリア賞を2位の33.4秒、32.7秒で抜け出して2連勝。社台RHで7000万円で募集されたディープインパクト産駒で阪神牝馬Sを制したデゼルの半妹。410キロ台の小柄な牝馬だが、速い上がりを繰り出せるタイプ。アルメリア賞で最速の32.5秒で2着に入ったジャスティンカフェはアーリントンC13着。そこが少し気になるが、あっさり勝つとオークスが面白くなる。

前走フラワーC5着のクールキャット、前走若駒Sを勝ったウインアグライア、未勝利&ゆりかもめ賞を連勝したパープルレディー、新馬戦を勝ったスノークォーツ、未勝利戦を勝ったアンフィニドールなど。クールキャットは前走フラワーCで後方から最速の35.0秒で追い込んで0.3秒差の5着。フェアリーSで後方から一気に先頭に立ったり、チグハグなレースをしている。新馬戦を勝ったルメール騎手でどこまで変わるか。



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