エプソムC
2021/6/13 東京競馬場 芝1800m

レース展望

過去10年で1番人気は[3−2−1−4]で5連対。前走G2以上は[3−0−0−0]、前走G3は[0−0−0−2]。4歳馬は[3−2−0−2]、5、6歳馬は[0−0−1−2]。2番人気は[3−1−1−5]で4連対、3番人気は[0−2−0−8]で2連対。連対馬17頭が5番人気以内、残る3頭は6、7、9番人気。過去5年の馬連は7倍、16倍、22倍、56倍、122倍。年々波乱傾向が強まっている。

6番人気以下は[1−2−6−104]で3着に人気薄が来ることが多い。昨年は最低18番人気のトーラスジェミニが逃げて3着に粘っている。年齢別では、3歳[0−0−0−1]、4歳[7−6−3−17]、5歳[2−1−2−41]、6歳[1−3−3−28]、7歳以上[0−0−2−46]で4歳馬が13連対。勝ち馬10頭のうち9頭が4、5歳馬。7歳以上は8、15番人気が3着。3連単の3着に絡めたい。

アルジャンナは[1−3−1−2]で東スポ杯2歳S2着、きさらぎ賞3着、毎日杯2着、マイラーズC2着がある。前走マイラーズCは10番手から最速の33.7秒で上がって0.2秒差の2着。直線で捌くのに苦労したぶん届かなかった。芝1800mは[0−2−1−0]で東京では東スポ杯2歳Sでコントレイルの2着がある。今回はテン乗りのルメール騎手が騎乗する。今年の重賞で池江厩舎は[0−3−2−26]。マイラーズCを勝ったケイデンスコールは安田記念で10着に終わったが、アルジャンナはG3なら問題ないか。

サトノフラッグは[3−1−1−5]で弥生賞1着、セントライト記念2着、菊花賞3着がある。今年はAJCC(不良)で後方から捲って11着、金鯱賞(重)は2番手から伸び切れず7着に終わった。重馬場の弥生賞を勝ったが、稍重以上では[1−0−0−4]、良馬場では[2−1−1−1]。東京では芝2000mの2歳未勝利戦を1分59秒5のレコードで圧勝している。芝1800mは初めてになるが、G1、G2実績馬が56キロで出走できる。今年の重賞で戸崎騎手は[2−0−4−13]で国枝厩舎なら[2−0−2−2]。

谷川岳S勝ち馬シュリ、セレクトセール6億円馬アドマイヤビルゴ、19年の皐月賞2着馬ヴェロックス、3連勝中のヤシャマル、2連勝中のファルコニア、重賞2勝馬ニシノデイジーなど。シュリは[6−1−0−3]、良馬場では[6−1−0−1]で武豊騎手が出遅れて折り合いを欠いた京都金杯5着を除き連対を確保。OP特別は2戦2勝でリゲルS、谷川岳Sを勝っている。テン乗りのMデムーロ騎手が騎乗する。ニシノデイジーは近走大不振だが、芝1800mは[3−1−0−0]で札幌2歳S、東スポ杯2歳Sを勝っている。



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