神戸新聞杯
2021/9/26 中京競馬場 芝2200m

レース展望

菊花賞トライアル。今年も中京芝2200mで行われる。過去10年で1番人気は[8−1−0−1]で9連対。ダービー馬は[4−0−0−0]。単勝1.2〜1.4倍台は[4−0−0−0]、1.5〜1.9倍は[2−1−0−0]、2倍台は[2−0−0−1]。2番人気は[1−3−2−4]で4連対、3番人気は[1−2−3−4]で3連対。連対馬16頭が3番人気以内、残る4頭は6、7、8、8番人気。過去5年の馬連は11倍、4倍、7倍、1.3倍、6倍で10倍台までに収まっている。

前走ダービーで5着以内に入った馬は[9−5−0−4]で9勝14連対。前走ダービーでメンバー1、2位の上がりを繰り出して5着以内に入った馬は[5−2−0−0]で連対率100%。今年は1着シャフリヤール、3着ステラヴェローチェがダービーで最速タイの33.4秒だった。連対馬18頭が前走5着以内。そのうち14頭が前走ダービーに出走していた。前走10着以下は[0−1−1−23]で2着はダービー11着のサウンドオブアース、3着はダービー10着のサトノアーサー。

シャフリヤールは[3−0−1−0]で3着以内を確保。休み明けの共同通信杯は0.4秒差の3着に負けたが、毎日杯を1分43秒9のレコードで優勝。前走ダービーは中団から最速タイの33.4秒でエフフォーリアをハナ差交わして2分22秒5で優勝。後半5F57.0秒で高速ラップの持続力を示した。全くタイプは違うが、全兄アルアインはセントライト記念2着、菊花賞7着だった。過去10年の神戸新聞杯で福永騎手は[2−2−1−2]で1番人気では[2−1−0−0]。昨年単勝1.1倍のコントレイルで制している。

ステラヴェローチェは[2−1−2−1]で共同通信杯5着を除き3着以内を確保。皐月賞は後方の内から2位タイの36.7秒で伸びて0.5秒差の3着。前走ダービーは13番手から最速タイの33.4秒で追い込んで0.2秒差の3着。9番人気の低評価を覆した。クロノジェネシスと同じバゴ産駒で道悪巧者だけに雨が一瞬で止んだのは運がなかった。朝日杯FSを制したゴスホークケンの半弟。過去10年で須貝厩舎は[1−0−0−3]でゴールドシップで制している。今年の重賞で吉田隼騎手は[2−1−2−18]で連対率13%。

青葉賞馬ワンダフルタウン、同2着馬キングストンボーイ、京都新聞杯勝ち馬レッドジェネシス、前走白百合Sを勝ったセファーラジエル、前走阿賀野川特別5着のイクスプロージョンなど。ワンダフルタウンは[3−1−1−1]で京都2歳S、青葉賞を優勝。ダービーは中団から早めに動いて0.8秒差の10着。過去10年でダービー10着以下は[0−1−1−25]で1連対のみ。キングストンボーイは[2−1−0−2]で共同通信杯4着、青葉賞2着。藤沢和厩舎のドゥラメンテ産駒。デビューから6戦連続でルメール騎手が騎乗する。

過去10年でノーザンF生産馬は[6−6−6−22]で1、1、1、1、2、3番人気が勝ち、1、2、2、3、3、6番人気が2着、2、3、3、3、4、7番人気が3着。時々人気薄が激走している。イクスプロージョン、シャフリヤール、ステラヴェローチェ、セファーラジエル、レッドジェネシス、ワンダフルタウンが該当する。社台F生産馬は[0−1−0−15]で8番人気が2着。モンテディオが該当する。

穴っぽいところでは、レッドジェネシスか。[3−0−2−3]で未勝利、ゆきやなぎ賞、京都新聞杯を最速上がりで優勝。京都新聞杯は後方から最速の35.3秒で差し切り2分11秒2で優勝。前走ダービーは横山典騎手が最後方から荒れた内を突いて1.1秒差の11着。東京ホースRで7000万円で募集された友道厩舎のディープインパクト産駒。これまで11頭以下では[3−0−0−0](全て11頭立て)。今回は登録馬が11頭。京都新聞杯を勝った中京芝2200mで激走するか。テン乗りの藤岡康騎手が騎乗する。

*今週から穴っぽい馬は予想の穴馬とリンクする確率を下げました。穴馬は予想で公開します。



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