京成杯
2022/1/16 中山競馬場 芝2000m

レース展望

過去10年で1番人気は[3−3−1−3]で6連対。関東馬は[3−2−0−3]、関西馬は[0−1−1−0]。過去5年は関東馬が[3−1−0−1]で堅実。2番人気は[1−3−1−5]で4連対、3番人気は[1−0−1−8]で1連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は全て7番人気。過去5年の馬連は25倍、7倍、9倍、27倍、10倍で20倍台までに収まっている。

前走新馬戦は[3−1−3−13]でラストドラフト(4人気)、クリスタルブラック(7人気)、グラティアス(1人気)が優勝。前走未勝利戦は[1−3−2−21]、前走芝2000mで1着なら[1−2−1−15]で2、2、7番人気が連対。1勝クラスは3番人気以内[4−2−1−3]、4番人気以下[0−0−2−29]。穴で前走新馬、未勝利戦で初勝利を挙げた馬に注意。

アライバルは新馬戦を好位から差し切って2馬身半差で圧勝。前走新潟2歳Sは6番手から3位の33.0秒で上がって0.2秒差の2着。勝ったセリフォスはデイリー杯2歳Sを勝ち、朝日杯FSで2着に入った。キャロットFで5000万円で募集されたハービンジャー産駒で半姉にククナがいる。右回りと距離延長がカギ。過去2年の京成杯でルメール騎手は1番人気のスカイグルーヴで2着、グラティアスで1着で連対を確保。

テンダンスは中京芝2000mの新馬戦でヴェールランスに半馬身差の2着。阪神芝1800mの未勝利戦は中団から最速の35.0秒で差し切り1分46秒9で4馬身差で圧勝。前走東スポ杯2歳Sは4番手から5位の33.9秒で伸びて0.5秒差の3着。32.9秒で差し切ったイクイノックスが強過ぎた。セレクトセールで4104万円で取り引きされたジャスタウェイ産駒でカデナの半弟。和田騎手が好位から持ってくるか。

百日草特別勝ち馬オニャンコポン、同2着馬ホウオウプレミア、前走エリカ賞2着のヴェールランス、前走未勝利戦を勝ったサンストックトン、ロジハービン、ヴェローナシチーなど。オニャンコポンは芝2000mの中山新馬戦と東京の百日草特別を2番手から抜け出して2連勝。前走ホープフルSは3番手から伸び切れず1.1秒差の11着。メンバー唯一の2勝馬。父エイシンフラッシュは10年の京成杯を制している。

過去10年でノーザンF生産馬は[3−5−6−23]で1、5、7番人気が勝ち、1、1、2、2、7番人気が2着、1、1、6、6、6、7番人気が3着。アライバル、ホウオウプレミアが該当する。社台F生産馬は[2−1−0−12]で2、4番人気が勝ち、1番人気が2着。ヴェールランス、オニャンコポンが該当する。社台白老F生産馬は[1−1−1−5]で3番人気が勝ち、5番人気が2着、4番人気が3着。フジマサフリーダムが該当する。

アライバルは初の右回り、初の芝2000m。半妹ククナは前走東京芝2000mの山中湖特別を1分59秒0で勝っている。距離はこなしそうだが、ルメール騎手の立ち回り次第か。年明けは[2−1−0−10]、3番人気以内では[1−1−0−7]だった。2週目でエンジンが掛かってくるか。先週のシンザン記念は昆厩舎のマテンロウオリオン、相沢厩舎のライラックが優勝。社台に忖度する必要がない非社台の管理馬に注意。



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