日経新春杯
2022/1/16 中京競馬場 芝2200m

レース展望

過去10年で1番人気は[4−3−0−3]で7連対。前走G1で5着以内は[3−0−0−0]で堅実。17年と19年は前走菊花賞5着の4歳馬が55キロで制した。2番人気は[3−1−0−6]で4連対、3番人気は[0−1−1−8]で1連対。連対馬15頭が5番人気以内、残る5頭は6、7、10、10、13番人気。過去5年の馬連は6倍、16倍、13倍、20倍、580倍。昨年は7−13−4番人気で3連単96万馬券が飛び出した。

トップハンデは[1−1−1−9]で2連対。1番人気は[1−1−0−2]で勝ったのは58.5キロのトゥザグローリー。2番人気以下は[0−0−1−7]で不振。今年のトップハンデは57キロのステラヴェローチェ、ショウナンバルディ。6番人気以下で連対した5頭のうち4頭が芝2000m以上で3勝を挙げていた。ハンデは52、52、53、55、55キロ。穴で前走負けて人気がない芝2000m以上で3勝以上している軽ハンデ馬に注意。

ステラヴェローチェは[3−1−2−3]で前4走ダービー3着、神戸新聞杯1着、菊花賞4着、有馬記念4着で上がりは全て最速。前走有馬記念は10番手から最速タイの35.9秒で上がって0.3秒差の4着。中京芝2200mでは神戸新聞杯を後方から最速の35.6秒で差し切って2分18秒0(不良)で勝っている。今回はトップハンデ57キロを背負う。不良馬場のサウジアラビアRC、神戸新聞杯を勝った道悪巧者だが、週末は雨は降らない予報。

フライライクバードは[4−3−2−4]で前走AR共和国杯は6番手から7位タイの34.2秒で上がって0.5秒差の3着。中京芝2200mは[2−1−0−0]で長良川特別を2分11秒2で7馬身差、ムーンライトHを2分12秒1で2馬身半差で圧勝している。小牧特別ではアリストテレスに0.1秒差の2着に入った。前3走騎乗した岩田望騎手からテン乗りの武豊騎手(過去2年1番人気で7、10着)に乗り替わる。プラスかマイナスか・・・。

エリザベス女王杯3着馬クラヴェル、中京芝2200mで2戦2勝のダノンマジェスティ、AR共和国杯2着馬マイネルウィルトス、きさらぎ賞2着馬ヨーホーレイク、中日新聞杯勝ち馬ショウナンバルディなど。クラヴェルは重賞[0−1−3−0]で3着以内を確保。前走エリザベス女王杯は14番手から3位タイの36.1秒で追い込んで0.4秒差の3着。母ディアデラマドレは14年の愛知杯を優勝。ハンデは54キロ。横山典騎手は2週連続重賞制覇なるか。

過去10年でノーザンF生産馬は[6−4−2−19]で1、1、1、2、7、10番人気が勝ち、1、1、2、5番人気が2着、4、4番人気が2着。7、10番人気の人気薄が勝っている。クラヴェル、ステラヴェローチェ、ダノンマジェスティ、ヨーホーレイクが該当する。社台F生産馬は[0−0−0−12]で3着以内がない。エフェクトオンが該当する。社台白老F生産馬は[0−0−1−10]で3番人気が3着。フライライクバードが該当する。

過去10年で4歳馬は[7−3−0−20]で10連対。4歳馬はハンデ56キロまで。57キロはステラヴェローチェ(Mデムーロ騎手)が初めてになる。4歳馬は55キロでは[4−0−0−4]で1、1、2、6番人気が優勝。今年はヨーホーレイク(川田騎手)が55キロ。中山金杯は7−6歳馬、京都金杯は6−8歳馬で決着。4、5歳の人気馬は連対できなかった。ステラヴェローチェは有馬記念4着で能力は証明されているが、少し気になるところ。



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