AJCC
2022/1/23 中山競馬場 芝2200m

レース展望

過去10年で1番人気は[3−3−0−4]で6連対。ノーザンF生産馬は[3−3−0−1]で堅実。2番人気は[3−1−2−4]で4連対、3番人気は[1−2−1−6]で3連対。6〜9番人気が3連対、10番人気が1連対。過去5年の馬連は19倍、4倍、28倍、12倍、11倍で20倍台までに収まっている。

年齢別では、4歳[2−5−3−12]、5歳[4−1−4−20]、6歳[3−1−2−27]、7歳[1−2−0−21]、8歳以上[0−1−1−30]で4、5歳馬が活躍している。6歳馬は2、4、7、11番人気、7歳馬は2、3、7番人気が連対。穴で中山の芝中長距離重賞で実績のある高齢馬に注意。

オーソクレースは[2−2−1−0]で3着以内を確保。休み明けのセントライト記念は中団から4位タイの35.3秒で伸びて0.4秒差の3着。前走菊花賞は大外18番枠なら11番手につけ、3位の34.8秒で上がって0.8秒差の2着。4戦連続ルメール騎手で今回は断然人気になりそう。母はエリザベス女王杯と宝塚記念を制したマリアライト。順調に使われ、芝2200mで本領発揮か。55キロで出走できる。

ポタジェはG2以下では[5−4−2−0]で3着以内を確保。4連勝で白富士Sを勝った後、金鯱賞3着、新潟大賞典2着、毎日王冠3着と重賞で善戦した。前走天皇賞(秋)は好位から伸び切れず0.8秒差の6着。同タイムの5着ヒシイグアスは次走香港カップでラヴズオンリーユーに頭差の2着に入った。芝2200mは初めてだが、中山では芝1800mの新馬戦を勝っている。今週もワグネリアンの金子氏&友道厩舎か。

前走中日新聞杯4着のボッケリーニ、同5着のキングオブコージ、昨年のセントライト記念勝ち馬アサマノイタズラ、過去2年のAJCCで3着のラストドラフトなど。ボッケリーニは中日新聞杯を勝った後、2、5、6、2、4着で善戦止まりが続いている。昨年重賞を勝てなかった池江厩舎の管理馬。ラブリーデイの全弟で馬主は金子氏。昨年中山芝重賞で4番人気以内なら[6−0−1−3]の横山武騎手に乗り替わる。

過去10年でノーザンF生産馬は[5−6−3−21]で1、1、1、2、7番人気が勝ち、1、1、1、3、5、7番人気が2着、2、5、6番人気が3着。オーソクレース、スマイル、ダンビュライト、ポタジェ、ボッケリーニが該当する。社台F生産馬は[0−2−3−17]で3、5番人気が勝ち、2、4、6番人気が3着。ラストドラフトが該当する。社台白老F生産馬は[1−0−0−6]で7番人気が1着。キングオブコージが該当する。

過去3年でルメール騎手はフィエールマン2着(1人気)、ステイフーリッシュ2着(5人気)、アリストテレス1着(1人気)で連対中。先週の京成杯でも3年連続連対中だったが、1番人気のアライバルで4着に終わった。今週もルメール騎手のオーソクレースの取捨、位置づけがポイントになる。過去10年でディープインパクト産駒は[2−3−0−8]、3番人気以内なら[2−2−0−3]。ポタジェが該当する。

中山芝2200m重賞で3着以内がある馬は、ダンビュライト(AJCC1着、オールカマー3着)、アサマノイタズラ(セントライト記念1着)、ラストドラフト(AJCC3、3着)、オーソクレース(セントライト記念3着)。中山芝2200mの3勝クラス勝ち馬は、マイネルファンロン、キンゴオブコージ、スマイル。ダンビュライトは芝2200mのG2[2−0−2−1]。父ルーラーシップは12年のACCCを勝っている。



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