セントライト記念
2022/9/19 中山競馬場 芝2200m

レース展望

菊花賞トライアル。過去10年で1番人気は[4−3−0−3]で7連対。前走ダービー3着以内は[3−0−0−1]。2番人気は[1−3−1−5]で4連対、3番人気は[1−0−3−6]で1連対。6〜9番人気は4連対、10番人気以下は1連対。過去5年の馬連は5倍、9倍、45倍、14倍、102倍で堅いか波乱両極端。昨年は穴馬◎アサマノイタズラ(9人気、単勝42.7倍)が勝って大波乱になった。

ダービー最先着馬は[3−1−1−5]、関東馬は[3−0−1−4]でダービー3着以内なら[3−0−0−1]。関西馬は[0−1−0−1]で連対は皐月賞馬アルアインのみ。前走条件戦から連対した6頭は1、2、2、3、5、14番人気。5番人気内に支持された5頭は前走芝1800〜2000mで1、1、1、3、4着だった。前走2勝クラスで4着以内に入り、5番人気以内になった馬に注目したい。

過去10年でノーザンF生産馬は[2−6−7−28]で1、2番人気が勝ち、1、1、1、2、2、8番人気が2着、3、3、4、5、6、6、10番人気が3着。マテンロウスカイ、ローシャムパークが該当する。社台F生産馬は[1−3−0−19]で3番人気が勝ち、2、5、9番人気が2着。アスクビクターモア、オニャンコポン、キングズパレス、ボーンディスウェイ、ロンギングエーオが該当する。

アスクビクターモアは弥生賞を2番手から6位の35.2秒で抜け出してドウデュースにクビ差で優勝。皐月賞は前半5F60.2秒で逃げ、14位の35.3秒で上がって0.3秒差の5着。前走ダービーは2番手から早めに先頭に立ち、8位の35.3秒で上がって0.3秒差の3着。1番人気のダノンベルーガをクビ差完封した。過去10年のセントライト記念で田辺騎手は[2−0−1−7]でジェネラーレウーノ、アサマノイタズラで優勝。ショウナンマグマを行かせて2番手からのレースか。目標の菊花賞の前にどこまで仕上げてくるか。

オニャンコポンは芝2000m[3−0−0−2]で京成杯を中団から最速の34.7秒で差し切って2分1秒3で勝っている。皐月賞は中団の後ろから4位タイの34.3苗で上がって0.4秒差の6着。位置取りが悪く届かなかったが、勝ったジオグリフと同じ上がりを繰り出している。5着アスクビクターモアとはクビ差だった。ダービーは中団から6位の35.0秒で上がって1.1秒差の8着。3着アスクビクターモアとは0.8秒差。中山芝2200mで菅原騎手は[1−0−1−17]。どうやってアスクビクターモアを逆転するか。

前走国東特別をレコードで圧勝したガイアフォース、前走山藤賞を圧勝したローシャムパーク、前走月岡温泉特別を勝ったホープフルS3着馬ラーグルフ、[2−3−2−0]のマテンロウスカイ、弥生賞3着馬ボーンディスウェイ、プリンシパルS勝ち馬セイウンハーデスなど。ガイアフォースは小倉芝1800mの新馬戦でドウデュースにクビ差の2着がある。前走国東特別は前半5F58.0秒で2番手につけ、メンバー最速の35.4秒で抜け出して1分56秒8で7馬身差で圧勝。イクイノックスと同じキタサンブラック産駒。

ローシャムパークは[2−2−0−0]で東京芝1800mの未勝利戦を早め先頭から後続を引き離し1分47秒3で4馬身差で圧勝。前走山藤賞は向こう正面で先頭に押し上げ、最速の35.6秒で後続を突き放し、2分00秒3で7馬身差で圧勝。サンデーRで3000万円で募集されたハービンジャー産駒。ルメール騎手が強気な騎乗で持ってくるか。ラーグルフは前走月岡温泉特別を6番手から最速の33.7秒で差し切って1分58秒5で優勝。北海道セレクションレースで1870万円で取り引きされたモーリス産駒。この時期走るタイプ。



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