シルクロードS
2023/1/29 中京競馬場 芝1200m

レース展望

過去10年で1番人気は[1−1−0−8]で2連対。単勝1倍台は[0−1−0−0]、2倍台は[1−0−0−1]、3倍以上は[0−0−0−7]。2番人気は[5−0−1−4]で5連対、3番人気は[2−2−1−5]で4連対。6〜9番人気が2連対、10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は32倍、45倍、29倍、23倍、41倍で中穴決着が続いている。人気馬に人気薄を絡めて中穴を狙うのが妙味。

牡馬は[6−6−8−97]、牝馬は[4−4−2−41]。6番人気以下では牡馬[0−0−6−79]、牝馬[0−3−2−28]。穴で牝馬に注意。人気薄の牡馬は3着で狙うのが妙味。関東馬は[0−3−3−35]で未勝利。中京で行われた過去2年で追い込んで勝ったシヴァージは高松宮記念で5着、差して2着のシャインガーネットはファルコンS1着があった。差し追い込み馬は中京の短距離重賞で実績にある馬に注意。

過去10年でノーザンF生産馬は[2−1−0−14]で2、3番人気が1着、7番人気が2着。グルーヴィット、シャインガーネットが該当する。社台F生産馬は[0−0−0−15]、社台白老F生産馬は[0−1−1−2]だが、今年は出走馬がいない。社台馬主はグルーヴィット(キャロットF)、マッドクール(サンデーR)の2頭のみ。

トウシンマカオはオパールSを大外16番枠から後方を進み、大外から最速の34.0秒で差し切って1分8秒6(稍重)で優勝。前走京阪杯は5番手から最速の33.0秒で差し切って1分7秒2で重賞初制覇。ビッグアーサー産駒が芝1200mを使われて一気にパフォーマンスを引き上げた。ハンデは58.5キロ。450キロ台の小柄な馬だけに重ハンデを克服できるかがカギ。高松宮記念に向けて重要なレースになる。

マッドクールは未勝利から4連勝でOP入り。小倉の大牟田特別は2番手から抜け出して1分6秒9で優勝。中京の知多特別は2番手から10位タイの33.9秒で抜け出して1分7秒7、知立Sは5番手から2位タイの33.3秒で抜け出して1分7秒2で優勝。先行して33秒台で抜け出すレースで高速決着にも対応できている。サンデーRで4000万円で募集されたダークエンジェル産駒。ハンデは56キロ。鞍上は藤岡康騎手。

ナムラクレアは芝1200m[3−0−1−1]で小倉2歳Sを1分7秒9、函館スプリントSを1分7秒2で優勝。北九州記念は0.2秒差の3着に終わったが、直線で外に出せず内に切れ替えるロスがあった。前走スプリンターズSは7番手から9位の34.5秒で上がって0.2秒差の5着。外に振られたメイケイエールの煽りを受けて外を回されたことが堪えた。前2走より3.5キロ重い56.5キロがどう出るか。

ウインマーベルは芝1200m[3−3−3−0]で3着以内を確保。葵Sは8番手から2位タイの34.4秒で差し切って1分8秒2で2馬身半差で圧勝。セントウルSは5番手から3位タイの34.5秒で上がって半馬身差の2着。前走スプリンターズSは8番手から馬群に突っ込んで3位の34.1秒で上がってクビ差の2着。昨年10月23日以降の重賞で松山騎手は[0−0−3−18]。トップハンデ59キロがどう出るか。

前走京阪杯2着のキルロード(58キロ)、CBC賞勝ち馬テイエムスパーダ(55キロ)、昨年のシルクロードS2着馬シャインガーネット(55キロ)、鞍馬S勝ち馬シゲルピンクルビー(55キロ)、タンザナイトS勝ち馬グルーヴィット(58.5キロ)、同4着馬ファストフォース(57.5キロ)など伏兵は多士済々。今年から斤量規定が変更されたことで重ハンデを背負う馬が多い。不確定要素が多く波乱必至か。



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