ダービー卿CT
2023/4/1 中山競馬場 芝1600m

レース展望

過去10年で1番人気は[1−2−1−6]で3連対。過去5年は[0−0−1−4]で3着止まり。2番人気は[1−0−3−6]で1連対、3番人気は[1−1−0−8]で2連対。6〜9番人気は2連対、10番人気以下は3連対。過去5年の馬連は38倍、23倍、225倍、22倍、346倍で荒れている。昨年は11番人気のタイムトゥヘヴン、12番人気のフォルコメンで大波乱になった。

連対馬14頭が前走5着以内。前走3勝クラス勝ち馬は5番人気以内なら[5−1−0−5]。前走7、8、11、11、11、12着から連対した6頭のうち4頭が前走重賞に出走していた。近年は前走10着以下から巻き返す馬が多い。連対馬は前走から斤量増が2頭、同斤が8頭、斤量減が10頭。ハンデ戦らしく斤量が減った馬の連対が多い。斤量が増えた1、2番人気は[0−0−1−6]で不振。

ジャスティンカフェはエプソムC、毎日王冠、東京新聞杯で最速上がりを繰り出して勝ち馬と0.1秒差で4、6、4着。エプソムCは最後方から荒れた内を通り、東京新聞杯は直線で馬群に突っ込んで最後まで鞭を入れずに捌きながら伸びてきた。毎日王冠は最後にサリオスに切れ負けしたが1分44秒2で走っている。スムーズならいつ重賞を勝ってもおかしくないレベルに来ている。今回は初の中山で初めて58キロを背負う。安田記念に向けて賞金を加算したいレース。テン乗りのルメール騎手がスムーズなレースで勝利に導くか。

レッドモンレーヴは[4−2−0−1]、芝1600mでは[3−1−0−0]。2走前の秋色Sは6番手から4位タイの33.4秒で上がって半馬身差の2着に負けたが、勝ったジャスティンスカイは次走洛陽Sを制した。前走節分Sは4番手から最速の33.1秒で抜け出して1分33秒6で優勝。2着ルーカス、3着アオイシンゴは次走幕張Sで6、9着に終わったが、4着アヴェラーレは次走豊橋Sを制した。中山では芝1800mの未勝利戦と芝1600mの1勝クラスを優勝。ハンデは56キロ。川田騎手では3戦3勝で好相性。

前走東風S2着のゾンニッヒ、中山芝1600mで2戦2勝のインダストリア、昨年のNHKマイルC2着馬マテンロウオリオン、ターコイズSを2連覇したミスニューヨーク、ニューイヤーS勝ち馬ウイングレイテスト、昨年の京成杯AH勝ち馬ファルコニア、昨年のダービー卿CT勝ち馬タイムトゥヘヴン、昨年の福島牝馬S勝ち馬アナザーリリックなど。今週から芝コースはA→Bコースに変更される。土日は曇り時々晴れの予報。先週は土日とも雨が降って不良馬場だったが、今のところは良馬場でのレースになる可能性が高い。

ゾンニッヒは芝1600m[1−3−0−1]で若潮Sを最速の33.8秒で差し切って1分32秒7で優勝。前走東風Sは5番手から最速タイの33.4秒で上がって0.1秒差の2着。ラインベックを捕まえられなかった。中山芝1600mでは全て菅原騎手が騎乗して[1−2−0−0]。インダストリアは中山芝1600mのジュニアCとカウントダウンSを最速の34.3秒、2位の34.8秒で差し切って優勝。マイル重賞を3勝したケイデンスコールの半弟。2月以降の重賞で戸崎騎手は[0−0−0−13]で不振が続いている。



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