京都牝馬S
2024/2/17 京都競馬場 芝1600m

レース展望

芝1400mで行われた過去8年で1番人気は[4−2−0−2]で6連対。関西馬は[4−0−0−1]だが、関東馬は[0−2−0−1]で未勝利。2番人気は[1−0−1−6]、3番人気は[1−0−2−5]で各1連対。6〜9番人気は5連対、10番人気以下は[0−0−2−60]で3着止まり。過去5年の馬連は203倍、32倍、28倍、22倍、9倍。多頭数なら人気馬に5〜9番人気を絡めて中穴を狙うのが妙味。

連対馬10頭が前走連対。前走6〜8着から連対した4頭は前走重賞に出走していた。前走10着以下は[1−1−0−38]、5番人気以内なら[1−1−0−3]。前走惨敗馬は5番人気以内なら注意が必要。関東馬は[1−5−0−27]、関西馬は[7−3−8−83]。関東馬は1、1、4、6、7、9番人気が連対。穴で注意。関西馬は1番人気[4−0−0−1]だが、2〜4番人気は[2−0−3−12]で2連対のみ。

過去10年でノーザンF生産馬は[1−5−2−27]で9番人気が勝ち、1、4、5、6、7番人気が2着、2、9番人気が3着。スリーパーダ、プレサージュリフト、メイケイエールが該当する。社台F生産馬は[2−1−1−20]で1、1番人気が勝ち、6番人気が2着、13番人気が3着。ソーダズリング、テンハッピーローズ、モズメイメイが該当する。社台白老F生産馬は[0−0−2−3]で5、5番人気が3着。アルーリングウェイ、シングザットソングが該当する。

ナムラクレアは前走スプリンターズSで7番手から4位タイの34.4秒で上がって0.2秒差の3着。右回りの坂のあるコースでは[0−2−2−2]。芝1200mは[5−1−2−1]。芝1400mは[0−2−0−0]でファンタジーS2着、フィリーレビューで1分19秒0で走って頭差の2着がある。牡馬混合重賞は[4−1−2−1]、牝馬限定重賞は[0−2−1−2]、G3は[4−1−1−0]、直線が平坦なコースは[4−0−2−0]。牝馬限定重賞未勝利なのは気になるが、平坦京都のG3から簡単には崩れないか。

メイケイエールはG1[0−0−0−8]、G2[3−0−0−0]、G3[3−0−0−1]。G1では馬券圏内がないが、G2、G3は[6−0−0−1]。芝1400mは[2−0−0−0]でファンタジーS、京王杯SCを勝っている。22年のセントウルSを勝ってからは全てG1を使われ、14、5、12、15、5、9着。今回は米遠征明けになる。G3に出走するのは22年シルクロードS1着以来となる。ベストは芝1200mだが、折り合い次第で芝1400mも守備範囲。過去8年で6歳馬は[0−0−5−35]で3着止まり。

前走ターコイズS4着のソーダズリング、スワンS3着馬ロータスランド、前走キャピタルS2着のプレサージュリフト、昨年の京都牝馬S2着馬ウインシャーロット、朱鷺S勝ち馬テンハッピーローズ、フィリーズレビュー勝ち馬シングザットソング、芝1400mで2連勝したジューンオレンジ、前走3勝Cを勝ったモズゴールドバレル、ドロップオブライトなど。ソーダズリングは前走ターコイズSで8番手から6位の34.0秒で上がって0.3秒差の4着。道中力んで走っていた。馬体の造りが目立つ馬。芝1400mで一変に注意。

ロータスランドは芝1400m[1−1−2−3]で22年の京都牝馬Sを1分19秒7で優勝。昨年の京都牝馬Sは出遅れて最後方から最速の32.8秒で上がって0.2秒差の3着。スワンSは後方2番手から最速の33.5秒で上がって0.2秒差の3着。京都牝馬S、スワンSは大外18番枠だった。テン乗りの松山騎手が騎乗する。プレサージュリフトは昨年の東京新聞杯で1分31秒9で走ってウインカーネリアン、ナミュールに0.1秒差の3着。G3以下では[2−1−2−0]。長距離輸送と右回りの克服がカギになる。キングスコートが騎乗する。



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