小倉大賞典
2024/2/18 小倉競馬場 芝1800m

レース展望

ローカルのハンデ重賞。過去10年で1番人気は[3−2−0−5]で5連対。前走勝った馬は[3−1−0−1]、前走4着以下は[0−0−0−4]。2番人気は[2−0−1−7]で2連対、3番人気は[2−1−0−7]で3連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が3連対。過去6年は146倍、18倍、224倍、31倍、15倍、37倍で万馬券が2回出ている。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬13頭に小倉芝中距離で連対があった。昨年連対した2頭は小倉芝中距離重賞で2着があった。小倉は平坦小回りで先行馬には器用さ、差し馬には捲る脚が問われる。小倉で実績のある馬に注目。10番人気以下で3着以内に入った7頭は5、5、6、7、7、7、9歳馬。6歳以上の5頭のうち3頭にローカル重賞で3着以内があった。大穴で重賞実績のある6歳以上の高齢馬、特に小倉実績のある馬に注意。

過去10年でノーザンF生産馬は[3−4−4−35]で1、2、3番人気が勝ち、1、8、8、9番人気が2着、2、4、5、12番人気が3着。アドマイヤビルゴ、アルナシーム、イクスプロージョン、エピファニー、カテドラル、ショウナンバシット、フェーングロッテン、ホウオウアマゾンが該当する。社台F生産馬は[1−1−1−13]で3番人気が1着、3番人気が2着、10番人気が3着。シフルマン、ロングランが該当する。

ディープモンスターはG1、G2[0−0−0−5]だが、OP特別は[3−2−1−1]。関門橋Sは1分57秒9で優勝。2着ダンディズムは福島記念2着、3着ビッグリボンはマーメイドSを制した。前走アンドロメダSは中団の外から最速の34.5秒で差し切って1分59秒2(稍重)で優勝。2着マイネルクリソーラは中山金杯で3着に入った。トップハンデ58.5キロを背負い、初の芝1800mとなる。浜中騎手では[2−0−1−1]。浜中騎手は21年の小倉大賞典で1番人気のボッケリーニで2着がある。

ダンディズムは重賞[0−1−0−7]で福島記念で2着がある。小倉では[2−1−1−2]で前走小倉日経オープンを7番手から早めに動いて最速の37.1秒で抜け出し2分4秒1(重)で勝っている。芝1800mは[0−1−1−2]で昨年の小倉大賞典は後方から追い込んで0.7秒差の7着。ハンデは前走より1キロ軽い57キロ。富田騎手は芝重賞[1−2−1−44]で昨年のセントウルをテイエムスパーダで逃げて勝っている。小倉芝重賞は[0−0−0−8](全て6番人気以下)。初めて人気馬に騎乗する。

ケフェウスS勝ち馬エピファニー、カシオペアS勝ち馬アルナシーム、ディセンバーS勝ち馬ロングラン、若葉S勝ち馬ショウナンバシット、金鯱賞&鳴尾記念2着馬フェーングロッテン、中山金杯5着馬ホウオウアマゾン、小倉記念3着馬ゴールドエクリプスなど。エピファニーはケフェウスSを1分57秒2で勝ったが、チャレンジCは後方から早めに動いて伸び切れず4着、中山金杯は好位から伸び切れず11着に終わった。芝1800mは[4−1−2−1]の巧者。ハンデは前走と同じ57キロ。テン乗りの杉原騎手が騎乗する。

アルナシームは芝1800m[4−1−0−2]の巧者。右回りの芝1800mで良馬場なら[4−1−0−0]で垂水Sを逃げて1分44秒7で勝ち、カシオペアSを5番手から6位の34.4秒で抜け出して1分44秒7で勝っている。週末は雨は降らない予報。鮫島駿騎手が騎乗する。ロングランは前走ディセンバーSを12番手から最速の34.4秒で差し切って1分47秒8で優勝。昨年の小倉大賞典は中団から伸びて0.2秒差の4着。昨年より2キロ重い57キロを背負うが、大外一気で突っ込むか。丹内騎手が騎乗する。



[Home]