京王杯SC
2024/5/11 東京競馬場 芝1400m

レース展望

過去10年で1番人気は[3−0−0−7]で3連対。18年までは[0−0−0−5]だったが、19年以降は[3−0−0−2]。昨年はダノンスコーピオンが11着に終わった。2番人気は[3−3−3−1]で6連対、3番人気は[1−0−1−8]で1連対。6〜9番人気は4連対、10番人気以下は3連対。過去5年の馬連は25倍、14倍、53倍、7倍、27倍で荒れている。人気馬に人気薄を絡めて中穴を狙うのが妙味。

16年以降に6番人気以下で連対した6頭は全て2着。前走重賞で負けた6〜11番人気が2着に激走している。6番人気以下で連対した7頭のうち4頭に芝1400mの重賞で連対があった。この4頭は前走重賞で2、6、10、17着に負けていた。芝1400mで速い持ちタイムがある馬に注意。1〜4枠は[1−2−7−58]、5〜8枠は[9−8−3−67]。1、2枠は[0−0−3−29]で連対がなく不振が続いている。

ウインマーベルは芝1400m[3−1−0−2]で重賞2勝。阪神カップは5番手から9位タイの34.5秒で抜け出して1分19秒3で優勝。阪急杯は4番手から3位の35.6秒で抜け出して1分21秒2(重)で優勝。昨年の京王杯SCで5番手から10位タイの33.2秒で上がってレッドモンレーヴに半馬身差の2着。左回りは[3−2−0−4]で休み明けを除き良馬場では[2−2−0−0]で連対率100%。週末は雨は降らない予報。今年の重賞で松山騎手は[1−0−0−20]、3番人気以内では[1−0−0−6]。

レッドモンレーヴは昨年の京王杯SCを12番手から2位の32.6秒で差し切って1分20秒3で優勝。富士Sは10番手から最速の33.7秒で上がって0.2秒差の2着。勝ったナミュールはマイルCSを制した。G1を除き芝1400〜1600mは[4−2−0−1]で大きく出遅れたダービー卿CT7着を除き連対を確保。東京の良馬場では[3−2−0−0]で連対率100%。蛯名厩舎のロードカナロア産駒。今年の重賞で横山和騎手は[1−3−2−15]、2番人気以内では[1−1−1−0]。京王杯SC2連覇なるか。

オーシャンS勝ち馬トウシンマカオ、3連勝でOP入りしたリュミエールノワル、22年のNHKマイルC勝ち馬ダノンスコーピオン、富士S3着馬ソーヴァリアント、前走3勝Cを勝ったスズハローム、谷川岳S勝ち馬メイショウチタン、昨年の京王杯SC3着馬ダディーズビビッドなど伏兵は数多い。トウシンマカオは京阪杯、オーシャンSを連勝したが、前走高松宮記念は重馬場が堪えて6着に終わった。芝1400mは[1−1−0−2]でクロッカスS1着、京王杯2歳S2着がある。芝1400mの高速決着に対応できるかがカギ。

リュミエールノワルは芝1400mの条件戦を3連勝。前走湘南Sは2番手から11位の34.3秒で上がって1分19秒9で優勝。上原佑厩舎のロードカナロア産駒で先行してしぶとい脚を使える。過去10年で前走3勝Cは[0−0−0−14]で4着が最高。ダノンスコーピオンは22年のNHKマイルC勝ち馬。近走全て10着以下で大不振が続いている。安田隆厩舎から福永厩舎に転厩して緒戦。福永厩舎は[5−5−4−14]で連対率35%、複勝率50%、単勝回収率120%、複勝回収率143%。前向きさが戻れば激変がある。



[Home]