エプソムC
2024/6/9 東京競馬場 芝1800m

レース展望

過去10年で1番人気は[2−2−1−5]で4連対。単勝3倍以上は[1−0−1−3]。過去6年は[1−0−1−4]で1連対のみ。2番人気は[3−0−2−5]で3連対、3番人気は[1−1−0−8]で2連対。連対馬15頭が5番人気以内、残る5頭は6、7、7、8、9番人気。過去5年は必ず人気薄が連対し、馬連は56倍、122倍、61倍、80倍、25倍で荒れている。過去5年のうち4年が道悪だった。

年齢別では、4歳[5−5−4−24]、5歳[4−2−2−35]、6歳[1−3−3−28]、7歳以上[0−0−1−43]。勝ち馬9頭が4、5歳馬。7歳以上は15年以降[0−0−0−36]で不振。関東馬は[6−5−6−73]、関西馬は[4−5−4−57]。6番人気以下では関東馬は[1−3−4−58]で4連対、関西馬は[0−1−0−43]で1連対のみ。穴で6〜9番人気の関東牡馬を絡めたい。

レーベンスティールは昨年のセントライト記念を7番手から最速の33.9秒で差し切って2分11秒4で優勝。香港ヴァーズは8着、新潟大賞典は11着に終わった。前走は調子が整わずに香港ヴァーズを使った影響が出たか。芝1800mは[3−2−1−0]で東京では1勝Cを3番手から最速の33.0秒で抜け出して1分47秒4で5馬身差で圧勝している。東京芝1800mは合っているが、前2走見せ場なく惨敗した馬が初めて59キロを背負って復活できるのかどうか。津村騎手からテン乗りのルメール騎手に乗り替わる。

ヴェルトライゼンデは両前屈腱炎で1年2ヶ月ぶり。芝1800mは[2−1−0−0]でスプリングSで2着がある。過去10年で池江厩舎は[1−2−1−6]、5番人気以内なら[1−2−1−3]。22年に1年4ヶ月の休み明けで鳴尾記念を制している。アルナシームは芝1800m[4−2−0−3]で昨年垂水S(3勝C)とカシオペアSを1分44秒7で優勝。前走都大路Sは7番手から2位の33.2秒で上がって0.2秒差の2着。東京では東スポ杯2歳S6着、秋色S6着。芝1800mはベストだが、東京コースの克服がカギ。

条件戦を2連勝したサイルーン、谷川岳S2着馬トゥデイイズザデイ、ヴィクトリアマイル5着馬ルージュリナージュ、ダービー卿CT4着馬ニシノスーベニア、メイS3着馬シルトホルン、前走3勝Cを勝ったグランディア、マイネルケレリウスなど伏兵は多士済々。サイルーンは2勝Cでペリファーニア、3勝Cでコントラポストに勝って2連勝。東京芝は[2−3−0−1]、東京芝1800mは[1−1−0−1]。芝1600mで2連勝したが、芝1800mも守備範囲。堀厩舎は東京芝1800mで3連勝中のジェイパームスを引っ込めた。

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