プロキオンS
2024/7/7 小倉競馬場 ダ1700m

レース展望

過去10年で1番人気は[2−3−0−5]で5連対。過去5年は[0−1−0−4]で1連対のみ。2番人気は[2−2−2−4]で4連対、3番人気は[0−2−0−8]で2連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は8、9、14、14番人気。小倉で行われた21年(重)は9−14−12番人気で馬連538倍、3連単194万馬券、22年(稍重)は4−14−12番人気で馬連296倍、3連単71万馬券。

小倉で行われた2年は道中5−2番手(重)、7−10番手(稍重)で決着。21年は重馬場の高速決着で前残りになったが、22年は時計が掛かって差し追い込みが決まった。馬場が悪化したら前残りに注意。前走3勝C出走馬は[1−1−0−10]で2連対。5番人気以内なら[1−1−0−2]で前走圧勝したマテラスカイ(5人気)が武豊騎手で勝っている。今年は前走雅S(3勝)を勝ったヤマニンウルスが出走する。

ヤマニンウルスはデビューから4戦4勝。小倉ダ1700mの新馬戦(50キロ)は途中から先頭に立ち、最速の35.8秒で上がって2着に4.3秒の大差をつけて圧勝。勝ちタイム1分44秒3(稍重)は2歳レコード。同日の3歳未勝利戦はモディカ(50キロ)が1分43秒5(稍重)で2着2.3秒差をつけて大差勝ちしている。前走雅Sは2番手から4位タイの36.0秒で抜け出して1分51秒8で優勝。最後まで馬なりだった。全4戦は全て前半5F62秒台の緩い流れ。重賞で流れが速くなったときにどんなレースができるか。

スレイマンはアンタレスSで2番手から7位タイの37.5秒で上がってミッキーヌチバナにクビ差の2着。前走平安Sは3番手から伸び切れず1.0秒差の10着。道中流れが緩み過ぎるレースは合わないタイプか。ダ1700mは[2−1−1−0]で3着以内を確保。小倉では阿蘇Sが1分42秒2でキングズソードに0.2秒差の2着、門司Sを1分44秒2で4馬身差で圧勝している。多頭数、緩みのない流れで真価発揮か。キングカメハメハ産駒でジェンティルドンナ、ドナウブルーの半弟。テン乗りの西村騎手に乗り替わる。

平安S2着馬ハピ、三宮S3着馬デシエルト、昨年のアンタレスS2着馬ヴァンヤール、吾妻小富士S勝ち馬ブラックアーメット、鳳雛S2着馬ブルーサン、昨年の平安S勝ち馬グロリアムンディ、仁川S2着馬ウェルカムニュース、三宮S2着馬ラインオブソウルなど伏兵は数多い。ハピはダート重賞[0−2−2−3]で22年チャンピオンズCで3着がある。前走平安Sは内ラチ沿いの8番手から直線で外に持ち出すと最速タイの36.4秒で上がってミトノオーにクビ差の2着。初のダ1700mで流れと位置取りがポイントになる。

デシエルトは22年グリーンチャンネルCを1分33秒5(重)でレコード勝ちしたが、その後骨折が判明。長期休養後は4、5、5、3着で善戦止まり。大型馬の叩き3戦目。岩田康騎手がどう乗るか。ヴァンヤールは昨年重賞でアンタレスS2着、平安S3着、シリウスS3着。小倉ダ1700mは[1−1−1−1]。相手なりに堅実に走るタイプ。ブラックアーメットは前走吾妻小富士Sを1分44秒5で優勝。小倉では阿蘇Sで2着スレイマンに0.1秒差の4着がある。母カチューシャはダ1700m巧者だった。泉谷騎手が騎乗する。

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<昨年の予想結果>

中京11R プロキオンS
◎リメイク 2着
△ドンフランキー 1着
馬連610円的中!



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