セントライト記念
2024/9/16 中山競馬場 芝2200m

レース展望

菊花賞トライアル。過去10年で1番人気は[3−5−0−2]で8連対。単勝1倍台は[2−3−0−0]、2〜3倍台は[0−2−0−2]。2番人気は[2−3−2−3]で5連対、3番人気は[1−0−4−5]で1連対。6〜9番人気は4連対、10番人気以下は[0−0−2−55]。過去5年の馬連は45倍、14倍、102倍、7倍、3倍で堅いか波乱両極端。G1実績馬が少ないと荒れる傾向がある。

前走勝った馬は5連対のみ。前走10着以下から連対した7頭のうち6頭が前走ダービーでこのうち5頭が2走前に皐月賞に出走していた。皐月賞の後にダービーで惨敗した馬が巻き返すのがパターン。前走条件戦から連対した4頭は芝1800〜2000mで1、1、1、3着、セントライト記念で1、2、3、2番人気だった。人気馬しか連対していない。前走1勝クラスは1着、2勝クラスは3着以内が条件になる。

コスモキュランダは弥生賞を外から捲って1分59秒8で優勝。皐月賞は9番手から4位の34.2秒で上がってクビ差の2着。モレイラ騎手が中団の内で脚をタメ、勝負どころで外に出して持ってきた。前走ダービーは後方から早めに捲って14位の34.3秒で上がって0.8秒差の6着。中山芝は全て2000mで[1−3−0−1]。過去10年でダービー最先着馬は[2−3−1−4]。地力タイプだが、皐月賞は1分57秒1。高速決着にも対応できる。父アルアインは皐月賞1着、ダービー5着、セントライト記念2着だった。

スティンガーグラスは[2−1−0−1]でスプリングS6着を除き連対を確保。前走新潟芝2400mの1勝Cは4番手から最速の35.3秒で抜け出して2分24秒7で5馬身差で圧勝。木村厩舎のキズナ産駒でダノンファンタジーの半弟。中山では芝2000mの新馬戦を勝っている。武豊騎手は史上初のクラシックトライアル完全制覇なるか。アーバンシックは京成杯でダノンデザイルに0.1秒差の2着。皐月賞は3位の34.1秒で追い込んで0.4秒差の4着。ダービーは後方のまま11着。横山武騎手からルメール騎手に乗り替わる。

プリンシパルS3着馬アスクカムオンモア、朝日杯FS2着馬エコロヴァルツ、ラジオNIKKEI賞3着馬ヤマニンアドホック、スプリングS3着馬ルカランフィーストなど伏兵は多士済々。アスクカムオンモアは[2−1−1−1]で前走東京芝1800mの1勝Cを2番手から抜け出して1分46秒1(稍重)で2馬身半差で圧勝。セレクトセール1億4850万円のブリックスアンドモルタル産駒で母は愛知杯&マーメイドS勝ち馬マキシマムドパリ。重馬場の未勝利戦を圧勝しており馬場が渋ったら要注意か。テン乗りの戸崎騎手に乗り替わる。

穴っぽいところではヤマニンアドホック、ログラールはどうか。ヤマニンアドホックは[2−1−2−0]、中山では[2−1−0−0]。前走ラジオNIKKEI賞は好位から3位タイの34.9秒で上がって0.2秒差の3着。勝負どころで前の馬が動かず追い出しが遅れたことが堪えた。ノヴェリスト産駒で祖母に新潟記念&府中牝馬S勝ち馬ヤマニンアラバスタ。高速馬場の克服がカギになる。ログラールはスプリングSで6着スティンガーグラスに0.1秒差の8着。馬場の荒れたところを通っていた。モーリス産駒で祖母にディアデラノビア。過去10年でキャロットFは[1−2−2−6]。距離延長でどこまでパフォーマンスアップできるか。

<昨年の予想結果>
中山11R セントライト記念
高確信度勝負R
◎レーベンスティール 1着
○ソールオリエンス 2着
△シャザーン 3着
単勝380円本線的中!
馬単750円本線的中!(1点)
馬連310円本線的中!
ワイド170円本線的中!
3連複860円的中!
3連単4,220円的中!

WAKUWAKU競馬道場
競馬アナリストGM



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