サウジアラビアRC
2024/10/5 東京競馬場 芝1600m

レース展望

過去10年で1番人気は[3−4−1−2]で7連対。単勝1倍台前半は[1−1−0−2]、1倍台後半は[1−0−0−0]、2倍台は[1−3−1−0]。断然人気は取りこぼしが多い。2番人気は[2−4−2−2]で6連対、3番人気は[3−0−4−3]で3連対。連対馬18頭が4番人気以内、残る2頭は7番人気。過去5年の馬連は3倍、6倍、1.8倍、88倍、5倍。22年は2−7番人気で中穴決着になった。

前走新馬戦を勝った馬は[7−8−3−14]で15連対。新馬戦で2着と0.2秒差以内は[1−3−2−10]だが、0.3秒差以上は[6−5−1−4]、3番人気以内なら[6−4−1−2]。前走新馬戦で圧勝して人気になった馬に注目。関東馬[6−6−7−47]、関西馬[4−4−3−25]で関東馬の連対が多い。関西馬は4番人気以内[4−4−3−7]だが、5番人気以下は[0−0−0−18]で3着以内がない。

アルレッキーノは東京芝1800mの新馬戦で逃げて2馬身半差の2着。同じサンデーRのクロワデュノールに競り負けた。前走新潟芝1600mの未勝利戦は逃げて最速の33.7秒で上がって1分33秒3で7馬身差で圧勝。ほぼ馬なりだった。サンデーRで5000万円で募集されたブリックスアンドモルタル産駒でチェルヴィニアの半弟。先週のサフラン賞は前走新潟の未勝利戦を1分45秒5のレコードで7馬身差で圧勝したエンブロイダリー(ルメール騎手)が単勝1.2倍で出遅れて5着。穴党はルメール騎手にもう一丁を期待か。

札幌芝1500mの新馬戦を勝ったアルテヴェローチェ、札幌芝1500mの未勝利戦を圧勝したヒシアマン、中京芝1600mの未勝利戦を勝ったマイネルチケット、中京芝1600mの新馬戦を圧勝したタイセイカレント、中京芝1400mの新馬戦を勝ったフードマンなど。アルテヴェローチェは新馬戦で好位から3位の34.7秒で抜け出して1分29秒9で優勝。クビ差の2着ヒシアマンは次走未勝利戦を6馬身差で圧勝した。セレクトセール9900万円のモーリス産駒で近親にクルミナル、ククナ。武豊騎手から佐々木騎手に乗り替わる。

ヒシアマンは前走未勝利戦を1分30秒8(稍重)で6馬身差で圧勝。セレクトセール1億780万円のモーリス産駒。2戦とも最速上がり。開幕週の東京でどこまで切れるか。マイネルチケットは前走中京芝1600mの未勝利戦を3番手から抜け出して1分34秒5で優勝。直線で前が壁になって外に持ち出すロスがあった。ラフィアンで2400万円で募集されたダノンバラード産駒。開幕週の高速上がりに対応できるかがカギ。タイセイカレントは新馬戦を逃げて最速の33.9秒で上がって1分36秒5で2馬身差で圧勝。セレクトセール7700万円のモーリス産駒でキャリックアリードの半弟。今年のJRA重賞で矢作厩舎は[0−1−1−34]で未勝利。こういうことを書くと変な力学が働いてスローで逃げ切ったりすることが多い。



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