京王杯SC
2024/11/2 東京競馬場 芝1400m

レース展望

過去10年で1番人気は[3−2−2−3]で5連対。前走芝1400mのOP特別を勝った馬は[2−1−1−0]だが、前走新馬、1勝クラスは[0−0−1−1]で不振。2番人気は[3−0−0−7]で3連対、3番人気は[1−1−1−7]で2連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が3連対。過去4年の馬連は61倍、74倍、659倍、21倍で荒れている。キャリアの浅い2歳戦で波乱傾向が強い。

関東馬は[2−4−7−693]、関西馬は[8−6−3−33]。6番人気以下で連対した7頭のうち5頭が関西牡馬。22年は10、11番人気の関西牡馬で決着し大波乱。穴で関西牡馬に注意。牡馬[9−8−8−73]、牝馬[1−2−2−31]。牝馬は1番人気[1−2−0−2]だが、2番人気以下[0−0−2−29]で連対なし。6番人気以下の牡馬は[3−4−2−49]で7連対。穴で牡馬を絡めたい。

ヒシアマンは札幌芝1500mの新馬戦2着、未勝利戦1着。新馬戦は7番手から最速の34.5秒で上がってクビ差の2着。勝ったアルテヴェローチェはサウジアラビアRCを大外一気で制した。未勝利戦は好位から最速の35.4秒で抜け出して1分30秒8(稍重)で6馬身差で圧勝。セレクトセール1億780万円の堀厩舎のモーリス産駒で近親にエクセラントカーヴ(京成杯AH)がいる。3戦連続で藤岡佑騎手が騎乗する。

エイシンワンドは中京芝1200mの新馬戦を2番手から最速の33.5秒で抜け出して1分9秒2で優勝。小倉2歳Sは3番手から2位タイの34.3秒で抜け出して1分9秒0(重)で優勝。新馬戦、小倉2歳Sの2着馬はクラスペディア。大久保龍厩舎のディスクリートキャット産駒で近親にアンノートルがいる。過去10年で小倉2歳S勝ち馬は[1−1−1−3]、19年以降は9、14、10着。距離の克服がカギになる。

サウジアラビアRC3着馬マイネルチケット、同4着馬シンフォーエバー、小倉2歳S2着馬クラスペディア、函館2歳S3着馬エンドレスサマー、同4着馬ヤンキーバローズ、新馬戦を勝ったレモンバーム、パンジャタワー、バニーラビットなど伏兵は数多い。ヤンキーバローズは函館2歳Sで大外14番枠から10番手を進み、2位の34.2秒で追い込んで0.3秒差の4着。内が有利な馬場で外を回って伸びてきた。上村厩舎のエピファネイア産駒で母キャンディバローズはファンタジーS勝ち馬。3戦連続で岩田康騎手が騎乗する。



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