ステイヤーズS
2024/11/30 中山競馬場 芝3600m

レース展望

過去10年で1番人気は[4−1−2−3]で5連対。単勝1倍台は[2−0−0−0]で勝率100%。過去5年は[0−1−1−3]で未勝利。2番人気は[0−3−1−6]、3番人気は[2−1−2−5]で各3連対。6〜9番人気が6連対、10番人気以下は[0−0−1−47]。過去5年の馬連は21倍、111倍、18倍、27倍、43倍で荒れている。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

関東馬[5−2−5−61]、関西馬[5−8−5−47]。5年が関西馬のワンツー決着。関東馬は1番人気[3−0−2−2]だが、2〜5番人気は[0−1−3−9]で不振。牝馬は[0−1−1−8]で1連対のみ。前走AR共和国杯は[4−2−4−31]で連対した6頭のうち3頭が前走逃げ先行で6、9、11着、残る3頭が前走差し追い込みで2、4、10着。逃げ先行で粘れなかった馬、差して届かなった馬を絡めたい。

シュヴァリエローズは前4走京都記念4着、メトロポリタンS3着、目黒記念2着、京都大賞典1着。目黒記念は3番手から7位の33.6秒で上がってシュトルーヴェにクビ差の2着。サトノグランツ、クロミナンスとの叩き合いを制した。前走京都大賞典は6番手から3位の34.2秒で差し切り2分22秒9で優勝。目黒記念2着がフロック視され、8番人気で重賞初制覇を飾った。過去10年でディープインパクト産駒は[1−2−2−10]だが、20年以降は[0−0−0−8]。初の芝3000m以上と初の58キロがどう出るか。

アイアンバローズは過去3年のステイヤーズS[1−1−0−1]で21年が0.1秒差の2着、22年が0.5秒差の4着。昨年は1周目の向こう正面で先頭に立って大逃げし、2周目の3コーナーで2、3番手の馬に追いつけられたが、9位の35.6秒で上がって後続を完封し3分45秒4で優勝。2馬身半差の2着テーオーロイヤルはダイヤモンドS、阪神大賞典、天皇賞(春)を3連勝した。半弟に天皇賞(春)勝ち馬ジャスティンパレスがいる。サウジとUAEで惨敗して今年国内初戦になるが、昨年勝った石橋騎手がどう乗るか。

阪神大賞典5着馬ゴールデンスナップ、京都大賞典3着馬メイショウブレゲ、札幌日経オープン2着馬フルール、昨年のダイヤモンドS勝ち馬ミクソロジー、福島記念3着馬ダンディズム、昨年のダイヤモンドS3着馬シルブロン、昨年のきさらぎ賞3着馬クールミラボー、仁川S2着馬ウェルカムニュースなど伏兵は数多い。ゴールデンスナップは芝2400m以上[3−4−1−2]、良馬場では[3−3−1−0]。阪神大賞典は3着ブローザホーンに0.4秒差の5着。ゴールドシップ産駒の牝馬。テン乗りの坂井騎手に乗り替わる。



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