17年に芝2000mの別定戦に変更された。過去7年で1番人気は[4−0−0−3]で4連対。単勝1倍台は[3−0−0−0]、2倍台は[0−0−0−3]、3倍台は[1−0−0−0]。2番人気は[2−2−1−2]で4連対、3番人気は[1−0−2−4]で1連対。連対馬13頭が5番人気以内、残る1頭は8番人気。過去7年は15倍、16倍、48倍、2倍、8倍、14倍、11倍。6年が10倍台までに収まっている。
連対馬8頭が前走連対。勝った7頭のうち3頭が3、4、4連勝中だった。前走8着以下から連対した5頭は芝2000m以上の重賞で連対があった。5頭は1、1、4、4、5番人気。人気馬が巻き返している。3歳馬は[5−0−2−6]で5連対。1番人気は[3−0−0−1]、2番人気[1−0−1−1]、3番人気は[1−0−0−0]。3歳馬は斤量を味方に勝つことが多い。1〜3番人気の3歳馬を頭で狙うのが妙味。
ダノンエアズロックはアイビーSでレガレイラに勝ち、プリンシパルSを4番手から3位の33.4秒で抜け出して1分59秒6で優勝。セレクトセール4億9500万円のモーリス産駒でプリモシーンの半弟。3歳馬で55キロで出走できる。ムーア騎手で重賞初制覇なるか。エピファニーは小倉大賞典で重賞初制覇を飾り、前走中京記念でアルナシームにクビ差の2着。芝2000mではケフェウスSを1分57秒2で勝ち、昨年のチャレンジCで0.2秒差の4着がある。芝1800mの方が得意だが、杉原騎手の乗り方次第でチャンスがある。
コガネノソラは芝1800mで未勝利、1勝C、スイートピーSを3連勝。オークスは12着に終わったが、クイーンSを中団から3位の34.8秒で差し切って1分47秒4(稍重)で優勝。前走秋華賞は好位から伸び切れず0.9秒差の9着。3歳牝馬で53キロで出走できる。今年830回で最多騎乗の丹内騎手に戻る。ラヴェルは前走エリザベス女王杯で8番手の外から5位タイの34.1秒で上がって0.4秒差の2着。前9走馬券圏内がなかった馬が12番人気で激走した。ナミュールの半妹。2戦連続で川田騎手が持ってくるか。
ケフェウスS2着馬マキシ、小倉記念3着馬ディープモンスター、オールカマー2着馬アウスヴァール、同5着馬アルビージャ、22年の菊花賞&有馬記念2着馬ボルドグフーシュ、昨年の小倉記念勝ち馬エヒト、昨年の中山金杯勝ち馬ラーグルフなど伏兵は数多い。ボルドグフーシュは右前脚の腱周囲炎で昨年の天皇賞(春)6着以来1年7ヶ月ぶり。中579日で重賞制覇となれば史上最長間隔勝利となる。まずは無事になのかもしれないが、脚質がドウデュースとかぶるだけに勝って有馬記念に出走したら面白そうだ。松山騎手が騎乗する。
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