中日新聞杯
2024/12/7 中京競馬場 芝2000m

レース展望

12月に移動した過去7年で1番人気は[1−1−1−4]で2連対。過去5年は[0−0−1−4]で3着止まり。2番人気は[3−0−1−3]で3連対、3番人気は[0−1−0−6]で1連対。連対馬14頭のうち8頭が5番人気以内、残る6頭は8、8、9、12、13、17番人気。過去7年の馬連は15倍、158倍、69倍、52倍、1060倍、29倍、91倍。前走惨敗した人気薄が激走して荒れている。

前走勝ち馬は[1−1−0−10]で2連対。前走2着は[1−0−1−5]だが、3〜5着は[0−0−2−22]。連対馬14頭のうち11頭が前走7着以下。前走10着以下から5頭が連対。前走OP以上なら着順不問。前走10着以下から連対した5頭のうち4頭が前走重賞出走し、その4頭のうち3頭は3、4、4歳馬で中日新聞杯で1、1、2番人気だった。前走重賞惨敗の3、4歳馬が1、2番人気で巻き返している。

ロードデルレイは[5−1−0−1]で神戸新聞杯4着を除き連対を確保。今年は白富士Sを1分57秒2で優勝。鳴尾記念は左後肢跛行で競走除外。前走アンドロメダSは8番手から徐々に押し上げ、2位の34.9秒で上がってデシエルトに3馬身半差の2着。直前まで小雨が降って少し緩い馬場が影響したのか。左回りの芝2000mは[3−0−0−0]。ハンデは前走と同じ57.5キロ。川田騎手が香港遠征のため、テン乗りの西村淳騎手に乗り替わる。西村淳騎手は中京芝重賞[1−1−1−20]で21年金鯱賞ギベオンの1勝のみ。

コスモキュランダは弥生賞を9番手から捲って1分59秒9で優勝。皐月賞は中団の内でタメ、勝負どころで外に出すと4位の34.2秒で上がってジャスティンミラノにクビ差の2着。ダービーは大外捲りで6着に終わったが、セントライト記念は大外から捲って0.3秒差の2着に入った。前走菊花賞は14着惨敗。芝2000mは[2−3−0−2]の得意距離。Mデムーロ騎手がシランケドに騎乗するため、テン乗りの横山武騎手に乗り替わる。9月以降の重賞は[0−1−1−13]。最近は重賞で人気馬に騎乗することが減っている。

新潟大賞典&七夕賞2着馬キングズパレス、アンドロメダSを圧勝したデシエルト、魚沼Sで大外一気を決めたシランケド、関ヶ原S勝ち馬ドクタードリトル、高山S勝ち馬マコトヴェリーキー、甲斐路S勝ち馬トーセンリョウ、ケフェウスS勝ち馬フライライクバード、関越Sクルゼイロドスル勝ち馬など伏兵は数多い。キングズパレスは芝2000m[2−5−1−1]で天皇賞(秋)12着を除き3着以内を確保。芝2000mのG3は[0−2−1−0]。折り合いをつけられる騎手が騎乗すればすぐに重賞を勝てる馬。今回は主戦の松岡騎手。

デシエルトはダートで6戦連対がなく不振が続いていたが、前走アンドロメダSを逃げて1分58秒6の好タイムでロードデルレイに3馬身半差をつけて圧勝した。前半5F59.8秒、後半5F58.8秒。母はアドマイヤセプター、祖母はアドマイヤグルーヴ。岩田康騎手が再度逃げて持ってくるか。シランケドは芝1800〜2000m[3−2−2−0]で3着以内を確保。猪苗代特別は逃げて最速の34.9秒で上がって1分59秒4で4馬身差で圧勝。前走魚沼Sは後方2番手から最速の33.0秒で大外一気を決めて1分59秒5で優勝。500キロを超える牝馬。ハンデは前2走より2キロ軽い54キロ。来年の凱旋門賞に向けてガンバレ(笑)



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