2歳女王決定戦。過去10年で1番人気は[5−0−0−5]で5連対。16年以降は隔年で1着と着外を繰り返している。昨年はサフィラが4着に終わった。2番人気は[1−4−1−4]で5連対、3番人気は[2−1−3−4]で3連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は6、8、10、12番人気。過去5年の馬連は100倍、6倍、124倍、75倍、23倍。人気馬が勝ち、人気薄が2着に来て荒れることが多い。
6番人気以下で連対した4頭は道中3、6、6、8番手、上がりは4、4、5、4位だった。中団より前につけてしぶとい脚を使った馬が激走している。前走5番手以内につけて3着以内に入った馬に注意。6番人気以下で連対した4頭は関東馬だった。2頭は前2走以内に重賞3着以内があり、残る2頭は前走芝1600mを勝っていた。穴で重賞3着以内がフロック視された馬と前走芝1600mを勝った関東馬を絡めたい。
ブラウンラチェットは中山芝1800mの新馬戦を3番手から最速の34.3秒で抜け出して1分50秒1で優勝。前走アルテミスSは3番手から4位の33.3秒で抜け出して1分33秒8で優勝。前半5F60.2秒の緩い流れでレースのラスト3Fは11.5−11.1−11.0秒で尻上がり。サンデーR5000万円の手塚厩舎のキズナ産駒でフォーエバーヤングの半妹。ルメール騎手は9〜10月の重賞[8−0−0−6]、2番人気以内では[7−0−0−2]だったが、11月以降の重賞は[0−0−1−5]で3着止まり。
テリオスララは札幌芝1800mの新馬戦でキングスコールに3馬身差の2着。勝ちタイム1分47秒8はレコード。未勝利戦は前半5F62.1秒で逃げ、最速タイの34.9秒で上がって1分49秒4で優勝。萩Sは前半5F62.4秒で逃げ、最速の33.7秒で上がって1分48秒1で優勝。セレクトセール5280万円のシスキン産駒。祖母がハルーワソングで近親にシュヴァルグラン、ヴィルシーナがいる。過去10年でMデムーロ騎手は[1−0−1−1]でサークルオブライフで勝っている。マイルの速い流れに対応できるかがカギ。
BCジュベナイルフィリーズターフ2着馬メイデイレディ、新潟2歳S2着馬コートアリシアン、アルテミスS2着馬ミストレス、同3着馬ショウナンザナドゥ、デイリー杯2歳S勝ち馬ランフォーヴァウ、ファンタジーS勝ち馬ダンツエラン、同5着馬カワキタマナレア、札幌2歳S2着馬アルマヴェローチェ、アスター賞勝ち馬ジャルディニエ、紫菊賞勝ち馬ビップデイジー、もみじS勝ち馬リリーフィールドなど伏兵は多士済々。今年は阪神ではなく、3連続開催の京都で行われる。馬場の内側が荒れているため、コース取りがポイントになる。
メイデイレディは米国産のタピット産駒で[3−1−0−0]。芝1700mのジェサミンS(G2)を1分44秒1で勝ち、前走BCジュベナイルフィリーズターフで1分34秒5で走って0.3秒差の2着。勝ったレイクヴィクトリアは5戦5勝で欧州の最優秀2歳牝馬に選定された。今の荒れた京都でデットーリ騎手ならあっさりもあるか。コートアリシアンは新潟2歳Sで5番手から最速の33.9秒で上がって抜け出したが、最後に差し返されて半馬身差の2着。430キロ台の小柄な牝馬。過去10年で439キロ以下は[0−3−2−54]。2着リスグラシュー、クロノジェネシスは2歳時430キロ台の小柄な馬だった。
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