2025年 3月29日(土) 2回阪神1日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第72回毎日杯
3歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1800m・外 10頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 7 7 ファンダム 牡 3 北村宏司 57 1.45.9 32.5 2 470 (美)辻哲英
2 3 3 ガルダイア 牡 3 藤岡佑介 57 1.46.1 33.5 7 478 (美)国枝栄
3 5 5 ネブラディスク 牡 3 武豊 57 1.46.2 33.1 5 434 (栗)福永祐一
4 4 4 アスクシュタイン 牡 3 川田将雅 57 1.46.5 33.7 4 498 (栗)藤原英昭
5 6 6 エコロディノス 牡 3 岩田望来 57 1.46.7 34.0 6 464 (栗)大久保龍
6 2 2 ウォータークラーク 牡 3 幸英明 57 1.46.7 33.9 8 468 (栗)石橋守
7 7 8 リラエンブレム 牡 3 浜中俊 57 1.46.7 33.7 1 480 (栗)武幸四郎
8 1 1 キングノジョー 牡 3 坂井瑠星 57 1.47.0 33.9 3 440 (美)田中博康
9 8 9 セルズパワー 牡 3 M.デム 57 1.47.1 33.8 9 464 (栗)牧田和弥
外 8 10 ヴォラヴィア 牡 3 団野大成 57 ------ ---- -- 450 (栗)杉山佳明
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LAP :12.6-10.7-11.9-12.7-12.6-12.1-11.2-10.8-11.3
通過:35.2-47.9-60.5-72.6 上り:70.7-58.0-45.4-33.3 平均:1F:11.77 / 3F:35.30
単勝 7 \450
複勝 7 \190 / 3 \590 / 5 \290
枠連 3-7 \2750 (9)
馬連 03-07 \6610 (19)
ワイド 03-07 \1470 (19)/ 05-07 \790 (10)/ 03-05 \2500 (24)
馬単 07-03 \9830 (32)
3連複 03-05-07 \14420 (42/84)
3連単 07-03-05 \72780 (194/504)
ファンダムは出た後に控えて後方を進み、直線で外からメンバー最速の32.5秒で豪快に差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分45秒9。ガルダリアが逃げて前半3F35.2秒、5F60.5秒の緩い流れ。上がりは33.3秒、ラップは11.2−10.8−11.3秒。この日は内を通って前に行った馬が残るレースが多く、毎日杯は流れが緩んで2着に逃げた馬が粘ったように前残りにレースになったが、一頭だけ次元が違う末脚を繰り出した馬がいた。勝ちタイムは同日の君子蘭賞より0.1秒遅い点は考慮しておきたい。
ファンダムは新馬戦、ジュニアCで先行して抜け出すレースをしていたが、後方から豪快に差し切って3戦3勝で重賞初制覇を飾った。2位を0.6秒上回る末脚は強烈。こういうインパクトのあるレースをした馬はG1で勝ち負けすることが多い。キャロットFで3600万円で募集されたサートゥルナーリア産駒で母の父はジャスタウェイ。サートゥルナーリア産駒はJRA重賞初制覇になった。毎日杯を1分43秒9のレコードで制したシャフリヤールは距離を克服してダービーを制している。次走ダービーに使ってくるか。
ガルダイアは前半5F60.5秒で逃げ、メンバー3位の33.5秒で上がって0.2秒差で2着。ハナを切って中盤に12.7−12.6秒に落とし、ラスト3F11.2−10.8−11.5秒でまとめて粘り込んだ。スローになった東京芝1800mの新馬戦を途中から先頭に立ち、最速タイの33.8秒で上がって勝ったが、ラスト3Fは11.7−11.0−11.1秒だった。腹目が細い点は気になるが、現時点では緩い流れで上がりをまとめて粘り込むレースが合っている。アエロリットの半弟。馬体がパンとすればもっと走れる。
ネブラディスクは少し出遅れて7番手を進み、メンバー2位の33.1秒で上がって0.3秒差の3着。道中頭を上げて折り合いを欠いていたが、武豊騎手が上手くなだめ、大外をブン回さずに馬群に突っ込んで持ってきた。前走東京に輸送して6キロ減っていたが、さらに8キロ減って少し細くなっていた。リスグラシューの半弟。素質はあるが、本格化はまだ先になりそうだ。
リラエンブレムは5番手の外につけ、メンバー4位タイの33.7秒で上がって0.8秒差の7着。仕上がりは良さそうだったが、上がり勝負で切れる脚を使えなかった。新馬戦、シンザン記念は前半5F59.1秒、59.5秒、レースの上がりは34.9秒、35.8秒。最速上がりで2連勝したが、流れが緩んで上がりの速いレースは合わないようだ。
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