2025年 6月22日(日) 3回東京6日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第73回府中牝馬S
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (牝)(国際)(特指) 芝 1800m 14頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 7 12 セキトバイースト 牝 4 浜中俊 55.5 1.46.0 35.2 5 458 (栗)四位洋文
2 5 7 カナテープ 牝 6 大野拓弥 53 1.46.2 35.2 3 484 (美)堀宣行
3 8 14 ラヴァンダ 牝 4 岩田望来 54 1.46.3 35.0 2 488 (栗)中村直也
4 1 1 ウンブライル 牝 5 石川裕紀 54 1.46.3 34.8 12 482 (美)木村哲也
5 7 11 タガノエルピーダ 牝 4 団野大成 54 1.46.4 35.7 4 464 (栗)斉藤崇史
6 4 6 エリカヴィータ 牝 6 丸山元気 52 1.46.4 35.8 14 466 (美)国枝栄
7 6 10 ウインエーデル 牝 5 原優介 52 1.46.5 34.6 8 452 (栗)吉田直弘
8 8 13 カニキュル 牝 4 戸崎圭太 52 1.46.6 34.9 1 506 (美)菊沢隆徳
9 5 8 ラヴェル 牝 5 津村明秀 56.5 1.46.6 35.3 7 462 (栗)矢作芳人
10 4 5 アスコルティアーモ 牝 5 荻野極 53 1.46.7 35.7 11 458 (美)林徹
11 6 9 ミアネーロ 牝 4 ディー 55.5 1.46.9 35.4 6 482 (美)林徹
12 2 2 シングザットソング 牝 5 三浦皇成 55 1.47.1 35.8 10 450 (栗)高野友和
13 3 3 グランスラムアスク 牝 6 吉田豊 51 1.47.3 35.8 13 458 (栗)矢作芳人
14 3 4 フィールシンパシー 牝 6 横山琉人 54 1.47.4 36.4 9 462 (美)小島茂之
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LAP :12.6-11.0-11.9-11.7-11.7-11.7-11.5-11.7-12.2
通過:35.5-47.2-58.9-70.6 上り:70.5-58.8-47.1-35.4 平均:1F:11.78 / 3F:35.33
単勝 12 \710
複勝 12 \260 / 7 \230 / 14 \190
枠連 5-7 \960 (4)
馬連 07-12 \3030 (11)
ワイド 07-12 \1050 (11)/ 12-14 \950 (8)/ 07-14 \630 (4)
馬単 12-07 \5250 (20)
3連複 07-12-14 \5790 (13/364)
3連単 12-07-14 \42620 (120/2184)
セキトバイーストは7枠12番から6番手につけ、向こう正面で3番手に押し上げるとメンバー5位タイの35.2秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは1分46秒0。エリカヴィータが逃げて前半5F58.9秒、上がりは35.4秒、ラップは11.5−11.7−12.2秒。前半流れて2F目からラスト2Fまで11秒台のラップが続いたことで上がりが掛かり、地力が問われるレースになった。
セキトバイーストは外から徐々に押し上げ、直線で激しい叩き合いを制した。チューリップ賞2着、ローズS3着がある馬が5番人気で重賞初制覇。前走都大路Sを1分45秒2(稍重)の好タイムで3馬身半差で圧勝したのはダテではなかった。外枠から揉まれずに自分のペースで上がって行くレースができると力を発揮するタイプ。半弟にホープフルS2着馬ジョバンニがいる。兄弟が走り出すと飼葉の質が良くなるのか、急に走り出す馬が多い。夏は休養して秋はアイルランドT(東京芝1800m、G2)を使うことになりそうだ。
カナテープは6番手からメンバー5位タイの35.2秒で上がって0.2秒差の2着。直線でセキトバイーストに迫ったが、最後に突き放された。セキトバイーストより2.5キロ軽い53キロだったが、4ヶ月半ぶりのレースで馬体が12キロ増えていた。前走初音S(3勝C)を勝って昇級戦だったが、重賞で通用するメドを立てた。これで東京芝1800mは[4−2−1−1]。相手なりに堅実に走っている。休養を挟みながら使っているが、秋に向けて賞金を加算したいところ。クイーンS、関屋記念あたりを使ってくるか。
ラヴァンダは8枠14番から8番手につけ、メンバー4位の35.0秒で上がって0.3秒差の3着。終始外を回ったことで近走ほど切れる脚を使えなかった。それでも最後にひと伸びして3着を確保したように少しずつ地力が強化されている。良馬場のG2以下では[1−2−4−0]で複勝率100%。今デキがいいため、良馬場なら馬券に絡めたい。賞金を加算できなかったため、秋に向けて次走は3勝Cを使ってくるか。
ウンブライルは1枠1番から12番手を進み、直線で内からメンバー2位の34.8秒で上がって0.3秒差の4着。3着ラヴァンダとはクビ差。12番人気を穴馬で狙ったが、少し足りなかった。NHKマイルC、ニュージーランドT、阪神牝馬Sで2着がある馬がハンデ54キロというのは、やはり恵まれていたのだろう。近走は自分で諦めるレースが続いていたが、今回は最後まで踏ん張っていた。いいきっかけになれば。
カニキュルは8枠13番から13番手を進み、メンバー3位の34.9秒で大外から追い込んで0.6秒差の8着。戸崎騎手が減量して52キロで騎乗したが、折り合いをつけられず位置取りが悪くなったことが堪えた。乗り慣れた戸崎騎手でも折り合いをつけるのが難しいタイプ。前走2勝Cを圧勝したときは1枠1番だった。馬を前に置いて進められる内枠に入ったら要注意。もっと時計、上がりの速い馬場が合っている。
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