2025年 8月10日(日) 2回新潟6日 天候: 雨 馬場状態:不良
7R 第17回レパードS
3歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(指定) ダート 1800m 15頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 1 1 ドンインザムード 牡 3 松山弘平 57 1.50.5 36.8 5 522 (栗)今野貞一
2 2 2 ルヴァンユニベール 牡 3 内田博幸 57 1.50.6 36.7 12 560 (栗)北出成人
3 6 11 ヒルノハンブルク 牡 3 石橋脩 57 1.50.6 36.9 11 468 (栗)武英智
4 8 15 *ハグ 牡 3 高杉吏麒 57 1.51.1 37.2 10 508 (栗)藤岡健一
5 5 8 サノノワンダー 牡 3 大野拓弥 57 1.51.1 36.4 9 520 (美)栗田徹
6 4 6 ジャナドリア 牡 3 戸崎圭太 57 1.51.4 37.8 6 526 (美)武井亮
7 6 10 ヴィンセンシオ 牡 3 ルメール 57 1.51.5 37.0 1 514 (美)森一誠
8 4 7 チュウジョウ 牡 3 丸山元気 57 1.51.7 37.3 14 510 (栗)杉山佳明
9 8 14 ニューファウンド セ 3 石川裕紀 57 1.51.9 37.4 15 504 (美)相沢郁
10 5 9 ロードラビリンス 牡 3 川田将雅 57 1.52.0 37.9 3 484 (栗)松下武士
11 2 3 タガノマカシヤ 牡 3 菊沢一樹 57 1.52.3 38.2 13 506 (栗)中村直也
12 7 12 トリポリタニア 牡 3 岩田康誠 57 1.52.4 37.9 4 476 (栗)上村洋行
13 3 5 $シンビリーブ 牡 3 菅原明良 57 1.52.5 37.7 8 520 (栗)森秀行
14 7 13 ルグランヴァン 牡 3 原優介 57 1.52.8 38.6 2 488 (美)高木登
15 3 4 $ポールセン 牡 3 斎藤新 57 1.53.6 39.7 7 476 (美)斎藤誠
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LAP :12.4-10.9-12.5-12.9-12.6-12.3-12.7-12.2-12.0
通過:35.8-48.7-61.3-73.6 上り:74.7-61.8-49.2-36.9 平均:1F:12.28 / 3F:36.83
単勝 1 \890
複勝 1 \360 / 2 \840 / 11 \820
枠連 1-2 \7830 (28)
馬連 01-02 \13320 (44)
ワイド 01-02 \3600 (45)/ 01-11 \4170 (50)/ 02-11 \9710 (81)
馬単 01-02 \19930 (72)
3連複 01-02-11 \100940 (260/455)
3連単 01-02-11 \448110 (1261/2730)
ドンインザムードは1枠1番から内ラチ沿いの3番手につけ、向こう正面で外に出すとメンバー3位の36.8秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは1分50秒5(不良)。シャナドリアが逃げて前半5F61.3秒、上がりは36.9秒、ラップは12.7−12.2−12.0秒で尻上がり。不良馬場で流れが緩んで3コーナーで4番手以内につけた馬で決着した。ドンインザムードは泥を被らないように向こう正面で外に出し、直線で抜け出して快勝。前走阪神2勝Cは6着に終わったが、得意の左回りで巻き返し5番人気で重賞初制覇を飾った。ヒヤシンスSでルクソールカフェに0.4秒差の3着、UAEダービーでアドマイヤデイトナに0.4秒差の3着に入った馬。タフなレースの経験が不良馬場のタフなレースで生かせたか。ジャパンダートクラシックは大井で右回り、JBCクラシックは船橋、チャンピオンズCは中京で左回り。今後の馬体の成長次第で陣営が判断するのだろう。
ルヴァンユニベールは2枠2番から7番手の内につけ、勝負どころで4番手に押し上げるとメンバー2位の36.7秒で上がって0.1秒差の2着。前走2勝Cで2着に負けた馬が12番人気で激走した。ここまで悪い馬場の経験はなかったが、内田博騎手が内枠を生かしてロスなく進めて持ってきた。内田博騎手はダートでズブさのある500キロ以上の大型馬を動かすのが上手く、人気薄で穴をあけることが多い。デビューから騎乗した高倉騎手から内田博騎手に乗り替わってパフォーマンスを引き上げた。ホッコータルマエ産駒で距離をこなすタイプ。ジャパンダートクラシックに使ってくるか。
ヒルノハンブルクは6枠11番から2番手につけ、メンバー4位の36.9秒で上がって0.1秒差の3着。直線で石橋脩騎手が目一杯に追ったが、ルヴァンユニベールとの叩き合いでハナ差敗れた。阪神の1勝Cを大外一気で勝ったが、前走ユニコーンSは2番手から早めに先頭に立ってカナルビーグルに0.8秒差の5着。前走強いメンバーを相手に先行したことが今回に繋がったか。外枠からスタートを決めて2番手につけられたことも大きかった。新種牡馬ナダル産駒。クレーキング、メモリアカフェなどダートで走る馬を出している。
ハグは大外15番枠から3、4番手につけ、メンバー6位の37.2秒で上がって0.6秒差の4着。前の3頭に離されたが、最後までしぶとく伸びていた。2コーナーで泥を被って行きっぷりが悪くなり、そこで離されたことが堪えた。前につけてしぶとい脚を使うタイプ。こういう馬は人気薄で激走が多いので注意したい。
サノノワンダーは後方2番手からメンバー最速の36.4秒で追い込んで0.6秒差の5着。大外から切れる脚を使ったが、不良馬場でラスト3Fが尻上がりラップになったレースで位置取りが後ろ過ぎた。これまで10戦して9戦が上がり3位以内。[1−1−3−0]の東京ダ1600mで見直したい。
ジャナドリアは前半5F61.3秒で逃げ、メンバー10位の37.8秒で上がって0.9秒差の6着。好スタートから楽にハナを切ったが直線で一杯になった。前走重馬場の羽田盃で3着に入ったが、勝ち馬には2.2秒離されていた。良馬場のダートでは3戦3勝。良馬場で時計の掛かるダートで見直せる可能性がある。
ヴィンセンシオはスタートで躓いて11番手を進み、メンバー5位の37.0秒で上がって1.0秒差の7着。4コーナーから直線で外に出して伸びてきたが、結果的に前残りのレースになり位置取りが後ろ過ぎた。ダートの走りは悪くないため、スタートを決めて先行すれば一変してもおかしくない。
ロードラビリンスは7番手からメンバー11位タイの37.9秒で上がって1.5秒差の10着。ダ1800mの1、2勝Cを連勝して川田騎手で3番人気に支持されたが、直線で全く伸びなかった。川田騎手は不良馬場が影響したとコメント。不良馬場の中京ダ1800mで圧勝しているのだが・・・。
ルグランヴァンは5番手の外から徐々に位置取りが悪くなり、直線で全く伸びず2.3秒差の14着。東京ダ1600mの不良、重の1、2勝Cを連勝して2番人気に支持されたが、流れに乗れず外々を回って位置取りが悪くなって惨敗した。大きな不利はなかったが、泥を被って馬が嫌気を出したのではないか。
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