2025年11月22日(土) 3回福島5日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第61回福島記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 16頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 5 10 ニシノティアモ 牝 4 津村明秀 54 1.59.9 34.0 2 444 (美)上原佑紀
2 4 8 エコロヴァルツ 牡 4 プーシャ 58.5 2.00.1 33.8 1 496 (栗)牧浦充徳
3 4 7 パレハ 牝 4 鮫島克駿 54 2.00.2 33.6 7 440 (栗)新谷功一
4 7 13 アラタ 牡 8 横山典弘 58.5 2.00.4 34.3 9 484 (美)和田勇介
5 3 5 シリウスコルト 牡 4 古川吉洋 58.5 2.00.4 33.9 5 504 (美)田中勝春
6 1 1 クリスマスパレード 牝 4 戸崎圭太 56 2.00.4 34.3 3 460 (美)加藤士津
7 8 16 リカンカブール セ 6 吉田隼人 57 2.00.5 34.3 11 482 (栗)田中克典
8 6 11 リフレーミング 牡 7 石川裕紀 57 2.00.5 33.6 13 470 (栗)藤野健太
9 2 3 クリノメイ 牝 3 酒井学 53 2.00.7 34.3 6 450 (栗)須貝尚介
10 8 15 ダンディズム セ 9 富田暁 56 2.00.7 34.5 14 474 (栗)野中賢二
11 3 6 コガネノソラ 牝 4 丹内祐次 56 2.00.7 34.1 8 472 (美)菊沢隆徳
12 6 12 バビット 牡 8 三浦皇成 57 2.00.7 35.0 12 462 (栗)浜田多実
13 1 2 タイムトゥヘヴン 牡 7 柴田善臣 56 2.00.9 33.7 10 484 (美)戸田博文
14 7 14 キタウイング 牝 5 嶋田純次 50 2.01.1 34.2 16 450 (美)小島茂之
15 2 4 $イングランドアイズ 牝 5 松若風馬 54 2.01.1 34.1 4 440 (栗)安田翔伍
16 5 9 アンリーロード 牝 5 佐々木大 52 2.01.1 34.6 15 476 (栗)茶木太樹
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LAP :12.5-11.7-11.9-12.1-12.9-12.5-12.1-11.9-11.3-11.0
通過:36.1-48.2-61.1-73.6 上り:71.7-58.8-46.3-34.2 平均:1F:11.99 / 3F:35.97
単勝 10 \390
複勝 10 \160 / 8 \160 / 7 \330
枠連 4-5 \710 (1)
馬連 08-10 \840 (1)
ワイド 08-10 \410 (1)/ 07-10 \950 (8)/ 07-08 \1060 (11)
馬単 10-08 \1850 (2)
3連複 07-08-10 \3840 (6/560)
3連単 10-08-07 \14530 (16/3360)
ニシノティアモはスタートから2番手につけ、メンバー6位の34.0秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは1分59秒9。バビットが逃げて前半5F61.1秒。後半5F58.8秒、上がり34.2秒、ラップは11.9−11.3−11.0秒で尻上がり。流れが緩んで前に行った馬が有利になったが、2、3着に33秒台の上がりを繰り出した差し追い込み馬が突っ込んだ。ニシノティアモは2番手から抜け出す正攻法のレースで重賞初制覇。全く危なげのないレースぶりだった。これで1勝クラスから4連勝で着実にパフォーマンスを引き上げている。上原佑厩舎のドゥラメンテ産駒で半兄にニシノレヴナントがいる。小回りコースも直線の長いコースもこなす万能タイプ。今後はG1に向けてキャリアを積んで行くことになりそうだ。
エコロヴァルツは8番手から外を回ってメンバー4位の33.8秒で上がって0.2秒差の2着。1番人気がトップハンデ58.5キロを背負って2着を確保した。前半は4番手につけたが、徐々に位置取りが悪くなり、4コーナーで外を回るロスがあったが、最後は地力で伸びてきた。中山記念で2着、大阪杯で4着に入ったのはダテではなく地力がある。これで右回り&小回りの芝1800〜2000mでは[3−2−0−2]、G2以下では[3−2−0−0]。今年は勝ち切れないが、この条件では安定して走っている。
パレハは道中12番手を進み、勝負どころで7番手に押し上げるとメンバー最速タイの33.6秒で上がって0.3秒差の3着。夏に函館芝1800mの2、3勝クラスを連勝し、クイーンSで0.3秒差の5着に入った馬が7番人気で激走した。クイーンS2着のココナッツブラウンは次走札幌記念2着、3着フェアエールングはオールカマー2着、4着ライラックはエリザベス女王杯3着に入っていた。小回りコースをこなす器用な脚があり、かつ末脚がしっかりとしたタイプ。夏から一戦ごとに着実にパフォーマンスを引き上げている。
クリスマスパレードは1枠1番から内ラチ沿いの3番手につけ、メンバー10位タイの34.3秒で上がって0.5秒差の6着。全面野芝で超高速馬場の紫苑Sを2番手からメンバー6位タイの33.9秒(レースのラスト3F11.6−11.4−11.0秒)で上がって勝ったが、今回は速い上がりを繰り出せず切れ負けした。これまで3位以内の上がりを繰り出したのが稍重の水仙賞(2位35.8秒)しかない。ある程度の流れで地力勝負に持ち込むしかないか。
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