2025年11月24日(月) 5回東京6日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第30回東京スポーツ杯2歳S
2歳・オープン・G2(馬齢) (国際)(指定) 芝 1800m 12頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 7 10 パントルナイーフ 牡 2 ルメール 56 1.46.0 32.9 3 512 (美)木村哲也
2 6 8 ゾロアストロ 牡 2 マーカン 56 1.46.0 32.7 5 468 (美)宮田敬介
3 4 4 ライヒスアドラー 牡 2 佐々木大 56 1.46.2 32.9 2 512 (美)上原佑紀
4 2 2 テルヒコウ 牡 2 坂井瑠星 56 1.46.4 33.9 7 486 (栗)矢作芳人
5 1 1 ラストスマイル 牡 2 杉原誠人 56 1.46.5 33.5 10 512 (美)本間忍
6 5 6 サレジオ 牡 2 プーシャ 56 1.46.6 33.8 6 510 (美)田中博康
7 7 9 ダノンヒストリー 牡 2 レーン 56 1.47.0 33.5 1 492 (美)堀宣行
8 5 5 ローベルクランツ 牡 2 松山弘平 56 1.47.0 33.8 4 484 (栗)小林真也
9 6 7 チュウワカーネギー 牡 2 北村友一 56 1.47.1 34.4 9 522 (栗)大久保龍
10 8 12 コッツォリーノ 牡 2 横山典弘 56 1.47.5 33.0 8 452 (美)池上昌和
11 3 3 リネンタイリン 牡 2 内田博幸 56 1.47.7 34.4 12 472 (美)南田美知
12 8 11 ストームサンダー 牡 2 戸崎圭太 56 1.48.7 34.8 11 458 (栗)安達昭夫
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LAP :12.6-11.1-12.2-12.6-12.5-11.5-11.0-11.2-11.3
通過:35.9-48.5-61.0-72.5 上り:70.1-57.5-45.0-33.5 平均:1F:11.78 / 3F:35.33
単勝 10 \730
複勝 10 \190 / 8 \230 / 4 \170
枠連 6-7 \640 (3)
馬連 08-10 \2960 (11)
ワイド 08-10 \830 (9)/ 04-10 \640 (5)/ 04-08 \740 (8)
馬単 10-08 \5690 (22)
3連複 04-08-10 \4610 (15/220)
3連単 10-08-04 \33610 (120/1320)
パントルナイーフは道中7番手を進み、4コーナーで4番手に押し上げるとメンバー2位タイの32.9秒で上がってレースを制した。テルヒコウが逃げて前半5F61.0秒のスローペース。後半5F57.5秒、上がり33.5秒、ラップは11.0−11.2−11.3秒。踏み固められた硬い高速馬場で流れが緩んで上がりの速いレースになり、32秒台で上がった社台馬主の3頭が上位を独占した。
パントルナイーフは外から切れる脚を使って3番人気で重賞初制覇を飾った。新潟芝1800mの新馬戦で2位の33.1秒で上がって0.3秒差の2着に負けたが、勝ったアートバーゼルは次走アイビーSでアンドゥーリルの2着に入った。新馬戦はレベルが高かったことが証明された。木村厩舎のキズナ産駒でパラレルヴィジョンの全弟。中山と東京で勝ったことは今後に向けて大きい。次走はひと息入れて皐月賞トライアルか。社台が大物とみなさなければホープフルSに使ってくるか。
ゾロアストロは8番手からメンバー最速の32.7秒で上がって頭差の2着。マーカンド騎手がガツンと追って切れる脚を使ったが、位置取りの差で届かなかった。サウジアラビアRCは反応が鈍く0.3秒差の3着に終わったが、未勝利戦を圧勝した芝1800mに替わってパフォーマンスを引き上げた。サンデーRのモーリス産駒でデビューから3戦ルメール騎手が騎乗した馬。まだ少し非力なところが切れる脚を使えるのは魅力。現時点では左回りの芝1800mが合っている。次走は共同通信杯か。
ライヒスアドラーは内ラチ沿いの4番手からメンバー2位タイの32.9秒で上がって0.2秒差の3着。3、4コーナーで外に出せずローベルクランツと接触して少し後退し、直線で最内を突いて伸びてきた。これだけ上がりが速い中、荒れた内を突いて伸びたことを評価したい。中山の新馬戦を最速の33.1秒で圧勝したが、レースのラスト3Fは11.5−10.8−10.9秒だった。現時点では上がり勝負が合うが、新馬戦より時計を5.3秒詰めている。新種牡馬シスキン産駒。今後どんな成長を見せるか。
ダノンヒストリーは出遅れて10番手からメンバー5位タイの33.5秒で上がって1.0秒差の7着。前走新馬戦を逃げて圧勝したが、出遅れて位置取りが悪くなったことが堪えた。東スポ杯2歳Sは今年を含め5年のうち4年で社台馬主の馬が優勝。馬場傾向からダノンヒストリーは逃げれば好走の可能性があったが、こういう社台の馬が勝ちたいレースで非社台の1番人気はなぜか出遅れることが多い。半兄ダンツベルーガ、半姉ボンドガールとは違うワンペースの地力タイプ。今後はレース選択がカギになる。
コッツォリーノは最後方からメンバー4位の33.0秒で上がって1.5秒差の10着。大外枠からスタートで外に寄れた後に最後方に控え、ほとんど追わず回ってきただけ。中山芝2000mを未勝利戦2分00秒7でノーステッキで2馬身半差で圧勝したが、2歳時に中山芝2000mを2分1秒0以内、かつ33秒台で上がって勝った馬はトロヴァトーレとコッツォリーノしかいない。シルバーステート産駒。次走は中山か。
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