ターコイズS
2025/12/20 中山競馬場 芝1600m

レース展望

過去10年で1番人気は[3−0−1−6]で3連対。関東馬は[3−0−0−3]だが、関西馬は[0−0−1−3]で3着止まり。2番人気は[2−1−0−7]で3連対、3番人気は[1−3−2−4]で4連対。6〜9番人気と10番人気以下が各3連対。過去9年で馬連万馬券が2回出ているが、過去5年の馬連は22倍、27倍、23倍、57倍、24倍。ハンデ戦で人気が割れ、中穴決着が多い。

52キロ以下は[0−0−1−18]。53キロは[3−5−1−39]、54キロは[3−2−2−33]、55キロは[1−1−3−22]。10番人気以下で連対した3頭は53〜54キロだった。6番人気以下で連対した6頭のうち5頭が逃げ先行馬。穴で中山芝1600〜1800mで勝ち星がある逃げ先行タイプに注意。過去5年の3着は9、13、12、6、3番人気。3着に人気薄差し追い込み馬を絡めたい。

チェルビアットはNHKマイルCで10番手から4位の34.3秒で上がって頭+ハナ差の3着。前走紅葉S(3勝)は5番手から2位の32.8秒で差し切って1分32秒8で優勝。フリーズレビュー2着から追い込むレースを続けていたが、好位から差し切って脚質の幅を広げている。高野厩舎のロードカナロア産駒でショウナンパンドラの半妹。トリッキーな中山で前走のようなレースができれば。テン乗りの戸崎騎手が騎乗する。

ビップデイジーは阪神JFで後方から2位の34.4秒タイで上がって0.2秒差の2着。チューリップ賞は2番手から伸び切れず0.1秒差の3着。桜花賞は11着、オークスは13着に終わったが、ローズSは大外から追い込んで0.4秒差の4着。前走秋華賞は後方から6番手に押し上げたが、直線で伸び切れず0.7秒差の6着。良馬場の芝1600mは[1−1−1−0]。西村淳騎手が強気な騎乗で持ってくるか。

関屋記念2着馬ボンドガール、富士S5着馬ウンブライル、函館スプリントS勝ち馬カピリナ、京成杯AH勝ち馬ホウオウラスカーズ、同2着馬ドロップオブライト、条件戦を2連勝したスリールミニョン、中京記念3着馬ジューンオレンジなど伏兵は多士済々。ボンドガールは芝1600mのG2、G3[0−4−0−1]で中山ではニュージーランドTで0.1秒差の2着がある。2走前のアイルランドTは9着、前走エリザベス女王杯は11着。トップハンデ56キロ。芝1600mで巻き返すか。

ウンブライルは前走富士Sで8番手から4位の33.2秒で上がって0.4秒差の5着。3着ソウルラッシュとは同タイムだった。23年のNHKマイルC2着馬で中山ではニュージーランドT2着がある。ハンデは55.5キロ。ルメール騎手で重賞初制覇なるか。ホウオウラスカーズは京成杯AHを10番手から内を突いて最速の33.1秒で差し切って1分31秒3で優勝。ハンデは2キロ増の54キロ。7歳牝馬でもディープインパクト産駒で衰えはない。展開、位置取り、捌き次第で突っ込むか。


調教診断

★ウンブライル
南Wで2頭併せで軽く仕掛けて併入。気合乗りが良く、余力十分にラスト11.7秒。1週前に南Wで3頭併せで馬なりのままラスト11.8秒で併入。前走のデキをキープ。

★ホウオウラスカーズ
美坂で強めに追われた。時計は遅いが活気があり、キビキビとしたフットワークで動いている。1週前に美坂で一杯に追われて最後まで確かな脚色。一連のデキをキープ。

通常は5頭取り上げますが、動きを見ると取り上げられるのは2頭のみでした。

次点
☆チェルビアット
☆スリールミニョン
☆ビップデイジー

ボンドガール(1週前は普通に動いている)は調教VTRなし。


レース回顧

2025年12月20日(土) 5回中山5日  天候: 曇   馬場状態: 良 
11R  第11回ターコイズS
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (牝)(国際)(特指)  芝 1600m   16頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 4  8  ドロップオブライト 牝 6 松若風馬  56  1.33.0 34.2  5 436 (栗)福永祐一
2 1  1  リラボニート       牝 4 丹内祐次  53  1.33.0 34.2  6 462 (栗)須貝尚介
3 3  5  ソルトクィーン     牝 4 富田暁    53  1.33.0 33.9 10 440 (栗)武英智
4 2  3  シングザットソング 牝 5 斎藤新    55  1.33.3 34.0 11 450 (栗)高野友和
5 7 14  フィールシンパシー 牝 6 菅原明良  53  1.33.4 34.3 14 468 (美)小島茂之
6 6 11  カピリナ           牝 4 横山典弘  56  1.33.4 33.6  8 482 (美)田島俊明
7 1  2  スリールミニョン   牝 3 永島まな  53  1.33.4 35.1  9 452 (栗)高橋康之
8 8 15  ホウオウラスカーズ 牝 7 木幡巧也  54  1.33.4 34.0 12 460 (美)高木登
9 2  4  ジューンオレンジ   牝 5 横山和生  54  1.33.4 34.1  7 470 (栗)長谷川浩
10 5  9  ビップデイジー     牝 3 西村淳也  54  1.33.4 34.4  4 434 (栗)松下武士
11 4  7  ボンドガール       牝 4 津村明秀  56  1.33.5 34.3  3 460 (美)手塚貴久
12 3  6  ウンブライル       牝 5 ルメール 55.5 1.33.6 34.1  1 486 (美)木村哲也
13 8 16  チェルビアット     牝 3 戸崎圭太  54  1.33.6 33.8  2 488 (栗)高野友和
14 7 13  ソーダズリング     牝 5 横山武史 55.5 1.33.6 35.1 13 472 (栗)新谷功一
15 5 10  ランフォーヴァウ   牝 3 小崎綾也  53  1.33.7 34.2 15 458 (栗)福永祐一
16 6 12  キタウイング       牝 5 嶋田純次  50  1.33.8 34.6 16 458 (美)小島茂之
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LAP :12.4-11.0-11.3-11.8-11.8-11.8-11.3-11.6
通過:34.7-46.5-58.3-70.1  上り:69.6-58.3-46.5-34.7  平均:1F:11.63 / 3F:34.88
単勝   8 \1050 
複勝   8 \350 / 1 \380 / 5 \540 
枠連   1-4 \1510 (6) 
馬連   01-08 \5840 (23) 
ワイド 01-08 \1930 (26)/ 05-08 \2950 (44)/ 01-05 \2570 (34) 
馬単   08-01 \10840 (41) 
3連複 01-05-08 \25530 (101/560) 
3連単 08-01-05 \143360 (545/3360) 

ドロップオブライトは4枠8番スタートから3番手につけ、メンバー8位タイの34.2秒で上がってレースを制した。勝ちタイムは1分33秒0。スリールミニョンが逃げて前半3F34.7秒、5F58.3秒。上がりは34.7秒、ラップは11.8−11.3−11.6秒。中盤に3F11.8秒が続き、前残りのレースになった。勝ちタイムは同日のひいらぎ賞(2歳1勝C)より0.1秒遅く、レースレベルは低い。

ドロップオブライトは3番手から抜け出す正攻法のレースで優勝。5番人気で重賞2勝目を挙げた。京成杯AHは0.1秒差の2着に負けたが、勝ったホウオウタスカーズは2キロ増の54キロで1番枠から15番枠、ドロップオブライトは同斤の56キロだった。馬体が12キロ減って腹目が少し細くなっていたが、レースでは3着まで同タイムの接戦を地力で凌ぎ切った。福永厩舎は重賞4勝目。11月以降の重賞は[2−2−0−2]、2歳重賞は[2−1−0−0]で堅実。

リラボニートは1枠1番から内ラチ沿いの2、3番手につけ、メンバー8位タイの34.2秒で上がって頭差の2着。テン乗りの丹内騎手がスタートから最後まで内をロスなく回って6番人気を粘らせた。中山芝1600mとコース形態が似た札幌芝1500mの日高Sを好位から抜け出して勝った馬。1枠1番、デビュー以来最軽量の53キロが上手く噛み合って激走した。ダート重賞9勝のシャマルの半弟。4歳夏以降は着実にパフォーマンスを引き上げている。

ソルトクィーンは3枠5番から内ラチ沿いの6番手を進み、メンバー3位の33.9秒で上がって頭+頭差の3着。直線入り口で外に持ち出したが前が壁になり、冨田騎手が狭いところを捌いてきた。前走芝1200mのキビタキS(3勝)を勝った馬が10番人気で激走した。前4走は芝1200mを使っていたが、その前の2戦は芝1400mで連勝していた。芝1600mでは京都の未勝利戦を圧勝している。ガツンと切れないシルバーステート産駒。中山も合うのだろう。

シングザットソングは10番手からメンバー4位タイの34.0秒で上がって0.3秒差の4着。スタートで内隣のスリールミニョンにぶつけられて位置取りが悪くなったが、内ラチ沿いをロスなく回り、直線で馬群を捌きながら伸びてきた。1〜3着馬に0.3秒差をつけられたが、位置取りの差が出たもので大きな能力差はない。5歳牝馬だが、パドック気配が良くなり、復調してきている。

ウンブライルは少し出遅れて13番手を進み、メンバー6位タイの34.1秒で上がって0.6秒差の12着。流れに乗れず位置取りが悪くなり、直線では前が壁になって全く追えなかった。ルメール騎手がこの位置では無理と馬群に突っ込む意思がなく、早々と諦めていた。ルメール騎手は今年G3[3−5−2−11]で勝率14%、G2[4−5−2−9]で勝率20%、G1[4−3−2−8]で勝率23%。賞金が高いG1とG3ではモチベーションが違うのだろう。



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