アンタレスS
2026/4/18 阪神競馬場 ダ1800m

レース展望

過去10年で1番人気は[5−1−1−3]で6連対。過去5年は[3−1−1−0]で3着以内を確保。単勝1倍台は[3−0−0−0]で勝率100%。2番人気は[1−2−2−5]で3連対、3番人気は[2−3−1−4]で5連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は6、6、7、10番人気。過去5年の馬連は6倍、10倍、8倍、24倍、21倍で20倍台止まり。上位人気馬の組み合わせで中穴を狙うのが妙味。

連対馬14頭が前走連対、19頭が前走4着以内。前走ダート重賞で好走した馬が活躍している。24年に前走東海S7着から連対した馬は阪神ダ1800m[3−1−4−1]の巧者だった。前走5着以下は[1−0−3−82]。6番人気以下で連対した4頭は前走ダート重賞で1、3、4着、3勝クラスで1着だった。4頭とも前走4番人気以内、かつ5番手以内につけていた。穴で前走人気で前に行って善戦した馬を絡めたい。

グランドプラージュはダ1800m[4−1−0−0]で上がりは全て最速。天ケ瀬特別は8番手から最速の35.9秒で差し切り1分52秒4で3馬身半差で圧勝。前走北山Sは3番手から最速の35.0秒で抜け出し153秒2で2馬身半差で圧勝。G1レーシングで3600万円で募集された杉山晴厩舎のシニスターミニスター産駒。過去10年で前走3勝Cを勝った馬は[0−1−1−7]で昨年10番人気のタイトニットが2着。今年の重賞で川田騎手は[5−4−2−10]、1番人気では[2−1−1−2]で連対率50%。

ムルソーはダート[6−1−0−2]でOP入り後は総武S4着、バーレーン王国アルカリファ殿下来場記念1着、シトリンS1着、仁川S2着。シトリンSは逃げて6位タイの37.5秒で後続を完封し1分56秒9で優勝。前走仁川Sは2番手から9位の37.9秒で上がってジューンアヲニヨシにクビ差の2着。ダートで逃げたときは[4−0−0−0]。ダ1800mは[3−0−0−1]、阪神では1勝Cを逃げて1分51秒8(稍重)で8馬身差で圧勝している。池江厩舎のレイデオロ産駒。2戦連続で坂井騎手が騎乗する。

マーチS勝ち馬サンデーファンデー、フェブラリーS4着馬ブライアンセンス、レグルスS2着馬タガノバビロン、同3着馬モックモック、ペルセウスS勝ち馬ジェイパームス、プロキオンS3着馬ルシュヴァルドール、仁川S勝ち馬ジューンアヲニヨシ、みやこS2着馬サイモンザナドゥなど伏兵が数多い。サンデーファンデーは前走マーチSで59キロを背負い、早め先頭から1分51秒2(稍重)で2馬身半差で圧勝。ダ1800〜1900mで13番枠より外では[2−3−1−0]。4〜6月は[0−0−0−5]。枠順と時期がカギ。

ブライアンセンスは25年マーチSを優勝。今年はプロキオンSが0.2秒差の4着、フェブラリーSが0.3秒差の4着。岩田望騎手では[3−0−0−5]。タガノバビロンはダ1800m[2−1−0−1]で前走レグルスSは10番手から3位の36.1秒で上がってテーオーグランビルにハナ差の2着。タガノビューティーの全弟。叩き2戦目、2戦連続で松山騎手が騎乗する。ジェイパームスはペルセウスSを1分32秒9(重)のレコードで5馬身差で圧勝。前走プロキオンSは0.6秒差の7着。テン乗りのレーン騎手に乗り替わる。


調教診断

★ムルソー
栗CWで馬なり調教。力みがなくしなやかなフットワークでラスト11.4秒。1週前に栗CWで2頭併せで一杯に追ってラスト11.0秒で先着。ひと叩きしたぶんデキは上向き。

★ジェイパームス
南Wで馬なりの軽めの内容。硬さがなくリズミカナルな脚捌きで動いている。1週前に南Wで2頭併せで馬なりのままラスト11.2秒で先着。ダート3戦目で馬体、気配良化。

★タガノバビロン
栗坂で強めに追われた。前脚を掻き込む小気味いいフットワークで最後までしっかり伸びた。1週前に栗坂で強めに追っている。調子の波が少ないタイプ。一連のデキをキープ。

★ルシュヴァルドール
栗CWで3頭併せで強めに追って先着。前向きさがありしっかりとした脚捌きでラスト11.4秒。1週前に栗CWで一杯に追ってラスト11.6秒で先着。前走惨敗もデキ落ちなし。

★ハグ
栗CWで2頭併せで強めに追って先着。重心の低いフットワークでラスト11.0秒。1週前に栗CWで馬なりのままラスト11.2秒で先着。近走不振も動き、気配が良くなった。

シュラザックは調教VTRなし。


レース回顧

2026年 4月18日(土) 2回阪神7日  天候: 曇   馬場状態: 良 
11R  第31回アンタレスS
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定)  ダート 1800m   16頭立
------------------------------------------------------------------------------
着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
------------------------------------------------------------------------------
1 2  4  ムルソー           牡 5 坂井瑠星  57  1.50.3 35.8  1 512 (栗)池江泰寿
2 1  2  モックモック       牡 6 武豊      57  1.50.5 35.8  7 498 (栗)寺島良
3 3  5 *ハグ               牡 4 高杉吏麒  57  1.51.0 36.4 14 518 (栗)藤岡健一
4 2  3  タガノバビロン     牡 4 松山弘平  57  1.51.0 35.7  6 520 (栗)西園翔太
5 4  8  サンデーファンデー 牡 6 角田大和  58  1.51.2 36.5  5 538 (栗)東田明士
6 1  1  ブライアンセンス   牡 6 岩田望来  57  1.51.3 36.3  2 520 (美)斎藤誠
7 6 11  ハピ               牡 7 幸英明    57  1.51.3 35.7 10 488 (栗)大久保龍
8 7 14  シュラザック       牡 4 古川吉洋  57  1.51.4 35.5 16 498 (栗)大根田裕
9 8 15  ロードラビリンス   牡 4 鮫島克駿  57  1.51.6 36.7 15 496 (栗)松下武士
10 5 10  ジェイパームス     セ 6 レーン    57  1.51.7 36.2  4 512 (美)堀宣行
11 4  7  ペイシャエス       牡 7 田口貫太  58  1.52.4 37.0 13 504 (美)高木登
12 8 16  ジューンアヲニヨシ 牡 6 浜中俊    57  1.52.4 37.3  8 492 (栗)松下武士
13 7 13  メイショウズイウン 牡 4 太宰啓介  57  1.52.4 37.0 12 502 (栗)本田優
14 6 12  サイモンザナドゥ   牡 6 池添謙一  57  1.52.5 36.8  9 482 (栗)小林真也
15 3  6  ルシュヴァルドール 牡 5 西村淳也  57  1.53.3 38.1  3 540 (栗)矢作芳人
16 5  9  ピカピカサンダー   牡 4 三浦皇成  57  1.53.7 38.7 11 498 (美)鹿戸雄一
------------------------------------------------------------------------------
LAP :12.6-10.7-12.8-12.6-13.1-12.7-12.0-11.6-12.2
通過:36.1-48.7-61.8-74.5  上り:74.2-61.6-48.5-35.8  平均:1F:12.26 / 3F:36.77
単勝   4 \400 
複勝   4 \170 / 2 \370 / 5 \1790 
枠連   1-2 \460 (1) 
馬連   02-04 \2290 (9) 
ワイド 02-04 \960 (9)/ 04-05 \7300 (67)/ 02-05 \16820 (95) 
馬単   04-02 \4010 (15) 
3連複 02-04-05 \88300 (211/560) 
3連単 04-02-05 \291940 (797/3360) 

ムルソーは2番手から1コーナーで先頭に立って前半5F61.8秒で進め、メンバー4位タイの35.8秒で上がってレースを制した。勝ちタイムは1分50秒3。3F目から12.8−12.6−13.1−12.7秒と流れが緩み、ラスト3Fは12.0−11.6−12.2秒。中盤に流れが緩んで上がり勝負になり、4番手以内につけた3着で決着し前残りになった。前に行った騎手たちが同盟関係を築いていたか。

ムルソーは中盤にラップを落としても誰に競りかけてくる馬がおらず楽に進め、上がりをまとめてそのまま粘り込んだ。前2走強気なレースをしていたサンデーファンデーが3番手で緩い流れに同調したことで楽に進めることができた。1番人気に支持され、パフォーマンスを引き上げてダート重賞初制覇を飾った。これでダートで逃げたときは5戦5勝。昨年以降のダート重賞で坂井騎手は3番人気以内なら[3−1−2−2]。

モックモックは2番枠から内ラチ沿いの3、4番手を進み、メンバー4位タイの35.8秒で上がって0.2秒差の2着。2、3勝Cを連勝し、レグルスSで3着に入った馬が7番人気で激走した。レグルスSで内をロスなく回って馬群を捌いてハナ+クビ差の3着に入ったが、JRAが1枠に入れ、流れが緩んだことで同じようなレースをすることができた。これでダ1800mは[2−4−1−0]。内枠に入ったときは要注意。

ハグは押してハナを切った後に2番手に控え、メンバー8位の36.4秒で上がって0.7秒差の3着。高杉騎手が積極的なレースで14番人気を粘らせた。流れが緩んで前残りのレースになったことがプラスに働いたが、調教診断で5位評価で取り上げたようにやはり調子を上げていたのだろう。鳳雛Sを勝ち、不来方賞でナルカミの2着がある馬。好走しても人気にならないタイプ。またどこかで激走がありそうだ。

タガノバビロンは3番枠から内ラチ沿いの12番手を進み、勝負どころで8番手に押し上げ、メンバー2位タイの35.7秒で上がって0.7秒差の3着。3着とはハナ差。出遅れて位置取りが悪くなり、直線で狭いところに入って捌くのに少し苦労したことが堪えた。中盤に流れが緩んで前残りのレースになったことを考えるとよく追い上げている。一戦ごとにパフォーマンスを引き上げており、重賞でやれるメドは立っている。

サンデーファンデーは3番手からメンバー9位の36.5秒で上がって0.9秒差の5着。前走マーチSで59キロを背負って早め先頭から押し切って圧勝したが、今回は中盤に流れが緩んで上がり勝負になったことが堪えた。寒い時期に走るデカ馬で4〜6月は[0−0−0−6]。調教の動きが地味に映ったように中2週で少しデキが落ちていたか。7〜9月は[0−0−2−3]、10〜12月は[3−2−0−2]、1〜3月は[4−1−1−4]。



[Home]