2026年 4月19日(日) 3回中山8日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第86回皐月賞
3歳・オープン・G1(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 2000m 18頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 2 4 ロブチェン 牡 3 松山弘平 57 1.56.5 34.2 1 520 (栗)杉山晴紀
2 7 15 リアライズシリウス 牡 3 津村明秀 57 1.56.7 34.4 4 528 (美)手塚貴久
3 5 9 ライヒスアドラー 牡 3 佐々木大 57 1.56.8 33.8 9 510 (美)上原佑紀
4 3 5 アスクエジンバラ 牡 3 岩田康誠 57 1.56.8 34.2 12 458 (栗)福永祐一
5 3 6 フォルテアンジェロ 牡 3 荻野極 57 1.57.0 33.4 10 450 (美)上原佑紀
6 1 2 サウンドムーブ 牡 3 団野大成 57 1.57.0 34.1 17 446 (栗)斉藤崇史
7 6 12 グリーンエナジー 牡 3 戸崎圭太 57 1.57.0 33.6 2 490 (美)上原佑紀
8 5 10 ラージアンサンブル 牡 3 高杉吏麒 57 1.57.1 34.2 18 470 (美)武井亮
9 2 3 サノノグレーター 牡 3 田辺裕信 57 1.57.3 33.9 14 458 (美)尾形和幸
10 4 8 マテンロウゲイル 牡 3 横山和生 57 1.57.5 33.8 5 494 (栗)野中賢二
11 8 18 バステール 牡 3 川田将雅 57 1.57.5 33.6 6 460 (栗)斉藤崇史
12 7 14 ゾロアストロ 牡 3 岩田望来 57 1.57.5 34.0 11 468 (美)宮田敬介
13 1 1 カヴァレリッツォ 牡 3 レーン 57 1.57.6 35.0 3 482 (栗)吉岡辰弥
14 6 11 パントルナイーフ 牡 3 ルメール 57 1.57.8 34.5 8 510 (美)木村哲也
15 8 17 アドマイヤクワッズ 牡 3 坂井瑠星 57 1.57.9 35.4 7 482 (栗)友道康夫
16 7 13 アクロフェイズ 牡 3 西村淳也 57 1.58.0 35.2 16 476 (栗)奥村豊
17 4 7 ロードフィレール 牡 3 武豊 57 1.58.0 34.8 15 524 (栗)吉岡辰弥
18 8 16 アルトラムス 牡 3 横山武史 57 1.58.8 35.8 13 468 (栗)野中賢二
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LAP :12.4-10.5-12.2-12.1-11.7-11.6-11.8-11.4-11.1-11.7
通過:35.1-47.2-58.9-70.5 上り:69.3-57.6-46.0-34.2 平均:1F:11.65 / 3F:34.95
単勝 4 \400
複勝 4 \170 / 15 \250 / 9 \500
枠連 2-7 \1160 (4)
馬連 04-15 \1350 (2)
ワイド 04-15 \580 (2)/ 04-09 \1320 (14)/ 09-15 \2310 (27)
馬単 04-15 \2310 (3)
3連複 04-09-15 \10420 (26/816)
3連単 04-15-09 \40110 (99/4896)
ロブチェンは4番枠からスタートを決めて前半5F58.9秒で逃げ、メンバー9位タイの34.2秒で上がってレースを制した。勝ちタイム1分56秒5はレコード。後半5F57.6秒、上がり34.2秒、ラップは11.4−11.1−11.7秒。Cコース変更で荒れた内がカバーされ、最終週でも高速化して時計、上がりとも速くなり、内を通って前に行った馬が有利な傾向。後半6Fが11秒台のラップが続き、高速ラップの持続力が問われるレースになった。同日の2勝Cの野島崎特別は前半5F59.4秒、後半5F58.0秒で1分57秒4。皐月賞と同じように後半6Fが全て11秒台のラップ。例年の皐月賞はタフなレースで差しが決まりやすいが、馬場が高速化したことで流れても前が残るという例年とは違うレースになった。
ロブチェンは4コーナーから直線で外からリアライズシリウスに交わされたが、最後までしぶとく伸びて差し返した。ホープフルSを7番手からメンバー最速の34.5秒で差して2分1秒0で勝った馬がタイムを4.5秒詰めてG1−2勝目を挙げた。重馬場の京都芝2000mを逃げてメンバー最速の35.4秒で上がって3馬身差で圧勝したように逃げても上がりをまとめられるタイプ。この日の馬場傾向、枠順を考慮すると逃げたのは正解だった。調教診断で1位評価したように仕上がりも抜群だった。重心が低くしなやかなフットワークで動く姿は惚れ惚れする。松山騎手は前週の桜花賞をスターアニスで制しており、2週連続でG1制覇となった。杉山晴厩舎は今年22勝でリーディングトップ。次走は日本ダービーで2冠制覇を目指す。
リアライズシリウスは15番枠から2番手につけ、メンバー12位の34.4秒で上がって0.1秒差の2着。直線で外からロブチェンを交わしたが、最後に差し返された。右回りの朝日杯FSで5着に終わり、初の中山、初の芝2000mと課題はあったが、全てをクリアしてパフォーマンスを引き上げた。ロブチェンと枠の内外が逆でハナを切っていれば勝ったいたかもしれない。右回りの朝日杯FS5着は不甲斐なかったが、休み明けで仕上げ途上だったこともあるのだろう。今回の走りを見る限り右回りは問題ない。ポエティックフレアの初年度産駒で手探りの中、手塚厩舎が上手く仕上げている。体力と末脚の持続力を兼ね備えているため、ある程度速い流れで前に行っても簡単にはバテないタイプ。次走日本ダービーはアイネスフウジンのようなレースか。
ライヒスアドラーは9番枠から10番手につけ、勝負どころで外から8番手に押し上げるとメンバー4位タイの33.8秒で上がって0.3秒差の3着。4コーナーで外を回ったが、佐々木騎手が目一杯に追って9番人気を持ってきた。弥生賞で2分00秒で走って0.1秒差の2着に入った馬が1分56秒8で走って3着に入った。前半5Fは新馬戦が65.9秒、東スポ杯2歳Sが61.0秒、弥生賞が60.4秒、皐月賞が58.9秒で一戦ごとに速くなっているが、1、3、2、3着で馬券圏内を確保。新馬戦を最速の33.1秒で差し切ったが、本質は地力タイプなのだろう。次走ダービーは距離と折り合いが課題。剛腕・佐々木騎手が持ってくるか。
アスクエジンバラは5番枠から5番手の内を進み、4コーナーで3番手に押し上げるとメンバー9位タイの34.2秒で上がって0.3秒差の4着。岩田康騎手が好位の内で流れに乗って直線で少し外に出して完璧なレースができたが、直線で前の2頭を捕まえられなかった。岩田康騎手は気持ちいいレースができたとコメント。京都2歳S2着、ホープフルS3着、スプリングS2着に入ったのはダテではなく、12番人気の低評価を覆し、高速決着に対応してパフォーマンスを引き上げた。リオンディース産駒で母の父はマンハッタンカフェで近親にヴィクトリアマイルを連覇したストレイトガール。今年3年目の福永祐一厩舎は日本ダービー初制覇なるか。
フォルテアンジェロは6番枠から出遅れて後方2番手を進み、内を通って4コーナーで13番手に押し上げるとメンバー最速の33.4秒で上がって0.5秒差の5着。前に行かないとノーチャンスの高速馬場で出遅れは致命的だったが、荻野極騎手が内から捌いて最速上がりを繰り出し5着まで追い上げた。ホープフルSでロブチェンの2着に入ったのはダテではないことを示した。直線まで手応え良く追走して直線での反応が良くひと脚使えるタイプ。今回は出遅れたが、本来は好位につけられるレース巧者。日本ダービーに使ってくるか。
グリーンエナジーは12番枠から13番手を進み、4コーナーで大外を回って10番手に押し上げ、メンバー2位タイの33.6秒で上がって0.5秒差の7着。逃げた馬が1分56秒5のレコードで勝つレースで後方から大外ブン回しでは届かなくて当たり前。直線では内にモタれ加減で戸崎騎手は右鞭で追っていた。直線で届かないとみた戸崎騎手は最後少し余力を残している。京成杯で強い勝ち方をした馬で心肺機能が高く末脚に持続力がある。相馬眼的にこういう馬はG1で活躍することが多い。日本ダービーでベリベリホースか(笑)
カヴァレリッツォは1番枠から3番手につけ、メンバー15位の35.0秒で上がって1.1秒差の13着。内ラチ沿いの好位につけたが、道中少し力みがながら走っていた。休み明け、初の芝2000m、折り合いなどが影響して直線で一杯になった。レーン騎手は芝2000mは若干長い気がするとコメント。マイルの方が堅実に走れそうだが、大人の事情で日本ダービーに使ってくるかもしれない。パドックでは休み明けでも好馬体が目立っていた。中京の新馬戦でインパクトのあるレースをした馬。左回りの直線の長いコースは合っている。
アドマイヤクワッズは17番枠から3番手につけ、メンバー17位の35.4秒で上がって1.4秒差の15着。1分56秒5のレコード決着になったレースで終始外を回って先行したことで勝負どころで苦しくなった。前走弥生賞は先行して3着に終わったが、坂井騎手が再度先行したのは、今日の馬場では先行しないとノーチャンスとみていたからなのだろう。距離適性の幅はある程度ありそうだが、リアルスティール産駒だけに芝1800mがベストの可能性もある。近走のレースを見ていると芝丈が長くボコボコしていると馬が加減して走らないように映る。そのあたりを考慮してコース取りすれば一変するのではないか。次走はNHKマイルCに向かう予定。キングカメハメハのような勝ち方ができれば、日本ダービー挑戦もありえる。
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