福島牝馬S
2026/4/19 福島競馬場 芝1800m

レース展望

過去10年で1番人気は[2−4−1−3]で6連対。関東馬は[1−2−1−0]で複勝率100%。前走中山牝馬Sで3着以内に入った馬は[0−1−1−3]で1連対のみ。2番人気は[0−1−1−8]で1連対、3番人気は[3−0−0−7]で3連対。6〜9番人気が6連対、10番人気以下が2連対。過去6年は必ず人気薄が連対し、216倍、33倍、35倍、50倍、32倍、17倍で荒れている。

4歳[3−3−2−45]、5歳[4−7−4−43]、6歳[2−0−4−24]、7歳[1−0−0−6]。過去6年の連対馬は全て4、5歳馬。4歳馬は4番人気以内[3−3−1−12]、5番人気以下[0−0−1−33]。穴で5歳馬に注意。6番人気以下で連対した8頭のうち7頭に芝1800mで勝ち星があり、残る1頭に芝1800m重賞で3着があった。穴で芝1800mで実績がある7番人気前後に注意。

パラディレーヌは[2−2−3−2]で秋華賞3着、エリザベス女王杯2着がある。秋華賞は最速の34.4秒で追い込んで0.2秒差の3着。エリザベス女王杯は7番手から4位タイの34.7秒で上がって0.3秒差の2着。芝1800mは[2−1−2−1]でフラワーCで最速の34.8秒で追い込んで0.4秒差の2着。前走中山牝馬S’稍重)は7番手から3位タイの35.3秒で上がって0.2秒差の3着。前走より1.5キロ軽い55キロで出走できる。オークス4着、ローズS8着、秋華賞3着で騎乗した丹内騎手が騎乗する。

ジョイフルニュースは[4−3−0−0]で前走東風Sを7番手から2位タイの33.6秒で上がり1分32秒0で走ってヴァルキリーバースにクビ差の2着。芝1800mは[1−1−0−0]でかもめ島特別を分46秒7で勝ち、甲斐路Sを5番手から6位の33.7秒で上がって0.3秒差の2着。勝ったニシノティアモは次走福島記念を制した。社台RHで3000万円で募集された大竹厩舎のロードカナロア産駒で母ジョイニキータはアルゼンチンG1馬。佐々木騎手から未勝利戦で騎乗した大野騎手に乗り替わる。

ローズS2着馬テレサ、キャピタルS勝ち馬ミッキーゴージャス、中山金杯4着馬カネラフィーナ、小倉日経オープン勝ち馬レーゼドラマ、福島記念3着馬パレハ、小倉牝馬S6着馬インヴォーグ、前走初音S3着のカニキュル、芝1800m巧者のエラトーなど。テレサは右回りの芝1800m[2−1−0−0]でアルメリア賞、柳川特別を逃げ切り、ローズSで5番手から6位の34.7秒で上がって0.2秒差の2着。勝ったカムニャックは先週の阪神牝馬Sでクビ差の2着。杉山晴厩舎のアドマイヤマーズ産駒。松若騎手が騎乗する。

ミッキーゴージャスはキャピタルSを1分31秒9で優勝。阪神カップは1分19秒9で走り0.9秒差の9着、東京新聞杯は1分32秒5で走り0.3秒差の6着。芝1800mでは1勝Cを勝ち、芝2000mは[4−0−0−3]で愛知杯を優勝。小回りで変わり身を見せるか。カネラフィーナは未勝利、ミモザ賞、洞爺湖特別、新潟牝馬Sを4連勝。中山金杯は9番手から4位タイの34.2秒で上がって0.3秒差の4着。手塚厩舎のフランケル産駒で母ジョイカネラはアルゼンチンG1馬。今年の重賞で石川騎手は[0−0−0−12]。


調教診断

★ジョイフルニュース
南Wで3頭併せで馬なりのまま併入。軽快なフットワークでラスト11.1秒。1週前に南Wで3頭併せで強めに追ってラスト11.0秒で先着。馬体、気配とも良くデキは安定。

★カネラフィーナ
南Wで2頭併せで馬なりのまま先着。大きなストライドで余力十分にラスト11.6秒。1週前に南Wで2頭併せで強めに追ってラスト11.3秒で先着。久々も上々の仕上がり。

★アンリーロード
栗坂で馬なり調教。キビキビとしたフットワークで最後まで確かな脚色。1週前に栗CWで一杯に追っている。近走不振が続くが末脚の持続力が戻ってきた。前走よりデキはいい。

★フィールシンパシー
南Wで馬なり調教。軽快なフットワークでラスト11.3秒。1週前に南Wで強めに追っている。近走不振が続いているが、活気が戻りフットワークも良くなった。デキは上向き。

★パラディレーヌ
栗坂で馬なり調教。全体時計は遅いが、しっかりとした脚捌きで余力十分にラスト12.0秒。ひと叩きしたことで少し活気が出て走りに余裕がある。一度使ったぶん若干上向き。


レース回顧

2026年 4月19日(日) 1回福島4日  天候: 晴   馬場状態: 良 
11R  第23回福島牝馬S
4歳以上・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(指定)  芝 1800m   16頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 7 13  コガネノソラ       牝 5 菊沢一樹  55  1.45.6 34.1  9 466 (美)菊沢隆徳
2 7 14  ジョイフルニュース 牝 4 大野拓弥  55  1.45.8 34.7  2 454 (美)大竹正博
3 8 16  カニキュル         牝 5 杉原誠人  55  1.45.8 34.1 11 512 (美)菊沢隆徳
4 6 11  ケリフレッドアスク 牝 4 西塚洸二  57  1.45.9 34.0 10 452 (栗)藤原英昭
5 8 15  テレサ             牝 4 松若風馬  55  1.45.9 35.0  5 444 (栗)杉山晴紀
6 6 12  レーゼドラマ       牝 4 丸山元気  55  1.46.0 35.8  6 470 (栗)辻野泰之
7 5 10 *カネラフィーナ     牝 4 石川裕紀  55  1.46.0 34.8  3 484 (美)手塚貴久
8 2  3  パラディレーヌ     牝 4 丹内祐次  55  1.46.1 34.4  1 510 (栗)千田輝彦
9 3  5  パレハ             牝 5 田山旺佑  55  1.46.1 34.5  8 434 (栗)新谷功一
10 2  4  アンリーロード     牝 6 富田暁    55  1.46.1 33.9 16 482 (栗)茶木太樹
11 4  8  ブラウンラチェット 牝 4 武藤雅    55  1.46.6 35.4 12 450 (美)手塚貴久
12 1  2  フィールシンパシー 牝 7 横山琉人  55  1.46.9 35.5 13 464 (美)小島茂之
13 1  1 *エラトー           牝 5 斎藤新    55  1.46.9 35.4  7 496 (栗)上村洋行
14 4  7  レディマリオン     牝 5 小沢大仁  55  1.47.0 35.6 15 452 (栗)長谷川浩
15 5  9  コンドゥイア       牝 4 鷲頭虎太  55  1.47.3 36.2 14 484 (栗)井上智史
16 3  6  ミッキーゴージャス 牝 6 横山典弘  55  1.47.4 35.4  4 450 (栗)安田翔伍
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LAP :12.4-11.3-11.9-11.7-11.5-11.4-11.9-11.9-11.6
通過:35.6-47.3-58.8-70.2  上り:70.0-58.3-46.8-35.4  平均:1F:11.73 / 3F:35.20
単勝   13 \2920 
複勝   13 \670 / 14 \200 / 16 \970 
枠連   7-7 \5550 (20) 
馬連   13-14 \5850 (19) 
ワイド 13-14 \1920 (21)/ 13-16 \10480 (76)/ 14-16 \2520 (28) 
馬単   13-14 \16530 (51) 
3連複 13-14-16 \49290 (140/560) 
3連単 13-14-16 \419890 (916/3360) 

コガネノソラは13番枠スタートから10番手の外につけ、4コーナーで7番手に押し上げるとメンバー3位タイの34.1秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分45秒6。レーゼドラマが逃げて前半5F58.8秒。上がりは35.4秒、ラップは11.9−11.9−11.6秒でラスト1Fが尻上がり。速い流れで2F目から最後まで11秒台のラップが続き、持久力が問われるレースになった。

コガネノソラは中団の外から豪快に差し切ってクイーンSに続き重賞2勝目を挙げた。ゴールドシップ産駒で持久力が問われるレースになったこともプラスに働いている。これで芝1800mは[5−0−1−1]で未勝利、1勝C、スイートピーS、クイーンS、福島牝馬Sを5連勝。芝1800mは距離適性の差が出やすいが、芝1800m巧者が前走11着惨敗、休み明けで9番人気で激走した。

ジョイフルニュースは14番枠から4番手の外につけ、メンバー7位の34.7秒で上がって0.2秒差の2着。重賞初挑戦で2着に入り[4−4−0−0]で連対率100%をキープ。速い流れで道中10番手以下から追い込んだ馬が1、3、4着に入ったことを考えると好位から外を回って強いレースをしている。甲斐路Sでニシノティアモ(福島記念1着)の2着に入ったのはダテではない。大竹厩舎は今年好調が続いている。

カニキュルは大外16番枠から12番手を進み、直線で内に切れ込みながらメンバー3位タイの34.1秒で上がって0.2秒差の3着。2着とはハナ差。外枠で位置取りが悪くなり、折り合いも難しい面があるが、杉原騎手が折り合いをつけて11番人気で激走した。芝1800mは[1−1−2−2]で6戦のうち5戦が上がり3位以内。母シャルールは福島牝馬SとクイーンSで2着がある芝1800m巧者だった。

テレサは15番枠から2番につけ、メンバー9位の35.0秒で上がって0.3秒差の5着。外枠から2番手につけて最後までしぶとく伸びたが、流れが速くなったぶん決め手のある馬に交わされた。これで芝1800mは[2−1−0−2]でローズSで0.2秒差の2着がある。レースセンスが良く、相手なりに堅実に走るタイプ。前が残りやすい馬場、前が残りやすい展開になりそうなときは特に注意したい。

カネラフィーナは10番枠から6番手の外を進み、メンバー8位の34.8秒で上がって0.4秒差の7着。終始外を回って前に壁ができず、勝負どころでも大外を回って直線で伸び切れなかった。4連勝は前半5F60.5〜62.3秒の緩い流れだった。緩い流れで好位につけるレースができれば一変がありそうだ。

パラディレーヌは出遅れて後方を進み、直線で外からメンバー5位の34.4秒で追い込んで0.5秒差の8着。前走中山牝馬Sは休み明け、56.5キロ、稍重の馬場で3着。今回は叩き2戦目、55キロ、良馬場で条件が良くなっていたが、出遅れて位置取りが悪くなったことが堪えた。叩き2戦目、福島に輸送して馬体6キロ増で少し太かったか。パドックではいつもよりテンションが高くなっていた。



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