エプソムC
2026/5/9 東京競馬場 芝1800m

レース展望

過去10年で1番人気は1番人気は[3−2−1−4]で5連対。単勝2倍台は[1−1−0−1]、3倍台は[2−1−1−2]、4倍台は[0−0−0−1]。2番人気は[1−0−2−7]で1連対、3番人気は[1−1−0−8]で2連対。人気薄で連対した7頭は6、6、7、7、8、9、9番人気。過去7年は必ず人気薄が連対し、馬連は56倍、122倍、61倍、80倍、25倍、42倍、24倍で荒れている。

4歳[5−4−5−27]、5歳[3−3−2−42]、6歳[2−3−3−28]、7歳以上[0−0−0−39]で4歳馬が9連対。勝ち馬10頭のうち8頭が4、5歳馬。6歳馬は6番人気以内なら[1−3−2−7]。7歳以上は3着以内がない。関東馬は[6−6−6−70]、関西馬は[4−4−4−66]。6番人気以下では関東馬[1−4−5−54]、関西馬[1−1−0−50]。穴で6〜9番人気の関東馬に注意。

トロヴァトーレは芝では[7−2−0−4]でダービー卿CT、東京新聞杯を優勝。前走東京新聞杯は10番手から4位の33.1秒で差し切って1分32秒2で優勝。ダートを使われたこともあったが、芝に戻して復調してきた。G2以下の芝1600mでは[5−1−0−1]、関東圏では[5−1−0−0]。芝1800mは新潟の新潟日報賞で11番手から最速の32.9秒で上がって1分44秒2で走り、シンティレーションにクビ差の2着。芝でルメール騎手では[4−2−0−1]。昨年の安田記念17着はアレが理由で実力ではない。

サクラファレルは[4−2−0−1]で昨年のセントライト記念5着を除き連対を確保。前走JCベストレース受賞記念は2番手から9位タイの34.5秒で抜け出して1分58秒6で優勝。芝1800mは[2−1−0−0]で逃げて東京の未勝利戦を1分46秒3で4馬身差、函館の湯浜特別を1分46秒4で5馬身差で圧勝。堀厩舎のサートゥルナーリア産駒でサクラトゥジュールの半弟。過去10年で前走3勝Cを勝った馬は[1−0−2−15]。33秒台の上がりを繰り出したことがないのがどう出るか。レーン騎手に乗り替わる。

中山金杯1着、中山記念2着のカラマティアノス、大阪城S2着馬サブマリーナ、中山記念4着馬マイネルモーント、同6着馬マジックサンズ、24年の桜花賞馬ステレンボッシュ、昨年のマイラーズC2着馬ジュンブロッサム、鳴尾記念2着馬センツブラッド、東風S3着馬レガーロデルシエロ、前走福島民報杯3着のシルトホルン、前走美浦Sを勝ったジュタなど伏兵は数多い。カラマティアノスは芝1800m[1−2−2−0]で共同通信杯でマスカレードボールの2着、中山記念でレーベンスティールの2着。初めての58キロがどう出るか。今年の重賞で津村騎手は[5−3−0−12]で連対率40%。

サブマリーナは芝1800m[2−1−1−0]で上がりは全て1、2位。前走大阪城Sは10番手から最速の33.7秒で上がり1分44秒1で走って0.1秒差の2着。勝ったドラゴンブーストはマイラーズCで2着に入った。武豊騎手では[3−2−0−3]、芝1800mでは[1−1−0−0]。マイネルモーントは前走中山記念で9番手から4位の33.9秒で上がって0.4秒差の4着。2着カラマティアノスとは0.1秒差だった。芝1800mは[2−2−0−2]、東京芝1800mでは[2−0−0−0]で1、3勝Cを優勝。高速上がりになると厳しいが、流れが速くなって地力が問われれば。


調教診断

★カラマティアノス
南Wで2頭併せで馬なりのまま併入。スムーズな走りでラスト11.2秒。1週前に南Wで強めに追って回転の速い脚捌きでラスト11.1秒で先着。デキは安定。

★サクラファレル
南Wで馬なりで軽めの内容も気合乗りが良く、しなやかなフットワーク。1週前に南Wで2頭併せで馬なりのままラスト11.0秒で併入。前走勝ったデキをキープ。

★トロヴァトーレ
南Wで2頭併せで軽く仕掛けられて併入。キビキビとしたフットワークでラスト11.4秒。1週前に南Wで併せ馬で馬なりのままラスト11.7秒で併入。順調。

★サブマリーナ
栗CWで馬なり調教。活気があり切れのある脚捌きでラスト11.6秒。1週前に栗CWで2頭併せで追ってラスト11.0秒で先着。前走好走したデキをキープ。

★ステレンボッシュ
南Wで馬なり調教。落ち着きがありスムーズな走りでラスト11.0秒。1週前に南Wで馬なりのままラスト11.3秒。転厩して2戦目で動き、気配が良くなった。

次点(上位5頭に入らなかった馬)
☆マイネルモーント


レース回顧

2026年 5月 9日(土) 2回東京5日  天候: 晴   馬場状態: 良 
11R  第43回エプソムカップ
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指)  芝 1800m   17頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 6 11  トロヴァトーレ     牡 5 ルメール  58  1.45.3 33.0  2 510 (美)鹿戸雄一
2 8 16  ステレンボッシュ   牝 5 戸崎圭太  56  1.45.3 33.1  5 478 (美)宮田敬介
3 8 17  レガーロデルシエロ 牡 5 岩田康誠  57  1.45.5 32.6 10 512 (美)栗田徹
4 3  6  マジックサンズ     牡 4 横山和生  57  1.45.5 33.2  6 528 (栗)須貝尚介
5 7 14  サクラファレル     牡 4 レーン    57  1.45.6 33.9  1 516 (美)堀宣行
6 2  4  カラマティアノス   牡 4 津村明秀  58  1.45.6 33.7  3 474 (美)奥村武
7 4  8  シルトホルン       牡 6 大野拓弥  57  1.45.7 33.7  8 482 (美)新開幸一
8 1  1  ジュタ             牡 4 佐々木大  57  1.45.8 33.1  9 504 (栗)矢作芳人
9 3  5  ジュンブロッサム   牡 7 荻野極    58  1.45.8 33.2  7 476 (栗)友道康夫
10 5 10  センツブラッド     牡 4 横山武史  57  1.45.9 34.2 13 470 (栗)斉藤崇史
11 1  2  サブマリーナ       牡 5 武豊      57  1.46.0 33.6  4 478 (栗)庄野靖志
12 6 12  マイネルモーント   牡 6 丹内祐次  57  1.46.0 33.2 14 464 (美)高木登
13 2  3  エピファニー       牡 7 杉原誠人  57  1.46.0 33.8 17 510 (美)宮田敬介
14 5  9  マテンロウレオ     牡 7 横山典弘  57  1.46.1 34.2 11 478 (栗)昆貢
15 7 13  オニャンコポン     セ 7 菅原明良  57  1.46.3 33.8 16 474 (美)小島茂之
16 8 15  ストレイトトーカー 牡 4 田辺裕信  57  1.46.4 34.7 12 482 (美)岩戸孝樹
17 4  7  オクタヴィアヌス   牡 6 北村宏司  57  1.46.9 34.3 15 518 (美)木村哲也
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LAP :12.5-11.5-11.4-11.9-12.3-12.1-11.4-11.0-11.2
通過:35.4-47.3-59.6-71.7  上り:69.9-58.0-45.7-33.6  平均:1F:11.70 / 3F:35.10
単勝   11 \410 
複勝   11 \190 / 16 \460 / 17 \590 
枠連   6-8 \1620 (7) 
馬連   11-16 \3880 (13) 
ワイド 11-16 \1450 (14)/ 11-17 \1780 (21)/ 16-17 \5320 (51) 
馬単   11-16 \5440 (17) 
3連複 11-16-17 \27400 (90/680) 
3連単 11-16-17 \108330 (336/4080) 

トロヴァトーレは11番枠から9番手を進み、メンバー2位の33.0秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分45秒3。ストレイトトーカーが逃げて前半5F59.4秒の緩い流れ。上がりは33.6秒、ラップは11.4−11.0−11.2秒。開幕週はエアレーションをした馬場で外差しが決まり、2週目は馬場が踏み固められたことで内が伸びるようになり、3週目は内が荒れて外から差した馬が有利な馬場になった。1週ごとに馬場傾向がコロコロ変わるため、その傾向にあった馬を狙わないと的外れになる。

トロヴァトーレは中団の外につけ、直線で追い出しを待つ余裕があり、最後は先に抜け出したステレンボッシュをハナ差交わして優勝。前走東京新聞杯を勝った馬が2番人気で重賞2連勝を飾った。これで芝1600〜1800m、G3以下、関東圏では[6−2−0−0]で東京では[3−1−0−0]で連対率100%。昨年の安田記念は横山武騎手で17着に終わったが、芝でルメール騎手では[5−2−0−1]で芝2000mの荒れ馬場だった弥生賞6着を除き連対している。2歳時に相馬眼ニュースで取り上げた馬が重賞3勝目。社台に評価されず、ダートを使った時期もあったが、重賞2連勝でG1狙いに切り替えて安田記念に使ってくるか。

ステレンボッシュは16番枠から7番手を進み、メンバー3位タイの33.1秒で上がってハナ差の2着。直線で追い出しを待つ余裕があり、追い出すとスパッと抜け出したが、外からマークしていたルメール騎手のトロヴァトーレに最後に交わされた。24年の牝馬3冠で1、2、3着に入った馬が前走5走13、8、15、10、7着で大不振。宮田厩舎に転厩して前走中山牝馬Sで馬体、気配が良くなり、今回の調教の動き、気配が良くなっていたため、復活があるとみて穴で狙って正解だった。桜花賞馬が芝1600mで復活の狼煙を上げた。これで良馬場の芝1600〜1800mは[3−3−0−1]。次走は安田記念に向かう予定。

レガーロデルシエロは大外17番枠から最後方を進み、メンバー最速の32.6秒で追い込んで0.2秒差の3着。ラスト300mで大外に持ち出すと強烈な末脚を繰り出した。前走東風Sで3着に入った馬が10番人気で激走した。前走東風Sでも岩田康騎手が騎乗し、最速の33.5秒で上がっており、ここにきて末脚の威力が増している。岩田康騎手は重賞を勝てるチャンスはあるとコメント。

マジックサンズは8番手を進み、メンバー5位タイの33.2秒で上がって0.2秒差の4着。直線でステレンボッシュの後ろからトロヴァトーレの間を狙ったが、最後まで馬が躊躇したのか突っ込んで行けなかった。11.0−11.2秒の高速ラップで走りながら2頭の間を割るのは難しいのだろう。2着に突っ込んだNHKマイルCは前半5F56.4秒のハイペースでラスト2F11.6−11.8秒だった。

サクラファレルは2番手からメンバー13位の33.9秒で上がって0.3秒差の5着。流れが緩んで上がりが速くなり、これまで33秒台で上がったことがない馬が東京の長い直線で切れ負けした。過去10年で前走3勝Cを勝った馬は[1−0−2−15]で上がり馬は通用しにくいレース。1番人気に支持されたが、東京の上がり勝負では厳しかった。今年も夏の北海道で大暴れか。

カラマティアノスは4番枠から内ラチ沿いの4番手につけ、9位タイの33.7秒で上がって0.3秒差の6着。直線でサクラファレルの後ろにいてスペースがなく、最後は内を突いて伸びてきたが、サクラファレルを交わせなかった。緩い流れで道中掛かり気味だったことも堪えている。共同通信杯でマスカレードボールの2着があるように東京でも走れるが、脚質的に小回りコースの方が合っている。



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