函館2歳S
2026/7/19 函館競馬場 芝1200m

レース展望

過去10年で1番人気は[2−2−0−6]で4連対。牡馬は[2−1−0−2]で3連対、牝馬は[1−0−0−4]で1連対。20、21年は前走芝1200mの新馬戦をレコードで圧勝した馬が13、7着に終わった。2番人気は[2−2−2−4]で4連対、3番人気は[1−1−2−6]で2連対。6〜9番人気は4連対、10番人気以下は3連対。過去5年の馬連は17倍、20倍、196倍、22倍、93倍で荒れている。

関東馬は[2−3−5−48]、関西馬は[8−7−5−53]。4番人気以内では関東馬[1−1−3−5]、関西馬[6−5−3−16]。前走函館で勝った5番人気以内の関東牡馬は[0−1−3−7]で1連対のみ。牡馬は[7−4−6−51]、牝馬は[3−6−4−61]。6番人気以下では牡馬[2−0−4−36]、牝馬[1−4−0−45]。穴で前走函館の新馬、未勝利戦を前に行って勝った馬、特に牝馬に注意。

シグレは函館芝1200mの新馬戦を前半3F34.7秒で逃げ、最速タイの34.6秒で上がって1分9秒3で6馬身差で圧勝。武豊騎手は持ったままで大楽勝だった。トワーリングキャンディ産駒の米国産馬で440キロの小柄な牝馬。武豊騎手は97年にアグネスワールドで函館2歳Sを制しており、勝てば29年ぶり2勝目となる。過去10年で前走函館芝1200mの新馬戦を逃げ切った馬は[0−1−2−15]、5番人気以内では[0−0−2−6]。新馬戦を逃げ切った馬は不振だが、シグレは大楽勝だった。そこをどう考えるか。

ロンドンガーズは阪神芝1200mの新馬戦を前半3F34.4秒で逃げ、2位の33.8秒で抜け出して1分8秒2で3馬身差で圧勝。松山騎手は手綱を動かしただけで鞭を入れていなかった。前川厩舎のグレーターロンドン産駒で442キロの小柄な牡馬。函館芝1200mでグレーターロンドン産駒は[1−0−2−8]で1連対のみ。過去10年で前走阪神の新馬戦を勝った馬は[0−1−1−4]、前走阪神芝1200mの新馬戦を勝った馬は[0−0−0−2]。松山騎手から北村友騎手に乗り替わる。前川厩舎は重賞初制覇が懸かる。

函館芝1200mの新馬戦を勝ったイモージェン、ダイメイビッグボス、フレイコン、フェリチタ、函館ダ1000mの新馬戦を勝ったノリヤンモーニンなど。イモージェンは新馬戦を4番手から最速の33.6秒で抜け出し1分9秒0で優勝。池添学厩舎のサリオス産駒でヴィンセンシオの半弟。北村友騎手から佐々木騎手に乗り替わる。ダイメイビッグボスは新馬戦を6番手から2位タイの34.9秒で差し切り1分9秒4で優勝。武井厩舎のサートゥルナーリア産駒でダンツエランの半弟。横山武騎手から乗り替わる舟山騎手は重賞初制覇なるか。


調教診断

★イモージェン
函館芝で2頭併せで馬なりのまま相手を突き放した。活気があり軽快なフットワークでラスト11.5秒。1週前に函館Wで2頭併せで馬なりのまま併入。一度使ってデキは上向き。

★ロンドンガーズ
函館芝で2頭併せで馬なりのまま先着。キビキビとしたフットワークでラスト11.4秒。力みがなく騎手の指示通りに余裕を持って動いている。函館入りして気配が良くなった。

★シグレ
函館Wで3頭併せで馬なりのまま先着。重心が低く首を使ったフットワークで最後まで余力十分。1週前に函館Wで2頭併せで馬なりのまま先着。前走勝ったデキをがっちりキープ。

★フェリチタ
函館芝で3頭併せで馬なりのまま併入。外を回って余力十分にラスト12.2秒。1週前に函館Wで強めに追ってラスト12.2秒で相手を突き放した。1度使って走りに余裕がある。

★ダイメイビッグボス
函館芝で2頭併せで強めに追って遅れた。逆手前で走りラスト11.6秒。1週前に南Wで馬なりのままラスト11.5秒で先着。1週前の動きは良かったが、最終調教で少し割り引き。


レース回顧

2026年 7月19日(日) 1回函館12日  天候: 晴   馬場状態: 重 
11R  第58回函館2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指)  芝 1200m   13頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 4  5  フェリチタ         牝 2 横山和生  55  1.10.4 35.6  9 442 (栗)鈴木孝志
2 6  9  イモージェン       牝 2 佐々木大  55  1.10.4 35.9  2 434 (栗)池添学
3 2  2  ダイシンドラゴン   牡 2 丹内祐次  55  1.10.7 35.6  8 446 (栗)高橋一哉
4 7 10  ノリヤンモーニン   牡 2 浜中俊    55  1.10.8 36.6  5 466 (栗)佐藤悠太
5 7 11 $シグレ             牝 2 武豊      55  1.10.8 36.4  1 442 (栗)武英智
6 5  7  ショウナンカノア   牝 2 池添謙一  55  1.11.0 35.7  6 462 (栗)清水久詞
7 3  3  セタキト           牡 2 斎藤新    55  1.11.1 36.3  7 472 (美)伊坂重信
8 4  4  アルテクィーン     牝 2 鮫島克駿  55  1.11.3 36.0 10 458 (栗)杉山晴紀
9 1  1  ダマスク           牡 2 黛弘人    55  1.11.3 35.7 13 434 (美)伊藤圭三
10 8 12  ダイメイビッグボス 牡 2 横山武史  55  1.11.4 36.4  4 458 (美)武井亮
11 6  8  クロリス           牝 2 岩田康誠  55  1.12.0 36.4 11 460 (栗)高橋一哉
12 8 13  ロンドンガーズ     牡 2 北村友一  55  1.12.1 37.5  3 444 (栗)前川恭子
13 5  6  ウンスイ           牡 2 横山琉人  55  1.12.9 37.8 12 470 (美)和田正一
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LAP :12.2-11.0-11.0-12.0-12.0-12.2
通過:34.2-46.2-58.2-70.4  上り:70.4-58.2-47.2-36.2  平均:1F:11.73 / 3F:35.20
単勝   5 \2360 
複勝   5 \650 / 9 \170 / 2 \430 
枠連   4-6 \1750 (6) 
馬連   05-09 \3630 (15) 
ワイド 05-09 \1330 (17)/ 02-05 \3380 (41)/ 02-09 \960 (9) 
馬単   05-09 \10120 (39) 
3連複 02-05-09 \11530 (43/286) 
3連単 05-09-02 \79530 (275/1716) 

フェリチタは5番枠から5番手を進み、直線で外からメンバー最速タイの35.6秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分10秒4(重)。ノリヤンモーニンが逃げて前半3F34.2秒。上がりは36.2秒、ラップは12.0−12.0−12.2秒。重馬場でも流れが速くなり、上がりが掛かるレースになった。フェリチタは新馬戦を逃げて圧勝したが、今回は控えて差すレースで優勝。新馬戦を逃げ切った馬は不振だが、新馬戦を最速上がりで後続を引き離し、外から前を交わす調教をしていた。そのあたりから差すレースができるとみて穴馬で狙ったが9番人気で激走した。レースセンスが良く、芝1400mにも対応できそうな馬。秋はファンタジーSあたりを使って距離適性を見極めることになりそうだ。

イモージェンは9番枠スタートから3番手を進み、勝負どころで内ラチ沿いの2番手につけ、直線で少し外に持ち出すとメンバー5位の35.9秒で上がってクビ差の2着。佐々木騎手がロスなく立ち回って直線で目一杯に追ったが、最後はフェリチタに切れ負けした。新馬戦のラスト2Fは11.5−11.0秒で尻上がり。前脚を掻き込む走法で道悪をこなせるとみていたがその通りだった。父サリオスを小柄にしたような馬。次走は距離を延ばしてファンタジーSになりそうだ。

ダイシンドラゴンは2番枠から内ラチ沿いの7番手を進み、4コーナーから直線で外に出すとメンバー最速タイの35.6秒で上がって0.3秒差の3着。函館リーディングの丹内騎手がロスなく進め、上手く外に出して8番人気を持ってきた。函館芝1200mの未勝利戦を1分10秒2で勝った馬。函館2歳Sは遅いタイムで初勝利を挙げた馬が激走する傾向がある。ビッグアーサー産駒。今後も芝1200mを使って行くことになる。

シグレは11番枠から2番手につけ、メンバー8位タイの36.4秒で上がって0.4秒差の5着。道中外から来られると力んで走っていた。武豊騎手は重馬場にノメっていたとコメント。新馬戦を逃げて馬なりのまま6馬身差で圧勝したが、逃げれなったこと、重馬場が堪えたか。フェリチタは差すレースでクリアしたが、シグレは新馬戦を逃げ切った馬が不振というデータがモロに当て嵌まった。馬体、仕上がりは良さそうだった。



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