クイーンS
2026/8/2 札幌競馬場 芝1800m

レース展望

過去10年で1番人気は[4−2−1−3]で6連対。関東馬[0−1−0−1]、関西馬[4−1−1−2]で優勝は関西馬のみ。2番人気は[2−2−1−5]で4連対、3番人気は[1−0−2−7]で1連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は6倍、63倍、39倍、30倍、8倍で3年が中穴決着。1、2番人気に人気薄を絡めて中穴以上を狙う馬券作戦が有効。

前走連対した馬は4連対のみ。前走1着は[2−1−2−20]で3連対。前走条件戦を勝った馬は[0−1−1−13]で1連対のみ。前走重賞で8着以下に負けた馬が10連対。前走重賞なら着順不問。前走ヴィクトリアマイルは[4−3−3−18]で3、4、8、9、13、14、18着馬が1〜4番人気で連対した。高速決着になるヴィクトリアマイルで負けた馬が小回りの芝1800mで人気になって巻き返している。

エリカエクスプレスは昨年の秋華賞で逃げてエンブロイダリーに半馬身差の2着。今年は中山牝馬S(稍重)で3番手から伸び切れず0.2秒差の2着、ヴィクトリアマイルは逃げて1分31秒4で走り0.5秒差の4着。脚質的に小回りの芝1800mは合いそうなタイプだが、北海道の洋芝は初めて。過去10年で逃げ馬は[1−0−1−8]で1連対のみ。過去10年で武豊騎手は[0−1−0−5]。睨みをきかせてマイペースか。

ココナッツブラウンは昨年のクイーンSを出遅れて後方から勝負どころで押し上げて直線で馬群に突っ込むと最速の34.0秒で上がって頭差の2着。札幌記念は出遅れて後方から3位の35.5秒で追い込んで0.2秒差の2着。その後はエリザベス女王杯5着、小倉牝馬S3着、ヴィクトリアマイル5着と掲示板を確保。滞在もあるが、北海道の洋芝[2−3−0−0]の巧者。北村友騎手が昨年より前で進めて切れる脚を使えれば。

クイーンS&福島牝馬S勝ち馬コガネノソラ、巴賞勝ち馬ヴーレヴー、アイルランドT&中山金杯2着アンゴラブラック、函館記念2着馬ケリフレッドアスク、ファンタジーS勝ち馬フェスティバルヒル、阪神牝馬S3着馬ルージュソリテール、小倉牝馬S2着馬ボンドガール、2連勝でOP入りしたカテリーナなど。ケリフレッドアスクは57キロ、クリノメイ、コガネノソラは56キロを背負う。3歳馬フェスティバルヒルは52キロ。

コガネノソラは芝1800m[5−0−1−2]でクイーンS(51キロ)、福島牝馬S(55キロ)を優勝。前走府中牝馬Sは内有利な馬場で外を回って0.8秒差の5着。持久力があるゴールドシップ産駒。56キロを克服して丹内騎手が持ってくるか。ヴーレヴーは前走巴賞で2番手から3位タイの35.4秒で上がって1分47秒1で3馬身半差で圧勝。マイユニバースのコンビ。前走走り過ぎた影響がなければ。アンゴラブラックは中山金杯まで[4−3−0−1]、その後は中山牝馬S13着、新潟大賞典10着。前2走は56キロだった。


レース回顧

2026年 8月 2日(日) 1回札幌4日  天候: 晴   馬場状態: 良 
11R  第74回北海道新聞杯クイーンS
3歳以上・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(特指)  芝 1800m   14頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 5  7  ココナッツブラウン 牝 6 北村友一  55  1.46.1 34.1  1 458 (栗)上村洋行
2 7 11  コガネノソラ       牝 5 丹内祐次  56  1.46.2 34.4  3 468 (美)菊沢隆徳
3 8 14  ヴーレヴー         牝 4 横山典弘  55  1.46.2 35.0  4 498 (栗)武幸四郎
4 6  9  エリカエクスプレス 牝 4 武豊      55  1.46.3 35.2  2 472 (栗)杉山晴紀
5 3  3  カテリーナ         牝 5 浜中俊    55  1.46.6 34.6 10 470 (栗)田中克典
6 8 13  ルージュソリテール 牝 4 西塚洸二  55  1.46.7 35.3  9 438 (栗)藤原英昭
7 3  4  リラボニート       牝 5 鮫島克駿  55  1.46.9 35.2 11 472 (栗)須貝尚介
8 2  2  ケリフレッドアスク 牝 4 横山武史  57  1.47.0 34.7  5 462 (栗)藤原英昭
9 4  5  アンゴラブラック   牝 5 岩田康誠  55  1.47.0 35.4  6 474 (美)尾関知人
10 7 12  ボンドガール       牝 5 佐々木大  55  1.47.1 34.7  8 464 (美)手塚貴久
11 4  6  クリノメイ         牝 4 富田暁    56  1.47.5 35.0 14 448 (栗)須貝尚介
12 1  1  フレミングフープ   牝 5 吉田隼人  55  1.47.6 35.8 12 500 (栗)友道康夫
13 5  8 *エラトー           牝 5 舟山瑠泉  55  1.47.8 36.5 13 512 (栗)上村洋行
14 6 10  フェスティバルヒル 牝 3 西村淳也  52  1.49.3 37.8  7 466 (栗)四位洋文
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LAP :12.3-11.2-11.7-12.0-12.0-11.9-11.6-11.7-11.7
通過:35.2-47.2-59.2-71.1  上り:70.9-58.9-46.9-35.0  平均:1F:11.79 / 3F:35.37
単勝   7 \290 
複勝   7 \130 / 11 \230 / 14 \320 
枠連   5-7 \770 (3) 
馬連   07-11 \1120 (2) 
ワイド 07-11 \450 (2)/ 07-14 \900 (9)/ 11-14 \1940 (22) 
馬単   07-11 \1790 (3) 
3連複 07-11-14 \5560 (14/364) 
3連単 07-11-14 \22210 (49/2184) 

ココナッツブラウンは7番枠スタートから11番手を進み、勝負どころで外を回って4番手に押し上げるとメンバー最速の34.1秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分46秒1。エリカエクスプレスが逃げて前半5F59.2秒、上がり35.0秒、ラップは11.6−11.7−11.7秒。エリカエクスプレスが逃げてヴーレヴーが2番手でマークして進めたことで中団に大きくラップが落ちず、いい脚を長く使え、決め手がある馬に有利なレースになった。

ココナッツブラウンは道中コガネノソラの直後をマークして進み、勝負どころでコガネノソラの外から上がって最速上がりで差し切った。コガネノソラは外から来られてスムーズさを欠いている。乗り慣れた北村友騎手の考えられた騎乗で1番人気で重賞初制覇を飾った。これで北海道では[3−3−0−0]。滞在競馬、洋芝が合っている。昨年はクイーンS2着、札幌記念2着。中1週になるが、今年も札幌記念に使ってくるか。北村友騎手は史上9人目の全十場重賞制覇を達成した。

コガネノソラは9番手の外からメンバー2位の34.4秒で上がって0.1秒差の2着。勝負どころでココナッツブラウンに外から来られてごちゃつき、ココナッツブラウンに先を越されたことが響いた。ココナッツブラウンが来る前に自分から動いていれば際どいレースになったかもしれない。昨年のクイーンS勝ち馬でココナッツブラウンより1キロ重い56キロを背負っており実質は勝ちに等しい内容。これで芝1800mは[5−1−1−2]。芝1800mが合うため、今後はひと息入れてアイルランドTになりそうだ。

ヴーレヴーは大外14番枠から2番手を進み、メンバー6位タイの35.0秒で上がって0.1秒差の3着。2着コガネノソラとはクビ差。逃げたエリカエクスプレスをマークして進め、最後にエリカエクスプレスを交わして3着を確保。前走巴賞を2番手から1分47秒1(重)で3馬身半差で圧勝したのはダテではなかった。昨年エルフィンSを勝った馬が大不振に陥ったが、ひと息入れて北海道にきて巴賞1着、クイーンS3着と復調してきた。馬体の造りもそれに伴って良くなってきている。

エリカエクスプレスは前半5F59.2秒で逃げ、メンバー8位タイの35.2秒で上がって0.2秒差の4着。ずっとヴーレヴーに外からマークされてラップを落とせず、かつ開催2週目でも荒れた馬場も影響して粘り込めなかった。武豊騎手は結果的にマイルがベストなのかもしれないとコメント。これで中山牝馬S、ヴィクトリアマイル、クイーンSと3戦連続で4着。昨年の秋華賞2着馬が復調に手間取っているが、馬場、流れなど条件が合うマイル戦に使えば、あっさり勝ってもおかしくない。



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