アイビスSD
2026/8/2 新潟競馬場 芝1000m

レース展望

過去10年で1番人気は[4−3−0−3]で7連対。21年までは[4−2−0−0]だったが、22年以降は[0−1−0−3]で1連対のみ。2番人気は[2−5−0−3]5連対、3番人気は[1−1−1−7]で2連対。6〜9番人気は4連対、10番人気以下は[0−0−4−76]。過去5年の馬連は10倍、30倍、125倍、25倍、12倍。23年は上位人気馬が崩れ、9−6番人気で万馬券が飛び出した。

459キロ以下は[2−1−0−21]で連対した3頭は1、2番人気で51キロの3歳牝馬と2番人気で55キロの4歳牝馬。小柄な馬は人気の牝馬のみ。470キロ前後が5勝。馬格があり斤量が軽い馬が勝つことが多い。直線1000mは外枠が有利。23年を除き6枠より外が連対。連対馬15頭が9番枠より外。1枠は[0−0−2−17]で不振。23年は2枠の馬が差して勝ったが、21年のアイビスSD勝ち馬だった。

ピューロマジックは葵S、北九州記念、アイビスSD、函館スプリントSを勝った実力馬。前走函館スプリントSは前半3F33.4秒で逃げ、8位タイの34.0秒で上がって1分7秒4(稍重)で優勝。パドックでは少しテンションが高かったが、夏場に調子を上げるタイプで馬体の張りは良くなっていた。昨年のアイビスSDは11番手から最速の31.3秒で差し切り53秒7のレコードと同タイムで優勝。昨年は55キロでルメール騎手、今年は56キロで松山騎手。高速馬場で良馬場なら流れ次第でレコードが出る可能性がある、

アメリカンステージはUAEのマハブ・アル・シマール(G3、ダ1200m)勝ち馬。芝では[1−1−1−0]で中京2歳S1着、韋駄天S2着、青函S3着。韋駄天Sはエコロレジーナに半馬身差の2着に負けたが、斤量3.5キロ差から2キロ差に縮まる。芝&ダートで逃げたときは[3−2−0−0]で連対を確保。25年以降のJRA重賞で矢作厩舎は[0−1−7−68]で連対率1.3%、過去10年で戸崎騎手は[0−0−1−5]。4月以降の重賞で戸崎騎手は[0−2−1−15]。ベリベリホース待ちのファンは多い(笑)

韋駄天S勝ち馬エコロレジーナ、過去2年のアイビスSD2、3着のテイエムスパーダ、24年の京阪杯勝ち馬ビッグシーザー、昨年のアイビスSD3着馬ウイングレイテスト、駿風S(3勝C)勝ち馬シュラフ、邁進特別(2勝C)勝ち馬カウンターセブンなど。エコロレジーナは直線1000m[3−0−2−2]で前走韋駄天Sを逃げて55.1秒(稍重)で優勝。今回は1キロ増の55キロ。直線1000m得意な菊沢騎手が騎乗する。テイエムスパーダは7〜9月の重賞で逃げたときは[2−1−0−1]。国分恭騎手は24年のアイビスSDをモズメイメイで勝っている。


レース回顧

2026年 8月 2日(日) 2回新潟4日  天候: 晴   馬場状態: 良 
7R  第26回アイビスサマーダッシュ
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指)  芝 1000m・直線   17頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 3  6  ピューロマジック   牝 5 田辺裕信  56  0.53.5 31.7  1 460 (栗)安田翔伍
2 6 11  ロードトレイル     牡 5 大野拓弥  57  0.54.0 32.0 14 478 (栗)藤岡健一
3 2  4  カウスリップ       牝 4 津村明秀  55  0.54.1 32.2 10 556 (美)中舘英二
4 8 17  ビッグシーザー     牡 6 荻野極    57  0.54.2 32.0  4 520 (栗)杉山晴紀
5 8 16 $アメリカンステージ 牡 4 戸崎圭太  57  0.54.3 32.3  2 514 (栗)矢作芳人
6 5 10  エコロレジーナ     牝 6 菊沢一樹  55  0.54.4 32.1  3 504 (美)菊沢隆徳
7 1  1  ウイングレイテスト 牡 9 松岡正海  58  0.54.5 32.3  6 504 (美)畠山吉宏
8 3  5  ベルギューン       牝 4 菱田裕二  55  0.54.5 32.0 12 500 (栗)牧浦充徳
9 7 13  テイエムスパーダ   牝 7 国分恭介  56  0.54.5 32.4  5 500 (栗)小椋研介
10 7 14  ブーケファロス     牡 6 石橋脩    57  0.54.6 32.1 17 456 (美)清水英克
11 1  2 $デュガ             セ 7 江田照男  57  0.54.7 32.3 15 480 (栗)森秀行
12 4  7  バグラダス         牡 6 杉原誠人  57  0.54.7 32.0 11 488 (美)嘉藤貴行
13 6 12  クムシラコ         牡 8 原優介    57  0.54.7 32.2  7 470 (美)千葉直人
14 5  9  カウンターセブン   牡 4 三浦皇成  57  0.54.9 32.1  9 510 (美)村田一誠
15 2  3  ミカッテヨンデイイ 牝 6 小林脩斗  55  0.54.9 32.1 16 434 (美)室井潔
16 8 15  アタリダイキチ     牡 4 武藤雅    57  0.55.0 31.8 13 490 (美)西田雄一
17 4  8  シュラフ           牝 4 嶋田純次  55  0.55.3 32.2  8 440 (美)佐藤吉勝
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LAP :11.7-10.1-10.4-10.4-10.9
通過:32.2-42.6-53.5  上り:53.5-41.8-31.7  平均:1F:10.70 / 3F:32.10
単勝   6 \270 
複勝   6 \160 / 11 \1280 / 4 \720 
枠連   3-6 \2750 (11) 
馬連   06-11 \14560 (34) 
ワイド 06-11 \4190 (39)/ 04-06 \2000 (22)/ 04-11 \16370 (88) 
馬単   06-11 \22080 (61) 
3連複 04-06-11 \92420 (193/680) 
3連単 06-11-04 \462350 (912/4080) 

ピューロマジックは6番枠からスタートを決めて外に切れ込みながら先頭に立ち、メンバー最速の31.7秒で上がって3馬身差で圧勝した。勝ちタイム53.5秒は02年アイビスSDを勝ったカルストンライトオの53.7秒を0.2秒上回るレコードタイム。レースラップは11.7−10.1−10.4−10.4−10.9秒。昨年のアイビスSDは11番手からメンバー最速の31.3秒で差し切ったが、今年は昨年より1キロ重い56キロを背負い、逃げて最速上がりを繰り出したように昨年より強いレースをしている。

ハナを切ってもタメが利くようになってきており、5歳になって馬がさらに進化してきている。函館スプリントS、アイビスSDを連勝してサマースプリントシリーズは20ポイントでトップに立ち、優勝の可能性が高くなってきた。これまでスプリント重賞5勝は全て直線が平坦なコース。昨年は中山のスプリンターズSを使って8着。全面野芝の中山は夏の新潟の適性がリンクすることが多いが、直線の急坂の克服がポイントになる。

ロードトレイルは11番枠から3番手につけ、メンバー3位タイの32.0秒で上がって0.5秒差の2着。3勝クラスを15戦して勝てなかった馬が格上挑戦で14番人気で穴をあけた。前半馬群に埋もれそうになったが、大野騎手が上手く捌いてスペースを確保し3番手につけられたことが大きかった。ビッグシーザー、エコロレジーナがスムーズさを欠いたこともプラスに働いている。3走前の駿風S(3勝C)で56.7秒で走ってクビ差の2着があったが、走破タイムが遅く、格上挑戦では14番人気も当たり前か。

カウスリップは4番枠から2番手につけ、メンバー11位タイの32.2秒で上がって0.6秒差の3着。最後にロードトレイルに頭差競り負けた。前4走3勝クラスで9、10、5、3着に負けた馬が格上挑戦で10番人気で激走した。前走駿風S(3勝C)は56.8秒で走って2着ロードトレイルにクビ差の3着。タイムが遅い駿風Sの結果をどう評価するのかがポイントだった。

ビッグシーザーは17番枠から6番手につけ、メンバー3位タイの32.0秒で上がって0.7秒差の4着。直線でカウスリップ、ロードトレイルが内から前に入ってきたことで少し減速して内に切れ込むロスがあった。2着ロードトレイルとは0.2秒差。スムーズなら2着争いに加われたかもしれない。

アメリカンステージは16番枠から3番手につけ、メンバー14位タイの32.3秒で上がって0.8秒差の5着。外枠から外ラチ沿いを進んだが、ジリジリとしか伸びず、マークしていたピューロマジックに突き放された。有利な外枠から外ラチ沿いを進んでスムーズだっただけに力負けなのだろう。

エコロレジーナは10番枠から8番手につけ、メンバー7位タイの32.1秒で上がって0.9秒差の6着。ビッグシーザーの後ろから伸びてきたが、馬込みで進めたぶんもあり伸び切れなかった。前走韋駄天Sを逃げて55.1秒(稍重)で勝ったが、今回は速い流れで前に行けなかったことが堪えた。



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