札幌記念
2026/8/16 札幌競馬場 芝2000m

レース展望

過去10年で1番人気は[0−3−3−4]で3連対。1番人気は現在14連敗中。単勝2倍台は[0−0−2−1]、3倍台は[0−0−0−2]で連対なく不振。2番人気は[4−2−0−4]で6連対、3番人気は[2−1−0−7]で3連対。6〜9番人気は3連対、10番人気以下は2連対。過去5年の馬連は4倍、9倍、136倍、46倍、71倍。23年は2−9番人気で万馬券。人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

関東馬は[5−2−4−43]、関西馬は[5−8−6−69]。6番人気以下では、関東馬は[1−0−1−29]、関西馬は[1−3−1−56]。穴で芝2000m重賞で連対がある差しタイプの関西牡馬を絡めたい。6番人気以下で連対した5頭は前走重賞で7、9、10、14、15着に負けていた。5頭のうち4頭に芝2000m重賞で連対があった。穴で前走重賞で7着に以下に負けた芝2000m重賞実績馬を絡めたい。

アドマイヤテラは24年の菊花賞で早めに捲って2着ヘデントール(25年天皇賞春1着)にハナ差の3着。今年は阪神大賞典を3分2秒0のレコードで3馬身差で圧勝。前走天皇賞(春)は12番手から2位の34.7秒で追い込んで0.1秒差の3着。外を回っていい脚を長く使っている。芝2000mは[2−0−0−1]、札幌では芝2600mの阿寒湖特別で2着がある。札幌記念の後は凱旋門賞に直行する。坂井騎手が騎乗する。

ショウヘイは[3−2−1−3]で昨年のダービー3着、京都新聞杯1着、AJCC1着がある。G2以下は[3−2−0−1]。前走大阪杯は5番手から伸び切れず1.2秒差の10着。メイショウタバルが飛ばす展開が合わなかったか。北海道の洋芝は今回が初めて。友道厩舎はアドマイヤテラと2頭出し。今年3月28日以降の重賞で川田騎手は[0−3−4−15]。7月以降は2、2、2、1番人気で10、4、10、9着。

中日新聞杯&金鯱賞勝ち馬シェイクユアハート、エプソムC5着馬サクラファレル、日経賞3着馬ローシャムパーク、中山記念2、3着のエコロヴァルツ、函館記念5着馬マジックサンズ、新潟大賞典勝ち馬グランディアなど伏兵は数多い。シェイクユアハートは芝2000m[5−7−4−4]で重賞は[2−1−0−1]で中日新聞杯1着、金鯱賞1着、小倉記念2着。札幌では芝2000mの1勝Cを2分1秒7(稍重)で3馬身半差で圧勝している。右回りの芝2000m、良馬場、古川吉騎手では[1−5−2−1]で複勝率89%。

サクラファレルは前走エプソムCを2番手から伸び切れず0.3秒差の5着。東京で上がり勝負になり切れ負けした。北海道では2戦2勝で湯浜特別(1勝C)、藻岩山特別(2勝C)を逃げて勝っている。得意の洋芝で真価を発揮するか。今年の重賞で佐々木騎手は[0−5−3−23]。ローシャムパークはオールカマー1着、大阪杯、BCターフで2着がある実力馬。今年の日経賞は10番手から2位の35.5秒で上がって0.2秒差の3着。北海道では23年に函館記念を勝っている。今年の重賞で池添騎手は[0−0−3−23]。


調教診断

★サクラファレル
函館ダで2頭併せで馬なりのまま先着。活気がありしっかりとした脚捌きで余力十分。1週前に函館ダで馬なりのままラスト12.0秒で先着。久々も乗り込んでデキは上向き。

★ショウヘイ
函館芝で馬なり調教。しなやかなフットワークでラスト11.5秒。1週前に栗CWで2頭併せで軽く仕掛けて先着。前向きさがありラスト11.4秒。久々も上々の仕上がり。

★シェイクユアハート
函館Wで2頭併せで馬なりのまま先着。重心の低いフットワークでラスト12.1秒。1週前に函館Wで強めに追ってラスト12.2秒。G1後になるが、一連のデキをキープ。

★アドマイヤテラ
函館芝で馬なり調教。軽快なフットワークでラスト11.6秒。1週前に函館芝で2頭併せで強めに追ってラスト11.3秒で先着。ここが目一杯ではないが、まずまず仕上がる。

★ローシャムパーク
函館ダで2頭併せで馬なりのまま先着。大型馬で少しズブいが走りに余裕がある。1週前に南Wで3頭併せで馬なりのままラスト11.4秒で併入。乗り込んでまずまず仕上がる。

次点(上位5頭に入らなかった馬)
☆ホウオウビスケッツ
☆エコロヴァルツ


レース回顧

2026年 8月16日(日) 1回札幌8日  天候: 晴   馬場状態: 良 
11R  第62回札幌記念
3歳以上・オープン・G2(定量) (国際)(特指)  芝 2000m   16頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 8 15  シェイクユアハート 牡 6 古川吉洋  58  1.58.2 34.6  3 450 (栗)宮徹
2 4  8  サクラファレル     牡 4 佐々木大  58  1.58.6 35.2  5 514 (美)堀宣行
3 7 14  レディネス         牡 4 横山典弘  58  1.58.8 35.4 10 500 (栗)昆貢
4 3  6  ローシャムパーク   牡 7 池添謙一  58  1.58.8 35.1  9 506 (美)田中博康
5 7 13  グランディア       セ 7 西村淳也  58  1.58.9 35.4  6 488 (栗)中内田充
6 2  4  マジックサンズ     牡 4 横山和生  58  1.59.0 35.3  4 518 (栗)須貝尚介
7 4  7  ショウヘイ         牡 4 川田将雅  58  1.59.2 35.9  1 464 (栗)友道康夫
8 5  9  マイネルモーント   牡 6 斎藤新    58  1.59.3 35.2 12 466 (美)高木登
9 5 10  アドマイヤテラ     牡 5 坂井瑠星  58  1.59.4 36.1  2 494 (栗)友道康夫
10 8 16  ホウオウビスケッツ 牡 6 岩田康誠  58  1.59.5 36.4  8 504 (美)奥村武
11 6 12  ゼンダンハヤブサ   牡 4 酒井学    58  1.59.5 35.6 13 444 (栗)橋田宜長
12 6 11  アラタ             牡 9 大野拓弥  58  1.59.7 35.4 15 472 (美)和田勇介
13 2  3  ピンクジン         牝 6 黛弘人    56  2.00.0 36.1 16 448 (美)室井潔
14 1  2  イガッチ           牡 4 吉田隼人  58  2.00.7 37.1 11 488 (栗)笹田和秀
15 1  1  オニャンコポン     セ 7 横山琉人  58  2.00.7 37.2 14 462 (美)小島茂之
16 3  5  エコロヴァルツ     牡 5 横山武史  58  2.00.8 36.9  7 494 (栗)牧浦充徳
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LAP :12.4-10.2-11.6-12.8-12.4-11.8-11.9-11.8-11.9-11.4
通過:34.2-47.0-59.4-71.2  上り:71.2-58.8-47.0-35.1  平均:1F:11.82 / 3F:35.46
単勝   15 \680 
複勝   15 \260 / 8 \320 / 14 \970 
枠連   4-8 \690 (2) 
馬連   08-15 \3020 (14) 
ワイド 08-15 \1150 (15)/ 14-15 \4320 (42)/ 08-14 \5750 (50) 
馬単   15-08 \5920 (24) 
3連複 08-14-15 \43170 (127/560) 
3連単 15-08-14 \197490 (605/3360) 

シェイクユアハートは15番枠から12番手を進み、3、4コーナーで8番手に押し上げると大外からメンバー最速の34.6秒で差し切って2馬身半差で圧勝した。勝ちタイム1分58秒2は08年札幌記念のタスカータソルテの1分58秒6を0.4秒上回るレコード。ホウオウビスケッツが逃げて前半5F59.4秒、後半5F58.8秒、上がり35.1秒。後半5Fのラップは11.8−11.9−11.8−11.9−11.4秒。2コーナーでラップが12.8秒に落ちたところで外からアドマイヤテラが上がって2番手につけたことで流れが速くなり、末脚の持続力と決め手が問われるタフなレースになった。

シェイクユアハートは4コーナーで8番手に押し上げたときに手応えが良く、大外から豪快に差し切ってレコードで圧勝。中日新聞杯、金鯱賞を勝った馬がさらにパフォーマンスを引き上げた。これで右回りの芝2000m、良馬場、古川吉騎手では[2−5−2−1]で複勝率90%。前走重馬場の宝塚記念では惨敗したが、良馬場の芝2000mでは堅実に走っている。奥手の馬が多いハーツクライ産駒の6歳馬が本格化した。58キロを背負って外枠から外を回ってレコードで圧勝したことでG1が視野に入る。中日新聞杯、金鯱賞を勝っており左回りもOK。今後はひと息入れて天皇賞(秋)に直行することになりそうだ。

サクラファレルは8番枠から6番手を進み、勝負どころで2番手に押し上げるとメンバー3位タイの35.2秒で上がって0.4秒差の2着。大外枠のホウオウビスケッツがハナを主張して飛ばしたため、好位の外に控え、4コーナーでショウヘイの外から上がって行ったが、最後の直線で外からショイクユアハートに交わされた。それでも重賞で馬券圏内がない馬が3、4コーナーで外をブン回して2着に入り、パフォーマンスを引き上げた。これで芝2000mは[2−1−0−0]で連対を確保。適度に上がりが掛かる洋芝も合うのだろう。今年の重賞で佐々木騎手は[0−6−3−23]で6回目の2着となった。

レディネスは14番枠から内ラチ沿いの3番手を進み、メンバー6位タイの35.4秒で上がって0.6秒差の3着。最後まで内ラチ沿いを通って10番人気で激走した。内から2〜4頭分は荒れていたが、最内はそれほど荒れていなかった。外枠からそれを上手く生かしている。前走22キロ減った馬体が札幌滞在で16キロ戻ったことも良かったのだろう。成績にムラはあるが、勝つときは強いレースをしていた馬がG2で3着に入ってパフォーマンスを引き上げた。まだキャリアは9戦。昆調教師が鍛えれば化ける可能性がある。

ローシャムパークは10番手からメンバー2位の35.1秒で上がって0.6秒差の4着。3着レディネスとはクビ差。直線で外に出せず内を突いたが、レディネスとホウオウビスケッツが前にいて少し脚を余した。池添騎手がコメントしたように4コーナーから直線でアドマイヤテラとホウオウビスケッツの間を捌ければ3着があったかもしれない。7歳馬でも調教で動いており、レースを見ても大きな衰えはない。こういうレースを続けていけば、どこかで激走がありそうだ。

ショウヘイは7番枠から4番手の外を進み、3コーナーで2番手に押し上げ、メンバー10位の35.9秒で上がって1.0秒の7着。前走大阪杯で折り合いを欠いて自滅したため、川田騎手が好位の外につけて折り合いをつけたが、向こう正面でアドマイヤテラが外から上がって前に入ったことで力みながら走っていた。ある程度流れて後半5F58.8秒で全て11秒台のラップ。この流れで外を回って早めに動いては厳しかった。距離はもっと長い方が合っている。次走は重賞2勝している芝2200mのオールカマーになりそうだ。

アドマイヤテラは10番枠から8番手の外を進み、3コーナーで2番手に押し上げたが、直線で一杯になって1.2秒差の9着。上がりはメンバー11位タイの36.1秒。坂井騎手はタメても伸びるタイプではないためペースが緩んだところで上がって行ったとコメント。長距離戦の緩い流れで好走してきた馬だけに芝2000mのある程度流れた展開で早めに動いた後に後半5F58.8秒(全て11秒台のラップ)で苦しくなったのだろう。凱旋門賞の壮行レースで情けない負け方だったが、予定通り凱旋門賞に向かうことになった。



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