東京ﾊｲｼﾞｬﾝﾌﾟ
相馬眼予想

重賞昇格後4年の連対馬は全馬が1～4番人気｡広い東京ｺｰｽで紛れが少ないためｵｰﾌﾟﾝで実績のある人気馬が活躍している｡本命決着が多いが､1番人気が連を外すと2～4番人気の組み合わせで中穴になるのが特徴｡

今回の1番人気はｳｲﾝﾏｰﾍﾞﾗｽ｡京都ｼﾞｬﾝﾌﾟSを勝ち､障害4戦3勝3着1回の好成績だが東京は初ｺｰｽ｡平地時代に走っていると言っても過信は禁物だろう｡さらにﾊｲｼﾞｬﾝﾌﾟというだけあって障害が若干高く設定される｡ｳｲﾝﾏｰﾍﾞﾗｽは飛越はだいぶ上手くなってきたが､時折雑な飛越も見られるだけに若干不安が残る｡今の勢いと直線での切れ味は魅力だが､今回は単穴評価に留めたい｡

注目したいのは､ｸｰﾙｼﾞｮｲとｶﾈﾄｼｶﾞﾊﾞﾅｰ｡ｸｰﾙｼﾞｮｲは東京の未勝利戦を勝った内容が優秀｡前走､京都ｼﾞｬﾝﾌﾟSで重賞でも通用することを証明したし､何より馬が充実してきた｡ｶﾈﾄｼｶﾞﾊﾞﾅｰは一昨年のこのﾚｰｽの覇者｡以前は好不調の波が激しかったが､障害馬として馬体が完成し成績が安定してきた｡62ｷﾛも背負い慣れた斤量でｽﾋﾟｰﾄﾞの出る東京ｺｰｽというのも合う｡ｸｰﾙｼﾞｮｲとｶﾈﾄｼｶﾞﾊﾞﾅｰどちらからでも入れそうだが､今の勢いを評価してｸｰﾙｼﾞｮｲを本命､ｶﾈﾄｼｶﾞﾊﾞﾅｰを対抗でいく｡

障害5戦3勝のﾀｲｷｽﾃｨﾝｸﾞは走法から直線が芝というのはややﾏｲﾅｽだが､地力はあるので4番手評価｡あとは前走落馬の煽りを受けて競馬をしていないﾋﾞｯｸﾞﾊﾝﾀｰ､一昨年のこのﾚｰｽでｶﾈﾄｼｶﾞﾊﾞﾅｰの2着したﾕｰｾｲｼｭﾀｲﾝの順｡馬券は◎－○▲を本線にした◎からの馬連流しと馬連○－▲｡3連複なら◎を頭にして残り5頭のﾎﾞｯｸｽの10点が狙い目｡ｵｯｽﾞとﾊﾟﾄﾞｯｸ次第だが､もう少し絞りたいところ｡

◎ｸｰﾙｼﾞｮｲ
○ｶﾈﾄｼｶﾞﾊﾞﾅｰ
▲ｳｲﾝﾏｰﾍﾞﾗｽ
△ﾀｲｷｽﾃｨﾝｸﾞ
注ﾋﾞｯｸﾞﾊﾝﾀｰ
注ﾕｰｾｲｼｭﾀｲﾝ

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