新潟記念
相馬眼予想
日曜朝の時点で新潟は小雨。最初は稍重発表だったがすぐに重馬場に変わった。ここまで馬場が悪化するというのは想定外だが、大きなファクターとなったので少し狙いを変えてみたい。重馬場で有利になるのはキングフィデリアとカンファーベストの2頭。あとダービーレグノもこなす。エイシンハリマオーとエスジービームはどちらかというと良馬場向きだが、ある程度はこなす。ゴーステディは実績はないが、この馬も走法からはある程度はこなしそうだ。
あとラヴァリージェニオとタニノエタニティも重馬場をこなすが、前者はパンチ不足、後者は状態面で評価を下げた。逆に重馬場が気になるのはミデオンビットとカゼニフカレテ。前者は重馬場の実績がなく、よりスタミナが問われるのは良くない。後者は重をこなせないことはないが、行きっぷりの悪さに拍車をかけると追い込んで届くかどうか。新潟記念で活躍が目立つ柴田善騎手だが、ここは強気に無印でいく。
次に展開だが、逃げるのはゴーステディ。馬場が渋ったことで各馬無理をしないのでペースはそれほど早くなることはなさそう。ただしキングフィデリアは昨年で新潟大賞典で2番手から早めに先頭に立って押し切っているだけにイメージはそれだろう。ゴーステディとて父トニービンから受け継いだ息の長い脚を使うので簡単には捕まらない。キングフィデリアが負かすには早めにプレッシャーを駆けて直線で手前を替えさせないようにすること。ゴーステディは昨年のオールカマーでは手前を替えられずに伸びを欠いた。
この点を中館騎手が把握できていれば早めに潰しに行くはず。そうすることで先行各馬が早めに動くようだと馬場が悪くても差し馬にもチャンスが出てくる。その候補はエイシンハリマオー、ダービーレグノ、カンファーベストの3頭。エスジービームは調教の動きが良く狙いたいが、渋った馬場での切れ味は3頭に敵わないとみて無印。ブルーコンコルドも調教の動きがいいが、よりスタミナが問われる重馬場はマイナスと判断した。
さあ最終決断。どの馬からでも入れそうだが、馬券はボックスという前提で一応順位をつける。本命はダービーレグノ。最近の幸騎手の好調ぶりとダービーレグノの重馬場適性を重視した。不良の東京新聞杯や北九州記念で好走しているように馬場悪化は苦にしないタイプ。シンザン記念を勝ったときもかなりの極悪馬場だった。トニービン産駒独特の息の長い末脚はここでは最上位と考えた。
対抗はキングフィデリアを抜擢。馬場が渋ったことで狙い目が出てきた。ゴーステディを早めに潰せれば、かなりの粘り強さを発揮しそうだ。準対抗はエイシンハリマオー。これまで乗り替わりで結果を出してきたように福永騎手で問題ないが、新潟外回り2000mは意外に乗り難しい。その点と重馬場の適性で一枚狙いを下げた。あとはカンファーベスト、ゴーステディの順。
おそらく重馬場でオッズがさらに割れるので馬券は馬連5頭ボックスを選択したい。3連複も5頭ボックスが基本だが、無印にした馬にも少なからずチャンスはありそう。点数が多くなるので、ここでは5頭ボックスを遊ぶ程度に留めたい。
◎ダービーレグノ
○キングフィデリア
▲エイシンハリマオー
△カンファーベスト
注ゴーステディ
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