京成杯AH
レース展望
過去10年で1番人気が7連対、1〜4番人気が計15連対で人気馬の活躍が目立っている。ハンデ戦だが52キロ以下の軽量馬の連対がないのが特徴である程度斤量を背負った馬が活躍している。今夏は北九州記念に登録したエイシンプレストンのハンデが59キロに設定されてから、その後のハンデ戦の斤量が軽く設定されていたが、今回はハンデ戦らしい設定になった。
トップハンデはミレニアムバイオの58.5キロ。昨年の安田記念3着、前走の北九州記念の圧勝を考えると妥当なハンデか。トップハンデは1、2番人気になると[4-2-1-1]で連対率75%。武豊騎手で人気になるのでデータ的には買いだが、これまでは58キロが最も重い斤量なので0.5キロが少し微妙。ただ北九州記念のときより調子を上げた感があるし、開幕週の時計勝負にも対応できるのでメンバー的にみても好勝負できるだろう。負けるとすれば斤量を意識して早めに抜け出した場合か。
あとはボールドブライアンに注目したい。安田記念でミレニアムバイオに0.2秒先着しているのも関わらずハンデ56キロというのは有利。今回は休み明けで仕上がりがカギになるが、かなり乗り込まれているし、気性的に久々を苦にしないタイプなので面白そうだ。全体的にもう少し柔らかさが出て欲しいところはあるが、相馬眼的に高評価できる馬。開幕週の追い込みにくい馬場が課題だが、3頭出しの藤沢厩舎は何らかの手を打ってきそうな気がする。
その他ではロイヤルキャンサー、ハレルヤサンデー、オースミコスモ、オーゴンサンデー、ブレイクタイムあたりだが、夏場使ってきた馬は疲れが出る時期なので調子のいい馬を狙いたい。ロイヤルキャンサーは関屋記念で伸びを欠いたがことで1600mに不安があるが、早めに上がって行ったことも多少影響している。溜めれば切れるし、馬体は本格化を示しているのでまだ見限れない。あとは軽ハンデ馬。これまで連対はないが、3連複で調子のいい馬を絡めたい。
03/09/10
競馬アナリストGM
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