武蔵野S
レース展望

ジャパンCダートの前哨戦になってレベルが高くなったが、今年も好メンバーが揃った。ほとんどがダート重賞実績馬でどの馬からでも入れそうなので予想はかなり難解。オッズはかなり割れそうだ。個人的に興味があるのは、3歳馬サイレントディール。初ダートだが以前から脚捌きがダート向きと言い続けてきただけにこのメンバーでどれだけやれるか楽しみだ。

実績的にビワシンセイキが人気を集めそうだが、ここ2戦は4歳馬に完敗し左回りもこれまで3戦して勝ち星なし。ただ広い東京コースならそう気にすることはないし、厳しいレースになることが多いという点は強調材料。過信はできないが、大きく評価は下げられない。ビワシンセイキを負かしたディエスサンダーとストロングブラッドは馬体に実が入り今が充実期。東京マイルも守備範囲だし、能力的にも十分足りそう。特にストロングブラッドはダト戦4戦4勝。前走かなり厳しいレースで勝ってきたことを評価したい。

あとは相手なりに堅実に走るインタータイヨウ、前崩れの展開という条件はつくがグラスエイコウオーとリージェントブラウなども圏内だろう。今の東京は前に行った馬が粘り込むケースが多いが、それも当日の状態次第。今年のフェブラリーSが行われた週のダートはそれまでとは違って極端に時計の出る状態だった。JRAが馬場に細工をしているとまでは言わないが、当日のダートのレースを見てから予想の微調整をしたいところ。


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