スワンS
有力馬診断

[7 ]ギャラントアロー
1200m得意な馬が揃って激しい競馬になりそうなので、ファルコンSで見せたしぶとさを評価したい。セントウルSでは春とは違う馬体を見せたし、全体的に柔らかさも出てきた。調教は相変わらず動かないが、いつものことなので全く問題ない。1200mのスピードと1600mでも踏ん張れるしぶとさがあるので1400mは十分こなせる距離。切れ味のある馬が差してきても届かないような競馬が理想だが、幸騎手がどう乗るか。

[7 ]ロイヤルキャンサー
芝1400mは[5-1-1-1]でベストの条件。NSTオープンの内容からは重賞でも足りるが、最近はどうも最後伸び切れない。ただマイルの距離が微妙に影響していそうなので、1400mなら変わる可能性は十分。こういう課題の見えている馬に乗せると上手い武豊騎手は魅力。

[7 ]ネイティヴハート
セントウルSで33.4秒の切れ味で5着に来たように決め手は持っている。昨年追い込んで3着だったように追い込んで届かないことが多いので前半から中盤にかけての位置取りがカギ。1200mでも走るが、ベストはこの1400m。鞍上がアンカツというのはイメージに合うのでそろそろ一発ありそう。調教はあまり動かなかったようなので当日の気配に注意したい。

[7 ]ゴッドオブチャンス
ようやく調教の動きが本来のものに近づいた。京王杯SC1着、一昨年のスワンS3着などスピードを生かせる1400mは得意な距離。近走は冴えないが、デキが上向いているので一発あるなら今回かもしれない。菊花賞で強気な騎乗をした藤田騎手がだいぶ京都コースに慣れてきたので注意したい。

[6+]テンシノキセキ
距離1400mはこなせると思うがベストはやはり1200m。1400mのスペシャリストが揃っているのでこなすというだけではどうだろう。ただ本格化しているので、00年にダイタクヤマトが勝ったように勢いで突破する可能性がある。当日の仕上がり次第では少し評価を上げたい。

[6+]テイエムサンデー
京都芝1400mは2戦2勝。シルクロードSを33.3秒の切れ味で勝ったように鋭い決め手が持ち味。1200mベストの馬が揃ったので流れが早くなって前崩れの展開になれば一発ありそう。

[6+]イルバチオ
かなり使い込まれているが、調子をキープできている。1400mも守備範囲だし、京都外回りコースも合う。1枠を引いたので馬群を捌くのが課題だが、上手く捌けるようなら一発あっても驚けない。

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