ジャパンC
調教診断
[9 /]シンボリクリスエス
南Wで3頭併せで軽く仕掛けられると鋭く反応して楽々と先着した。手前の替え方もスムーズで何より馬が走りに前向きなところがいい。前走よりさらに馬体が研ぎ澄まされた印象で良く見せる。ほぼ万全の仕上がり。
[8 -]ネオユニヴァース
栗CWで一杯に追われると鋭い前捌きで最後までしっかり伸びた。使い込むと重心が下がって前脚の捌きが鋭くなるのがこの馬の特徴でダービーのときと雰囲気が似てきた。前走の疲れはなく、好調キープ。
[8 ]アンジュガブリエル
東京芝で馬なりのまま大きなストライドでラスト12.0秒の切れ味。軽めに終始する外国馬が多い中、6F76.4秒を出したことを評価したい。馬体の張り、気配から仕上がりは良さそう。フットワークも東京コース向き。
[7+/]タップダンスシチー
栗CWで一杯に追われて6F81.1秒の1番時計をマークした。いつもはとぼけたところのある馬だが、今回はまじめに走っていた。ひと叩きされたことで馬体が少し引き締まってきた印象。前走より若干良化。
[7+/]サクラプレジデント
南芝で3頭併せの大外を回って楽々と相手を突き放した。豪快なフットワークで最後までまっすぐに伸びたように馬は元気一杯。坂路で仕上げた前走よりむしろ調子は良さそう。
[7+-]ザッツザプレンティ
栗坂でツルマルボーイと併せて馬なりのまま楽々と先着した。先行したので先着は当然。歩様の柔らかさなど前走の方が微妙に良かったように思えるが、動きは悪くない。いい意味で平行線。
[7+ ]イズリントン
東京芝で強めに追われてラスト38.6-12.5秒。バランスのいい馬体でさすがに欧州を代表する牝馬。長距離輸送が続くが、馬体が細く見えないのはいい傾向。もう少し強めに追って欲しいところもあるが、仕上がりは悪くない。
[7 ]ジョハー
東京芝で軽めの内容。左前脚球節の下に擦傷を負ったことで軽めに終始している。ただ馬体の作りが目立ち、馬も元気な姿を見せている。馬体からは相当な能力を秘めていそう。馬の雰囲気を重視してこの評価にした。
[7 -]ツルマルボーイ
栗坂でザッツザプレンティと併せて一杯に追われたが、最後は遅れた。遅れは追走してのもので、52.4秒なら内容的に悪くない。ただ前走から大きく変わってきた印象はない。
[7 ]サラファン
東京芝でキャンター。首を下げて気合の乗った走り。元々腹袋のある馬で太めかどうか見極めにくいが、馬体の張り、気配はまずまず。陣営の歯切れは悪いが、見た目は昨年の変わらない。
[6+ ]デノン
東京芝で馬なりのまま6F77.9秒、ラスト12.8秒を出した。少し細く映るが、こういうタイプの馬なのだろう。伸びのあるフットワークで東京コースは向きそう。ただ全体的な迫力が少し不足している印象もある。
[6+ ]フィールズオブオマー
東京芝で馬なりのまま軽めの内容。大型馬だが、走りにしなやかさがあるのがいい。オーストラリアの馬はもっとビシビシ追うイメージがあるだけに軽めなのが少し気になる。ただ気配は悪くない。
[6+ ]スルーヴァレイ
東京芝で馬なりで4F48.3-35.5-12.0秒。大型馬で少しズブく映るが、パワーは相当なもの。時計が早くなると対応できるかどうか微妙なところもあるが、仕上がりはまずまず。
[6+-]ダービーレグノ
栗坂で一杯に追われてキビキビとした脚捌きで最後までしぶとく伸びた。前走よりキビキビとした感じでこの馬なりに動きは良かった。ただ大きな上積みはなさそう。
[6+-]アクティブバイオ
栗CWで軽く仕掛けられて軽快な脚捌きを見せた。最後は控えたが、馬体の張り、毛づやが良く、前走のデキをキープ。
[6+-]サンライズペガサス
栗坂で一杯に追われて最後は一杯になった。馬場が悪かったこともあるが、もう少しラスト伸びて欲しい。前走より若干良くなりつつあるといった印象。
[6+-]タイガーテイル
東京ダで馬なりで5F73.9と軽めの内容。少し前捌きが硬く映るが前走もそういう面があったので気にする必要はないかもしれない。馬は落ち着いており、いい意味で平行線。
[6+/]アナマリー
東京芝で馬なりのまま軽快な動き。ようやく日本に慣れたのか馬に落ち着きが出てきた。馬体も回復してフックラ見せている。前走より若干良化。
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