ガーネットS
レース展望

昨年からハンデ戦に変更されたガーネットS。馬連は17.8倍止まりも3連複は1679.9倍の大波乱だった。大波乱を演出したのは15番人気のスターキングマン。この時点ではまさか暮れの東京大賞典を制するとは思いもしなかった。ダート短距離路線がほとんどが同じようなメンバーなので荒れにくいが、今回は有力馬のハンデがかなり重くなった。過去7年の3着馬は11、9、10、5、3、8、15番人気と人気薄が突っ込むのがパターン。今年も3連複は高配当を期待したい。

トップハンデは59.5キロのスターリングローズ。秋の復帰戦のシリウスSでは精彩を欠いたが、順調に使われて調子を上げてきた。ベストは1400mだが、JBCスプリントで昨年1着、今年3着と好走しているように1200mも守備範囲。年齢とともに多少ズブさが出てきているので59.5キロで1200mというのは楽な条件ではないが、地力があるのでやはり侮れない。各馬の仕上がり、枠順、展開などから総合的に判断する必要がある。

ハンデ2位は58.5キロのマイネルセレクト。夏に復帰して以来、4戦3勝2着1回とほぼパーフェクト。JBCスプリントではサウスヴィグラスに負けたがハナ差だった。今回は58.5キロだが、500キロを超える大型馬でパワー溢れる走りからそれほど苦にすることはなさそう。むしろ間隔が2ヶ月空いたので仕上がり面がポイントか。最終調教の動き、気配から力を出せるデキかどうか判断したい。今回の鞍上は武豊騎手。ガーネットSと根岸Sを勝ってドバイに行くのが陣営の目標。そのあたりが考慮されての乗り替わりなのだろう。

東京盃を勝ったハタノアドニスはJBCスプリントと同じ57キロが有利に映る。中央在籍時は中山ダ1200mで[5-1-1-1]と得意にしていただけに怖い存在だ。JBCスプリントではマイネルセレクト、サウスヴィグラスを抑えて1番人気だった。あとはアンカツと鞍の合うディバインシルバー、前走は太め残りだったブルーコンコルドも能力的に圏内。他にも狙えそうな馬はいるが、短距離に矛先を向けてきたサンライズキング、中山ダ1200mの新馬戦を6馬身差で圧勝したサーガノヴェルが穴で面白そう。サーガノヴェルは輸送時間の短い中山だと力を発揮する。

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