クリスタルC
レース展望

以前は堅く収まることが多かったが、最近3年は721倍、142倍、120倍で全て万馬券。最近2年は2-12番人気、1-13番人気で人気馬と人気薄で決着している。データ的に軸を決めたら手広く流した方が良さそうだ。ダートで圧勝してきた500キロ超の外国馬が人気になって崩れるケースが目立つが、今回は芝で勝ち星のある馬が人気になりそう。過去10年で外国産馬が16連対と大活躍。今年も外国産馬に注意したい。

タイキバカラとナムラビッグタイムの2頭が人気が集めそうだ。タイキバカラは新馬戦でギミーシェルターを差し切り、2戦目のダート1400mでは逃げてカフェオリンポスを子供扱いした。カフェオリンポスはその後ヒヤシンスSを圧勝している。今回が初めてのスプリント戦というのがポイントになりそう。ただ外国産馬としては馬体は大きくないし、自在性があるのはいい。かなり乗り込んでいるので仕上がりは良さそうだが、最終調教でよく確認したい。

ナムラビッグタイムは1番人気に支持された函館2歳Sは5着に敗れたが、それ以外は全て連対を確保している。馬体が成長して当時とは全く違うし、スプリント能力がかなり高いので、簡単には崩れないだろう。前に行くので、極端に速い流れになった場合にどうかと思うが、地力があるのでしぶとく粘りそうだ。マイネルブルックできさらぎ賞を勝った田村康厩舎は今勢いがあるので怖い。

あとはすずらん賞でナムラビッグタイムを敗ったタイセイブレーブが面白い存在。父はナムラビッグタイムと同じサクラバクシンオーでスプリント能力は高い。時計の速い決着になった場合にどこまで対応できるかが鍵になりそう。他では1200mで安定しているウェディングバレー、デビューから2連勝した内容が良かったナカヤマバスター、堅実に走っているハリーズコメットあたりだろう。あとは前走ダートで圧勝したマルターズスフィアー。出てくれば穴で狙えそう。


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