七夕賞
有力馬診断
[6+]チアズブライトリー
リフレッシュして覇気が戻ってきた。使われながら調子を上げるタイプだが、6ヶ月ぶりの万葉Sで0.2秒差の3着に好走したこともある。トップハンデだが、57キロはこなせる斤量だし、重賞で好走してきた実績を評価したい。ひとつ気になるのは3走前の白富士Sで1番枠スタートして後方のまま惨敗したこと。内々で揉まれずにスムーズなら力は出せるだろう。
[6+]トーセンダンディ
2回使われて徐々に体調アップ。夏場走る馬で7、8月は4戦して3勝2着1回のパーフェクト。走法的に直線の長いコース向きだが、福島でも直線でストライドの大きさを生かしてしぶとく伸びてきそう。最近の成績はひと息だが、3戦まともに使えるのは約2年ぶり。前走のエプソムCで0.3秒差の7着したようにG3なら通用する下地はある。昇り調子という点を評価したい。
[6+]メイショウキオウ
昨年53キロで0.4秒差の5着に敗れ、今年はプラス3キロの56キロ。条件は楽ではないが、今年中京記念とブリリアントSを勝ったように力をつけたのも事実。どちらかというとハンデキャップタイプという印象が強いが、前走はそれだけでは片付けられないしぶとさだった。今回、前に行くのはオープンで実績のない馬。地力のモノを言わせて粘り込むケースは十分考えられる。
[6 ]メジロマントル
調教の動きは良かったが、いつもは坂路で追われるだけに少し馬が戸惑っている感じもあった。ここ2戦は東京芝2000mで逃げ切り勝ち。前々走は稍重、前走は良でも少し渋った。パンパンの良馬場でスピード勝負になったときが課題だが、馬場が少し渋るようなら粘り込みがありそう。メイショウキオウが強気な競馬をして競りかけてきた場合にどこまで踏ん張れるか。
[6 ]ヤマノブリザード
昨年の3着馬。積極的に前に行って粘り込んだように小回りコースの適性は高いとみる。今回は中1週続きで上がり目はなさそうだが、4走前のエイプリルSくらい走れば勝ち負けできそうなメンバー。スローの上がり勝負になると前走のよう差して届かないが、ペースが上がれば末脚が生かせる。鞍上は七夕賞3年連続連対中の田中勝騎手。このレースを知り尽くしている。
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