シリウスS
レース展望

97年に新設されたダートハンデ重賞。過去7年で1番人気は[5-1-0-1]で連対を外したのはオープン勝ちがなく初重賞挑戦だったイソノウイナー。ダートで重賞実績またはオープン2勝以上がある1番人気は人気に応えている。97年に8番人気が連対したが、その後6年の連対馬は全て5番人気以内。軽量馬は不振である程度斤量を背負ったダート実績馬が結果を出している。最近4年は1番人気と5番人気での決着。2、3番人気が意外に不振なので注意したい。

人気になるのは初重賞挑戦のアンタレスSで2着した上がり馬サイレンスボーイ、このレースと関連性の高いプロキオンSの最先着馬(3着)インタータイヨウ。サイレンスボーイは阪神ダ1400mのコーラルSでエイシンハンプトンに2馬身差をつけて勝っており、このメンバーでも十分足りる。8月末から坂路で乗り込まれているが、早い時計が不足気味なのでどこまで仕上がってくるか。阪神ダ1400mは[3-0-1-1]の得意コース。仕上がっていればかなりやれそうだ。岩田騎手も魅力。

インタータイヨウはプロキオンSでニホンピロサートとエイシンハンプトンには負けたが、2年連続で3着と格好はつけた。3番手から直線で抜け出しかけたようにレース内容は昨年より良くなっている。その後はKBC杯1着、サマーCh2着と夏馬ぶりを発揮。昨年のシリウスSは3着だったが、同じようなステップできた今年はどんな結果を出すか。57.5キロは他が軽いぶん有利とは言えないが、こなせる斤量。乗り慣れた秋山騎手が直線で手前を替えられるようなら昨年以上がありそうだ。

あとは東京ダ1400mの欅Sでレコード勝ちしたエコルプレイス、3連勝中のアグネスウイングが人気になりそう。エコルプレイスは球節炎でプロキオンSを回避したのが少し気になるが、8月初めから入念に乗り込んでいるので仕上がってきそう。物凄いパワーの持ち主で坂路の動きも豪快。ダ1400mは[4-1-0-0]でベストの条件。アグネスウイングは春は調子を崩していたが、立ち直ってからは怒涛の3連勝。ここ2走の内容からオープンでも通用する。ただし1200mまでの経験しかなく1400mが未知数。あとはエコルプレイスとの兼ね合いか。

穴っぽいところではBSN賞で4着に好走したタイギャラントに注目したい。レースのレベルはそれほど高くはなかったが、勝ったヒカリジルコニアが東京盃で2着に入った。9ヶ月ぶりの出走で勝ち馬と0.3秒差、しかも上がり3Fはメンバー最速の36.2秒。今年7歳になったが、能力の低下はないようだ。昨年のプロキオンSでは3着のインタータイヨウと0.1秒差の4着。そのときの斤量差1キロが今回は3.5キロに広がる。ダート馬を育てるのが上手い藤沢則厩舎で鍛えられたタイギャラント。エコルプレイスとアグネスウイングが引っ張る展開が嵌れば一発ありそうだ。

2004/09/29
競馬アナリストGM

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